平野啓一郎作品の選び方のポイント3点

まだ若手と呼ばれる小説家ではありながらすでにたくさんの小説を執筆している平野啓一郎さん。そのため、初めて読むという方にとってはどれから読めば良いのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。そこでここでは平野啓一郎さんの作品の中から自分に適した作品を選ぶコツをご紹介していきたいと思います。

ポイント1.受賞作を選ぶ

平野啓一郎さんは芥川賞をはじめ、いくつもの文学賞を受賞したり、ノミネートされています。文学賞を受賞した作品が必ずしも自分に合っているとは限りませんが、多くの人達に支持されていることは確かです。

ちなみに平野啓一郎さんの受賞実績としては無名ないし新人作家が受賞することができる芥川賞を「日蝕」で受賞、人間心理に迫る物語性を持つ作品に贈られる渡辺淳一文学賞を「マチネの終わりに」で受賞、本屋さんが売りたいと思う本がランクインする本屋大賞には対象こそ受賞していないものの何度もランクインしています。受賞作から選びたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ポイント2.長さで選ぶ

平野啓一郎さんの作品には短編小説、長編小説があります。いくつかの短編作品が収録されている短編集は1冊でいくつもの物語を楽しむことが出来るのが最大の魅力です。また、1つ1つの話が短いのでじっくりと読書の時間を取ることができないという方でも手に取りやすく、空いた時間に読むことができます。初めて平野啓一郎さんの作品を読むという方であれば短編から手を出し、気に入った作品があればその作品に似た長編作品を読んでみるというのもおすすめです。

一方長編作品の魅力は短編作品ではしっかりと描ききるのが難しい細部まで作りこんだ世界観に浸れるということです。じっくりと物語を堪能したいという方であれば長編作品を読んでみるのが適しているでしょう。平野啓一郎さんの作品は非常に面白いので一度読み始めると長さを気にせずグイグイと先を読みすすめたくなる筈です。

ポイント3.時期で選ぶ

平野啓一郎さんの作品は発行時期でわずかながらジャンルが変化しています。初期は「ロマンティック3部作」と呼ばれ、美しい文体でロマンティックな物語を紡いでいます。中気になると短編作品を執筆しているほか、ある種実験的な作品にもチャレンジするようになります。そして2008年以降になると文人主義というニュアンスの作品が多くなります。

興味を持って読んだ作品が自分に適していれば、同じ年代に執筆された作品を選んで読むとどんどんハマっていくのではないでしょうか。

平野啓一郎作品人気おすすめランキングTOP20~16

20位:自由のこれから (ベスト新書) 新書 – 2017/6/15

897円

「自由のこれから」は2017年6月に出版された作品です。平野啓一郎さんの本ではありますが小説ではなく、人工知能の発達、自動運転、ドローンなどの技術の進化により自分で選択する機会が失われつつある現代に対し、自由意思はどこに向かうのか、この過渡期をどう乗り越えていくのかを対談によって論じています。どんどんオートメーションしていく現代だからこそ、頭の片隅に置いておきたい大切なことに気づかせてくれる1冊です。
自由についてあまり考えることがなかったので、勉強になった
分人の概念、面白いと思います

19位:本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP文庫) 文庫 – 2019/6/4

748円

「本の読み方 スロー・リーディングの実践」は読書に対してどのように向き合うのか決めかねている方におすすめの1冊です。本をどう読むべきなのか、速読は効果があるのか、などあらゆる観点から読書を考え、闇雲に活字を追うだけの貧しい読書から深く感じることができる豊かな読書に変化する読み方を教えてくれます。読書に対して意義が見出せないという方にもおすすめです。
本をどのように読めばいいか?と言うのはなかなか教わる機会の少ないテーマである。それをここまで親切丁寧に書いている本は希少だと思う。

18位:「カッコいい」とは何か (講談社現代新書) 新書 – 2019/7/17

1,100円

この本はタイトルだけ見ると「カッコいい」人物になるための具体的な指南書のような印象を受けます。しかし、実際はそのような指南をする本ではなく、「カッコいい」という概念に対して深く掘り下げる内容になっており、価値観の構築に役立つ1冊として実用性もある1冊です。「カッコいい」について考えることは即ち生きることを考えることと教えてくれますよ。
「カッコいい」という言葉、価値観をめぐっていろんな文献をあたり、ああでもない、こうでもないと言っている450ページ。明治維新後の和装、洋装が混在していた頃のドレスコードの話や、スキッフルというアメリカ南部由来の音楽がロックの源流になった、といったあたりの話は普通に興味深かった。むしろ「カッコいい」という話とは切り離してもらったほうがすっと入ってきたかもしれない。

本書は情報もりだくさんでよい読書案内にもなっているのだが、「カッコいい」という切り口だけが邪魔である。何か別の入り口から入って「カッコいい」にたどり着いたほうがよかったのではないか。「カッコいい」という概念の定義は難しいとしつつも一応8つの条件を提示して、音楽やファッション、ナポレオンやボードレールの話のついでに思い出したようにそこに立ち戻るのだが、その往復運動がやたらと疲れる。キリスト、平家物語、ナチスからマイルス・デイビスまで、古今東西なんでもかんでも「カッコいい」という観点から説明しようとしているが、何にでもあてはまるユルい概念なので、結局何も説明していない。

「『カッコいい』について考えることは、即ち、いかに生きるべきかを考えること」とか「カッコいい」は、「人と人を結びつけ、新しい価値観を想像し、社会を更新する」というまとめ方にしても、そこで言っている「カッコいい」は憧れとかワクワクなどと簡単に置き換えられてしまう。とにかく大雑把なのだ。ところどころは面白い。「カッコいい」は体感されるものであるとか、民主主義と資本主義の下で消費に多大な影響を与えてきたとか、マスメディアがそれを加速したというような話はもっと掘り下げてほしかった。すべてを「オレの話」に回収する誘惑に抗してそのあたりに絞ったら新書らしい奥行きが出たように思う。

17位:滴り落ちる時計たちの波紋 (文春文庫) 文庫 – 2007/6/8

915円

「滴り落ちる時計たちの波紋」は珠玉の作品をまとめた短編集です。
平野啓一郎さんがしばしば口にされる「シの訪れの正確な推測の不可能性」を主題に30年生きてきてくしゃみを1回しかしたことが無かった男がくしゃみで自分が壊れてしまうことを心配する「くしゃみ」や引きこもり世代の心情が綴られた「最後の変身」「白昼」「初七日」「閉じ込められた少年」など9編の短編が収録されています。
ぼくが京都で学生時代を過ごしていた頃に、彗星のごとく現役京大生芥川賞作家として登場した平野くん。小難しい作品が多いけれど妙な親近感を抱いている所以である。ぼくがこれまで彼に対して抱いていたイメージは、初めて見るような難解な漢字を多用し、彼の持っている(はずの)瑞々しい若さが感じられない渋い地味な作品を創る作家、であった。そのため本書はぼくにとって正に「目ウロコ本」だったのだ。実験的な小説、ワンアイデアシニカルもの、静謐な暗示に満ちた掌編、評論なのか小説なのかボーダーラインが曖昧な作品など「平野百貨店」のように多彩な品揃えなのだ。とくに印象深いのが中篇である「最後の変身」。太宰治の代表作「人間失格」の21世紀版を読んでいるような趣があった。これからの活躍に期待したい。

16位:考える葦 単行本 – 2018/9/29

2,200円

「考える葦」は作家生活20年を迎えた平野啓一郎さんが「透明な迷宮」「マチネの終わりに」「ある男」などの有名作品を執筆していた時に何を考えていたのか、などをつぶさに記したエッセイ集です。文学とは、芸術とは、「生きる」とは何か。普遍的なテーマやエンタテインメントや社会問題など広範囲なテーマを掘り下げた1冊になっています。一度でも平野啓一郎さんの作品を読んだことがある方におすすめです。
平野啓一郎氏の評論、エッセイを集めた本である。
平野氏の作品は「マチネの終わりに」しか読んだことがない。私の中ではあの作品の評価はそれほど高くなかった。
ただこの「考える葦」は彼の内面からくる思考方法を見ることが出来て興味深かった。

特に「戦争への想像力」と題されたエッセイの中で、戦後70数年を経ても戦争のリアリティをどのようにしてつかむべきか、そしてそれは既に失敗の兆候さえ見せている、と語る。平野氏のいう失敗とは広島や長崎に落とされた原爆が世界地図の点でしか見られず、その感覚が恐怖という想像力を働かせないからというものらしい。考えてみたらその想像力を養うものこそが文学であるのだから、平野氏の憂いは尤もだ。

「マチネの終わりに」で平野氏は世界情勢を絡めながら恋愛という人間ドラマを描いていた。彼のその手法が鼻につくと感じたのだが、本作を読み終わってみると、人の運命がいかに儚く左右されやすいものか、その背景にのしかかるものは奇しくも人が作りだした時勢であるのに、と読めた。平野氏の想像力ははるかに壮大で、人の孤独の先にあるものが人と人との繋がりであることを作品の中に描いているのかもしれない。

評論、エッセイ全般に言えることは個々の事象を取り上げながら、その根底にあるのは人間らしい愛情、平野氏の人柄そのもののように感じた。ハスに構えた気取った人気作家だと思っていたのを深く反省した。壮大な宇宙における人間を捉えたような、高いレベルからの思考を持ってこちらを引き上げてくれたような、そんな読後感を味わった本作である。

平野啓一郎作品人気おすすめランキングTOP15~11

15位:顔のない裸体たち (新潮文庫) 文庫 – 2008/7/29

473円

「顔のない裸体たち」は「新潮」に2005年に掲載され、翌年2006年3月に刊行された230枚の中編小説です。平野啓一郎さんというと重い文章が特徴ですが、「顔のない裸体たち」は比較的平易な文章で綴られているため、非常に読みやすい作品になっています。初めて平野啓一郎さんの作品を読むという方にも適している作品と言えるでしょう。ネット空間を舞台にした作品で、顰蹙の中でしか生きられない男女の特異な性意識を描いた衝撃の物語です。
顔にモザイクがかかったエロ写真
モザイクが掛かると別人格だから
大胆になれる。

しかし現実は
画像解析ができるので本人確認出来る
しサイトに出た物は世の中から消す事は
出来ない。
この本を読んで思い出した事が
道を歩いていたら弱いチンピラに絡まれた
周りの人は携帯で撮りだした。
チンピラより撮っている奴らを殴りたくなった
事を思い出した。

14位:あなたが、いなかった、あなた(新潮文庫) Kindle版

627円

「あなたが、いなかった、あなた」は11編の短編を収録した短編集です。特筆すべきはこれら11編が全て実験的な作品であるということ。「あなたが、いなかった、あなた」に収録されている作品はその全てが今まで誰も読んだことがない斬新な手法と解釈で書かれた小説になります。たくさん本を読んできた方にも、今まであまり本を読んでこなかった方にも新しい世界を提示してくれる非常に画期的な作品集となっています。
古典的な小説を発表してこられた方だけに、斬新な趣向に溢れた短篇の数々が、とても新鮮です。著者・平野氏の文学的野心を想いました。「葬送」で、計らずも”カント”の”判断力批判”から”天才”を引用された著者、何か私には新しい文学的創造の天才の出現を目の当たりにしているのでは、と想わず考えてしまいました。(ちょっと褒めすぎかな?)短篇の中には、以前に文芸雑誌で拝見させて頂いた作品もありましたが、今改めて通読してみますと、作品の中には、かつて芥川賞選考委員を務められた日野啓三氏の、どこか哲学チックで妖しく謎めいた小説の雰囲気にも似ているなぁと、感じたりもしました。

 特に印象深かった作品の中から、「やがて光源のない澄んだ・・・」、東京でのありふれた日常が営まれる影で(とは言え、この東京での時間の経過にも何処と無く妖しい影が潜んでいるかのよう)、巨大津波によるまさに一瞬の恐るべき壮大な悲劇が同時進行しているように感じられました。最初こそ、本文の読みが妨げられるような不快な印象を持つものの、読み進めると、東京での日常(そこに暮らす主人公にある日突然落ちる砂が、別世界で同時進行する悲劇をこっそり教えてくれるかのよう)と、巨大津波の一瞬の恐怖が、同時に立体的に浮かびあがってきます。多分、著者の意図する事を私自身も少しは感じ取ることが出来たのではと想います。

 「母と子」の、ちょっとした人生の選択の結果、その先を流れる時間に様々な可能性があり得る、しかも全てが実際は同時に進行している可能性があるかのような、私自身、この我々が存在する宇宙と時間の関係に想いが及び、何か、ちょっとした眩暈のようなものを憶えました。

13位:生きる理由を探してる人へ (角川新書) 新書 – 2016/10/10

880円

「生きる理由を探してる人へ」は小説家平野啓一郎さんと芸人であるダイノジ大谷ノブ彦さんの対談をまとめた作品です。自殺や死をテーマに、「自殺=悪」という決めつけによって遺族を苦しめることがあるということ、それでも自殺はしないほうがいいという根底のもと、現状からの脱出と違うかたちで生きる道の提示などを真剣に議論した内容になっています。
平野さん中心の本かと思いきや、大谷さんも自分の思いをかなり話していて、
芸人としての印象しかなかったのでこの本でイメージがかなり変わりました。
私はもともと平野さんの「分人主義」という考え方が大好きです。
そして「マチネの終わりに」という小説の中にもでてきた「未来は過去を変えてくれる」という言葉にも大きく心を動かされました。
今回のこの本の中でも、この2つは大きなキーワードとなっています。
私は自殺だの「生きる理由」だのは考えたことはないけど、でも対人関係や現状に疲れちゃうことは日々あって、
そんな小さな生きにくさにもこの本は大いに支えになるような気がします。

星が4つなのは、たぶん平野さんは小沢健二を誤解しているから。
渋谷系だのなんだのと言われ、王子様みたいに女の子達からキャーキャーいわれてたあのイメージしかないのでは?
平野啓一郎も小沢健二も「私の哲学」を作り上げる上でとても重要な人物です。
だから平野さんに小沢健二を誤解されているのは悲しい・・・。
平野さんお願いします。歌詞、ちゃんと読んでみてください・・・。

12位:かたちだけの愛 (中公文庫) 文庫 – 2013/9/21

902円

「かたちだけの愛」は事故で片足を失った女優とその義足を作るデザイナーが心を通わせていく過程に出てくる絶望や誤解などを通し、やがて彼らがたどり着く愛のかたちを描いた作品です。恋愛小説なので比較的読みやすい作品となっており初めて平野啓一郎さんの作品を読む方にもおすすめです。また、恋愛小説が好きという方はもちろん、単純な恋愛小説では物足りないという方にもおすすめの作品です。
平野啓一郎作品は難解なイメージがどうしてもつきまといますが、本作は非常に読みやすい小説だと感じました。本作品の主人公たちは30代後半位で、過去には苦い恋愛経験者。その主人公たちが、人を想う気持ちを通して自分を見つめ、それぞれの成長する様子が描かれ、「人を愛するとは、かたちではなく、相手を想う自分をも好きだと感じられることだ」という平野啓一郎のひとつの回答が示されていることに共感を覚えます。ありがちな恋愛小説とはまた違い、平野啓一郎ならではの恋愛小説風作品であり、「本当の自分とは?」「本当の愛とは?」等々、「愛」を小説のテーマにしながら、その「愛」を通して自分を見つめ直すことを深く考えさせられる作品だと思いました。

11位:透明な迷宮 (新潮文庫) 文庫 – 2016/12/23

572円

「透明な迷宮」は姉妹をモチーフに奇異な設定が特徴で、その中でもがく人間模様を鮮やかに描いた6つの短編を収録した短編集です。平野啓一郎さんらしい作品ばかり収録されているので、初めて平野啓一郎さんの作品を読むにあたり、どんな文章なのか、どんな作風なのかを知りたいという方にも最適です。孤独な現代人の悲喜劇を官能的な筆致で描いた傑作ばかりを収録しており、評価の高い1冊になっています。
短編2編+表題作「透明な迷宮」など中編4編の作品集です。平野さんが「ドーン」や「空白を満たしなさい」などで提唱している分人主義的な考えは本作にももちろん反映されています。また愛とは何なのかをそれぞれの作品でキーワードにしていると思うのですが、いったい人は何を好きになるのか・・・、愛するということは相手の存在(精神)なのか、それとも2人が共有した経験(出来事)なのか。分人主義とうたってませんがわかりやすく生かされています。また別の作品では愛と孤独……、家族愛なども描かれ、複雑で様々な人間関係や家族というものをしばらく考えさせてくれる、とても読後感の素敵な作品でした。

平野啓一郎作品人気おすすめランキングTOP10~6

10位:高瀬川 (講談社文庫) 文庫 – 2006/10/14

660円

「高瀬川」は芥川賞作家が艶やかに一夜の「性」と「生」を描いた清冽で美しい言葉の流れを楽しむことができる名作です。収録されている短編は全部で4作。表題である「高瀬川」は小説家と女性編集者が過ごす京都の一夜を細やかな心理主義的な技法で描くことで現代の「性」を独自の観点で見つめた内容になっています。そのほか、「氷塊」「清水」などが収録されています。
『高瀬川』にはいくつかの作品がありますが、
私はやっぱり表題作の「高瀬川」が一番好き。
大野と裕美子がラブホテルの室内でお互いを気づいながら交わす会話。
この何気なく良い意味で普通っぽい会話に読者は親近感を持つはず。
さらに女性読者ならは主人公大野の優しさと繊細さに感動するはず。
物語の後半には、前半の激しい性描写と同じ比重で
シリアスなエピソードが用意されていて、物語に引っぱりこまれます。
この本を読んだあと『日蝕』『一月物語』も併せて読みました。
もしかして、平野啓一郎さんの作品が「難解」というのは
思い込みだったかも・・・・・。
そんな思いを抱くきっかけになった『高瀬川』でした。

9位:葬送 第一部(上) (新潮文庫) 文庫 – 2005/7/28

605円

「葬送」は2上下巻に分かれている長編作品です。舞台は19世紀パリの社交界。音楽家のショパン、画家のドラクロワ、小説家のジョルジュ・サンドといった時代の転換点に生きた芸術家たちの苦悩や創造における歓喜に迫った名作です。完成まで実に3年以上もの歳月を費やしたことからも平野啓一郎さんがどれほどこの作品に力を入れていたのかを知ることができます。本格歴史小説が好きな方におすすめです。
芥川賞の(日蝕)を前に読んだことがあり
あまりに難しく今度も期待していませんでしたが、
ショパンの生まれ故郷のポーランドで生家を見学したり
ショパンショパンコンクールに行ったりと、とてもショパンには関心がありました。
平野啓一郎さんのこの作品はとても素晴らしい出来栄えで
感激し、妹にも是非読むようにと貸してあげました。

8位:文明の憂鬱(新潮文庫) Kindle版

594円

「文明の憂鬱」はAIBO、皇太子妃ご懐妊報道、略字体、口蹄疫、ピッキング、大リーグ、臓器移植、世界同時多発テロ、加工食品など、私たちの日常を取り囲むものや技術、現象、情報など、そうした文明のちっぽけな文明のしっぽから巨大な憂鬱が見えるという明晰な論理で日常に潜む欺瞞を見抜いたエッセイ集です。
臓器移植についての知的な見解が印象的であった。しかし、私は、この本の内容というよりも寧ろ文体に生理的恍惚感を感じた。それはなぜかと聞かれても、オルガスム的な問題なので、合理的に答える事はできないのだが。

関連するキーワード

関連するまとめ

エッセイの人気おすすめランキング30選と口コミ&選び方【2020最新版】

エッセイは書き手の生き方などを深く知ることができるもので、読者に新たな発見や生き方のヒントなどを与えてくれる…

もどる / 268 view

読書感想文の本おすすめランキング40選&選び方【学年別・2020最新版】

今回は読書感想文の本の選び方、そしておすすめの本を学年別(小学校低学年と高学年・中学生・高校生)かつ人気ラン…

もどる / 452 view

筒井康隆の作品おすすめランキング20選と口コミ~人気の本を紹介【2020最新版】

日本三大SF作家と呼ばれ、様々なメディア展開もされている作家の筒井康隆さん。数多くの作品を世に出していますが…

もどる / 248 view

青春小説おすすめランキング35選!恋愛・友情・スポーツ・家族【2020最新版】

毎日が楽しく眩しかった、胸がざわざわする青春時代へタイムスリップできるおすすめ小説ランキング!ジャンル別(恋…

samax82 / 1316 view

芥川賞の歴代作家一覧!人気ランキングTOP50【2020最新版】

特に読書が趣味というわけではなくとも、ふとした瞬間に小説を読みたくなるときもありますよね。そこで今回は、芥川…

kent.n / 727 view

芥川龍之介の作品おすすめランキング20選~人気の小説と口コミ【2020最新版】

「芥川賞」という文学賞に名前が残り、学校の教科書にも採用されていることから非常に認知度の高い文豪である芥川龍…

もどる / 200 view

Excel学習本のおすすめ人気ランキング30選と口コミ&選び方【レベル別・2020最…

パソコンの基本スキルとして挙げられることの多いExcelですが、使いこなすのは中々難しいものです。今回はEx…

もどる / 233 view

人気の作家・小説家ランキングおすすめ70選【日本限定・2020最新版】

おすすめの人気作家・小説家の方々をランキング形式で小説好きがまとめてみました。ここで紹介する作家や小説家の方…

三島マコト / 11457 view

ビジネス本のおすすめランキング47選~読むべき名著を紹介【2020最新版】

今回はビジネス本のおすすめ人気ランキングと選び方のポイントをご紹介したいと思います。本は情報がまとまっている…

もどる / 1161 view

コミュニケーション本のおすすめランキング30選と口コミ&選び方【2020最新版】

仕事や恋愛、友人関係など人との付き合いを円滑にする上で欠かせないスキルがコミュニケーションスキルです。今回は…

もどる / 567 view

太宰治の作品おすすめランキング20選!人気の小説と口コミ【2020最新版】

昭和初期の文豪の一人として高い人気と知名度を誇る太宰治。今回はそんな太宰治の作品の人気おすすめランキングと選…

もどる / 387 view

大学生向けの本おすすめ人気ランキング32選と口コミ&選び方【2020最新版】

これからの人生を決定せざるを得ない大学生の時期の読書は非常に重要な意味を持ちます。今回は大学生のうちに読んで…

もどる / 312 view

漫画雑誌の人気おすすめランキング30選!女性・男性別【2020最新版】

一定周期で発売されている漫画雑誌。週刊や月刊にかかわらず、誰しも一度は購入して読んだことがあるのではないでし…

もどる / 1147 view

コロコロコミック歴代連載漫画の人気おすすめランキング20選【2020最新版】

「月刊コロコロコミック」は1977年に創刊された小学生向けの漫画雑誌です。今回はコロコロコミックの歴代連載作…

もどる / 1817 view

誉田哲也のおすすめ作品おすすめランキング20と口コミ&選び方【2020最新版】

「姫川玲子シリーズ」で有名な誉田哲也さん。多くの作品がメディア展開され、そのいずれもが高い人気を誇っています…

もどる / 369 view

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

英和辞典おすすめランキング人気30選と口コミ&選び方【2020最新版】

英語に理解を深める上で欠かすことのできないアイテムが英和辞典です。今回は英和辞典のおすすめランキングと口コミ…

もどる / 292 view

男性向け雑誌の人気ランキング40選!年代別TOP10【2020最新版】

男性のファッションの参考や趣味の情報など、流行を抑えた情報をしっかりと得るのには定期的に発行される雑誌ほど適…

もどる / 435 view

コミュニケーション本のおすすめランキング30選と口コミ&選び方【2020最新版】

仕事や恋愛、友人関係など人との付き合いを円滑にする上で欠かせないスキルがコミュニケーションスキルです。今回は…

もどる / 567 view

人気の作家・小説家ランキングおすすめ70選【日本限定・2020最新版】

おすすめの人気作家・小説家の方々をランキング形式で小説好きがまとめてみました。ここで紹介する作家や小説家の方…

三島マコト / 11457 view

三島由紀夫の作品おすすめランキング30選と口コミ~人気の書籍・小説を紹介【2020最…

作家・三島由紀夫という名前を知っていて気にはなっていても、機会がなくて彼の書籍・小説を読んだことがない、とい…

もどる / 232 view

恋愛本のおすすめ人気ランキング32選と口コミ&選び方【2020最新版】

恋愛には悩みは尽きないものですが、中々人に相談できないという場合もありますよね。そんなときに頼りになるのが恋…

もどる / 283 view

泣ける!感動する小説おすすめランキングBEST70【2020最新版】

おすすめの泣ける&感動する小説70作品をランキング形式で小説好きがまとめてみました。ここで紹介する感動する小…

三島マコト / 6399 view

夏目漱石の作品おすすめ20選!人気小説ランキングと口コミ【2020最新版】

お札の肖像として採用され、学校教科書にも登場する文豪・夏目漱石。多くの名作を残し、いまも尚多くの人たちに愛さ…

もどる / 451 view

筒井康隆の作品おすすめランキング20選と口コミ~人気の本を紹介【2020最新版】

日本三大SF作家と呼ばれ、様々なメディア展開もされている作家の筒井康隆さん。数多くの作品を世に出していますが…

もどる / 248 view

哲学本の人気おすすめランキング15選と口コミ~初心者向け&入門書【2020最新版】

哲学は人生を豊かにするためにヒントが詰め込まれており、非常に役立つ知識、考え方を授けてくれます。今回は初心者…

もどる / 251 view

太宰治の作品おすすめランキング20選!人気の小説と口コミ【2020最新版】

昭和初期の文豪の一人として高い人気と知名度を誇る太宰治。今回はそんな太宰治の作品の人気おすすめランキングと選…

もどる / 387 view

Excel学習本のおすすめ人気ランキング30選と口コミ&選び方【レベル別・2020最…

パソコンの基本スキルとして挙げられることの多いExcelですが、使いこなすのは中々難しいものです。今回はEx…

もどる / 233 view

コロコロコミック歴代連載漫画の人気おすすめランキング20選【2020最新版】

「月刊コロコロコミック」は1977年に創刊された小学生向けの漫画雑誌です。今回はコロコロコミックの歴代連載作…

もどる / 1817 view

村上春樹の作品おすすめランキング50選【2020最新版】

世界中に翻訳をされている小説家の村上春樹さん。小説以外にも、エッセイや紀行文・ノンフィクションについても数多…

マギー / 205 view

少女漫画ランキングおすすめTOP100!人気の名作を完全網羅【2020最新版】

この世界には数多くの少女漫画が存在しており、どれを読めばいいのか分からないこともありますよね。そこで今回は、…

risa / 1177 view

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング