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文庫本の選び方のポイント3点

ポイント1.役立つ本を選ぶ

ポイント1.役立つ本を選ぶ

読書を始めようと考えている方にとってまず一番手に取りやすいのは役に立つ本ではないでしょうか。自己啓発本や仕事に役立つ本などから読書を初めて見るのは非常に有効な手段です。

流行の本や話題の本など、自分の力になるような本を選んでみましょう。特に自己啓発系であれば効果が実感しやすく、読書を習慣づけるのに適しています。自己啓発系やビジネス書を読む際は斜に構えて読むのではなく、吸収しようという意識を持って読むことでより自分の力になりやすくなります。意識して読んでみましょう。

ポイント2.著者で選ぶ

ポイント2.著者で選ぶ

読書初心者でどれを選んだら良いか分からないという場合は著者で選んでみるのもおすすめの方法です。有名な著者や人気の著者はそれだけ多くの人に受け入れられているので好みに合致する確率もぐんと上がります。

近年は映画やドラマの原作が小説ということも多く、原作になっている本は文庫本としても販売されていることが多いのでこういった作品から読んでみるのも良いかもしれません。ドラマや映画で見たことがあっても、小説であれば心理描写なども細かく書かれているので新たな発見があるかもしれません。

ポイント3.ベストセラーから選ぶ

ポイント3.ベストセラーから選ぶ

どれを選んだら良いのか悩んでいる読書初心者の方にとって一番手に取りやすいのがベストセラーから選ぶという方法です。売れている本はそれだけ沢山の人から支持を得ているということなのでやはり好みに合う確率が高く、何かを得ることが出来る確率も高くなっています。

書店の人気ランキングやネットのおすすめなどを参考にして少しでも面白そうと感じた本はぜひ読んでみましょう。

おすすめ文庫ランキングTOP50~31

50位:仕事は楽しいかね? 単行本 – 2001/12/1 デイル ドーテン (著), 野津 智子 (翻訳)

1,404円

ビジネス啓発書としても物語としても非常に人気の高い、学ぶところの多いのがこの本の特徴です。主張の帰りに大雪のため空港のロビーに足止めされた「私」とそこで出会う老人のやり取りの中から自然と学び、仕事への向き合い方を考えさせられます。シンプルな構成ながらも味わいのある1冊になっています。
自分は、本当にこのまま、この仕事を、この会社で、この状況で、続けていって、大丈夫なのか?将来は明るいのか?ということを考えていたときに、偶然この本に出会いました。この本は、そんな自分に希望の光を灯してくれた一冊です。この本は物語風に話が展開していきますが、読んでいくことで様々な悩みを解決してくれたり、新たなビジネスを生み出すためのヒントをくれたりしました。また、現況を打破するための具体的な方法も教えてくれます。仕事について何か悩んでいる方にはきっと役に立つ一冊になると思います。

49位:そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 文庫 – 2010/11/10 アガサ・クリスティー  (著), 青木久惠 (翻訳)

821円

時代を超え、言語を超え、世界的に今尚愛されているミステリー界の巨匠アガサ・クリスティー。孤島に招き寄せられた面識もなく、年齢や職業といった共通点もない10人の男女。夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声、そして不気味な童謡の歌詞に合わせて殺されていく―。目が離せない展開は数多のミステリファンを魅了します。
文字をたどっていくと同時に頭の中に情景が浮かぶ読感。
ストーリーによるものが大きい。訳も上手だと思うが
圧倒的な緊張感が読み手を引き込むのでしょう。
名作だけど初めて読みましたが、すぐに読み終えてしまいました。先が知りたい一心で

48位:ツァラトゥストラかく語りき (河出文庫) 文庫 – 2015/8/5 フリードリヒ・W. ニーチェ (著), Friedrich Wilhelm Nietzsche (原著), 佐々木 中 (翻訳)

1,296円

19世紀に生き、不朽の思想を遺したことで知られるニーチェの有名な1冊です。主人公のツァラトゥストラが「超人」、「永劫回帰」という思想を語るという体裁で、内容は哲学思考ながらもその影響力は文学や芸術など多方面に渡ります。決して読みやすい本ではありませんがだからこそ重要な読書体験を与えてくれ、人生に影響を与える書になっています。
もちろん、内容は何度も読み込まなければ理解できないとは思いますが、文章自体は読みやすい言葉で訳されていますのでチャレンジのしがいがあります。

47位:罪と罰〈上〉 (新潮文庫) 文庫 – 1987/6/9 ドストエフスキー (著), 工藤 精一郎 (翻訳)

853円

人を殺したいと思ったことのある人や、なぜ人を殺してはいけないのかと考えたことがある人はきっと少なくないでしょう。この本はそんな思いを抱いたことのある人に読んで欲しい不朽の名作です。緻密なストーリー展開の中にサスペンス、ミステリー、恋愛、哲学というあらゆる要素を詰めてあり、何度読んでも新しい発見に出会える本になっています。
僕は昔、ある罪を犯した。まだ少年だったので施設に入った。そこは毎日退屈だったが、週に1度か2度かもう古い記憶なのではっきりしないが図書の時間があった。そこでその時間にこの本に出合った。夢中になって読んだ。〈上〉を読み終わり〈下〉の後半の中頃くらいでそこを出ることになった。最後まで読めなかった。ラスコーリニコフ、ドゥーニャ、ラズミーヒンの3人はどうなったのだろう?久しぶりに読みたくなった。この年になり、また違う角度で読むことができた。ラスコーリニコフの心情を読むとあの頃を思い出す。名作だと思う。次は〈下〉を買わなきゃ。死ぬまでには最後まで読みたいと思う。

46位:老人と海 (新潮文庫) 文庫 – 2003/5 ヘミングウェイ  (著), 福田 恆存 (翻訳)

464円

老人と海は1952年に出版されたヘミングウェイによる短編小説です。読書感想文の課題になることも多い名作なので子供の頃に読んだ記憶のある人もいるかもしれません。自然と戦う人間というストーリーの中で、様々な読み方のできる1冊です。迫力のある文章に引き込まれるストーリーが魅力の本です。
作品名はもちろん知っていましたが、ヘミングウェイゆかりの地「キーウエスト」を旅行する際、ガイド本とともに手にしました。
紀行物やエッセイを読んでから旅行したことはありますが、文学物は初めてでした。

・・・こうして出会った本がこの作品でよかった、と思いました。

奥深かったです。おかげで旅行も非常に印象深いものとなりました。
ストーリーは至ってシンプルですし分厚い本ではありませんが、名作と言われる作品には人として考えさせられることがたくさん詰まっているのだな、と感じま

45位:仮面の告白 (新潮文庫) 文庫 – 2003/6 三島 由紀夫  (著)

562円

三島由紀夫氏の仮面の告白は同性愛をテーマにした小説です。非常に耽美的な内容なので読む人を選ぶ部分はありますがリアリティーのあるストーリーに三島由紀夫氏の美しい文章はこの作品を名作たらしめています。自伝的小説ではありますが自己陶酔がないので意外と読みやすい作品になっています。
日本文学研究者のドナルド・キーンはノーベル文学賞の候補に川端康成ではなく三島由紀夫を推していたそうだ。歴史に「もし」はないというが、もし三島が自決せずに、もしノーベル文学賞を受賞していたら、日本文学界の景色はかなり変わっていただろう。この作品は三島の最初の長編書き下ろし作品だという。

 先日平野啓一郎の『日蝕』を読んで、彼が「三島由紀夫の再来」と言われているのを見て、しばらく三島を読んでいないと思いこれを引っ張り出した。

 三島はこの小説でフィクションを書くと言っていたそうだが、この「仮面」の裏側にあるのは三島自身であり、それは自画像ではないかと言われる。『仮面の告白』というタイトルが言うとおり、三島自身の自伝であるという論に賛成したい。

 全体を通して一貫していることは、異性に対してではなく同性に心を動かされていたということだ。終いには自分でも恋していると思っていた園子さえ避けてしまった。女性に対して興味を持てなかったことを告白している。今でこそ芸能人などがカミング・アウトする姿が報道されるなどしてあまり違和感がなくなってきたが、当時は恐らくかなりセンセーショナルな話題であったのだろう。『仮面の告白』というタイトルがあまりに相応しく思えてくる。

44位:春琴抄 (新潮文庫) 文庫 – 1951/2/2 谷崎 潤一郎  (著)

400円

盲目の三味線師匠春琴と春琴に使える丁稚の佐助との愛と献身、マゾヒズムなどの耽美な世界観が魅力の名作です。この作品は改行、句読点、かぎかっこを極力使用しないという体裁を採用しており、文章の独特のリズムが一種独特の雰囲気を感じさせるようになっています。
初めて谷崎を読みました。
とてつもない、「風景の鮮明さ」ということに尽きます。

文体は独特の読点「、」で刻んでいくモノになっていますが、流れるような美麗体でうっとりします。
春琴の佐助に対する”仕打ち”は、まるで読んでいるこちらのほうに、三味線のバチが飛んでくるよう・・・。

晴れて”同族”となった佐助と春琴のランデブーは、なんとも言えない「人間の極限の愛の姿」を感じます。

43位:こころ (新潮文庫) 文庫 – 2004/3 夏目 漱石  (著)

400円

親友を裏切って恋人を得るもその親友は自殺してしまう―。罪悪感と焦燥といった、知識人の孤独な内面をえぐる有名な名作です。鎌倉の海岸で出会った先生という主人公の魅力に引き込まれる学生の目から間接的に主人公が語られる前半と、後半の主人公の告白という対照が非常に印象的な体裁になっています。
学生だった頃より、名作だし読まなきゃな...とは考えていましたが、暗い結末を知ってしまっていたので中々手を出せずにいました。私はハッピーエンド以外読みたくない性分でしたので...。精神的に幼かったんだと思います。

25歳になってやっと決断し、5時間かけてじっくり読んだのですが、ひたすら夏目漱石氏の文章力に打ちのめされました。
読んでいる間、物語に合う映像がずっと頭の中にありました。登場人物の感情も、手に取るようにわかりました。普段はそんな事ないのに。

18歳ぐらいの時にちゃんと読んでいたら、違う風に精神的な成長を遂げていたかなと思います。
この一冊で、人に与える影響は大きいですね。

いい勉強になりました。

42位:兎の眼 (角川文庫) 文庫 – 1998/3/20 灰谷 健次郎  (著)

648円

灰谷健次郎氏により1974年に刊行された長編小説です。新卒の若い小学校女性教師が初めて受け持った、学校では一言も口をきこうとしない鉄三。最初は打ちのめされるものの、周囲との触れ合いの中で彼の豊かな才能に気が付いていくというストーリーになっています。読んだすべての人の中に感動を植え付ける作品です。
昭和初期にはまだまだ戦争を引きずった方が多く色々な階層の人々がいて今より色々な事件がおおかった頃の話し。
様々な事件をとおし先生も生徒も両親も成長していく様にどんどん引き込まれていき自分もクラスの一員のような気分になった。読み終わると別れが寂しい気持ちになった。
登場人物がみな生き生きしていてまた会いたい。

41位:ツナグ (新潮文庫) 文庫 – 2012/8/27 辻村 深月  (著)

724円

亡くなってしまった人に一度だけ会えるとしたら、そんなことを考えたことがある人は少なくないかもしれません。この本はそんな思いを作品にした1冊です。一生に一度だけ死者との再会を叶えてくれる使者ツナグのもと一夜だけ再開する生者と死者。それぞれの思いが圧倒的な感動をもたらす連作長編小説です。
作者の温かい表現に癒されながら
人の生死と、死から目を背けないことで自分の生を考える
その大切さに改めて感じました。

死を身近に感じない世の中になってきていると言われますが、そのことで自分の生も見えなくなっているのが今の世の中なのかもしれないですね。
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