哲学とは?

普段なんとなく哲学という言葉を聞き流していますが、そもそも哲学とはなんでしょうか。聞かれると中々答えられないのではないでしょうか。実はとても難しい質問です。哲学とはなにか、と考えることがすでに哲学だからなのです。

分かりやすく説明すると「なぜ」と問いかけ続け、知識の体系化を図ることを哲学と言います。常識を疑い、理由や目的を明瞭なものにすることがすなわち哲学なのです。

哲学本の選び方のポイント4点

哲学に関しての初心者が哲学本を選ぶ際はどのようなポイントを抑えて選べば良いのでしょうか。ここでは哲学本の選び方について見ていきましょう。

ポイント1.知識に合った本を選ぶ

哲学初心者と言っても、元々持っている哲学の知識は人によって差があります。まずは自分が持っている哲学の知識に応じた本を選ぶことから初めて行きましょう。

・哲学が全く分からないなら哲学を知る本を選ぼう

・哲学が全く分からないなら哲学を知る本を選ぼう

哲学に触れる機会が今まで全くなかったという方は「哲学とはなにか」という点を解説してくれる本から始めましょう。哲学とはなにか、哲学が人生にどのように必要なのかという点を分かりやすく解説してくれる本は入門としてうってつけと言えます。ここで興味を持てたらステップアップしていけばより自分にとって大切なことを発見していきやすくなりますよ。

・越学に興味があるのなら気になる哲学者の本を選ぶ

・越学に興味があるのなら気になる哲学者の本を選ぶ

哲学に興味があり、ある程度の知識を持っている場合は哲学者の思想を説いている本を選んでみましょう。哲学の祖である即アテス。実存主義のサルトル、永劫回帰のニーチェ、諸子百家の孔子、日本の哲学者の西田幾多郎など哲学は一つの思想にとどまらない分野です。まずは興味を持った哲学者の思想を知ることで、より哲学への興味を深めていきましょう。

ポイント2.学びたい内容から選ぶ

分からないままただ読んでも難しそうと考えている方は今興味のあるテーマに沿った哲学本を選びましょう。たとえば特定の分野を学びたいと考えている方は地域や思想ごとの入門書が展開されているので、そうしたものから選ぶのがおすすめ。地域ごとであれば西洋哲学や東洋哲学、ギリシャ、イスラーム、インド、中国など、思想ごとであれば自然哲学や実存主義、構造主義のように様々な種類があります。

哲学を学問として知りたいのではなく、悩みの解決ヒントとして知りたいという人は特定のテーマを扱う入門書を選ぶのがおすすめです。「人間はなぜ生きるのか」「幸福になるにはどうすればいいのか」「なぜ人は死ぬのか」という根っこの部分の考え方から「将来の不安を取り除く」「お金が欲しい」という身近なテーマまで幅広く展開しているので自分に合ったものをチョイスしてみましょう。

ポイント3.学問として哲学を知りたいなら歴史を解説した本を選ぶ

学問としての哲学を学びたいと考えているのであれば哲学の歴史や今日に至るまでの流れを知ることができる本を選ぶようにしましょう。哲学を学問的に知っていこうと思うのであれば哲学の歴史は切り離すことができません。これは、哲学は脈々と後世に残りながらその時そのときで先人の思想を否定し、批判したりしながらその時の答えを求めて考えを深めていく学問であるので、今哲学を学ぼうと考えればやはり先人の哲学は大切なポイントなのです。

入門書であれば哲学の歴史の分かりやすい部分だけを時系列に沿って解説している書籍も多いので、まずはそういった書籍から初めてみると哲学の根本的な部分を学ぶのに役立ちます。ここをクリアしてから細分化した哲学について学んでいくとしっかりとした知識を得ることができるでしょう。

ポイント4.分かりやすさを重視して選ぶ

哲学を学びたい、と考えても分からない分野の本を読むのは中々難しく、感じばかり、あるいはカタカナばかりの本は視覚的に疲れてしまい、読み進めるのが困難に感じてしまうことも考えられます。

そんな方はイラストや図解で分かりやすさを向上している哲学本を選ぶようにしましょう。とくに近年は初心者の方がより受け入れやすいように人気の漫画家さんや絵本作家さんを起用して挿絵を入れている本も多く存在しています。このような入門書は非常に分かりやすいだけでなく。興味を持ちやすくなっているので気軽な気持ちで哲学本を手に取ることができます。視覚的にものごとを把握する方が得意という方も、ぜひイラストや図解が多い書籍から選ぶようにしてみてくださいね。

哲学本人気おすすめランキングTOP15~11

15位:超訳 ニーチェの言葉 単行本 – 2010/1/12 白取 春彦  (翻訳)

1,836円

ニーチェは哲学者の中でも知名度が高く、現代日本でも高い人気を誇っています。ニヒリズムや反宗教的思想といった独自の思想から20世紀の哲学思想に大きな影響を与えたドイツの哲学者です。この「超訳 ニーチェの言葉」はそんなニーチェの言葉をまとめたもので人生において思い悩んだ時のヒントを与えてくれる優れた1冊で、初心者の方でもとっつきやすい書籍になっています。
寝る前に、一ページずつ読む感じで、さらっと読める感じで頭に残りやすいです。堅苦しくもなく良いとおもいます

14位:現代人の悩みをすっきり解消する哲学図鑑: 恋愛やビジネスから人生観まで役立つ 単行本 – 2013/9/19

1,620円

これから哲学を学ぼうと考えている方におすすめなのが「現代人の悩みをすっきり解消する哲学図鑑: 恋愛やビジネスから人生観まで役立つ」です。非常にニュートラルな視点で都賀区を語っているので非常に分かりやすいだけではなく。このニュートラルな視点により快適に知識を得ていくことができるようになっています。多くの哲学者の言葉もすっと頭に入ってくれるのでとりあえず知識を仕入れたい方に非常におすすめの哲学本になっています。
なぜ哲学を学ぶのに、わざわざ入門書を読むのか? 原書を読めばそこにすべてが書いてあるではないか。
…というような意味の文章を、とある哲学者の本で読んだことがある。当時は目からウロコが落ちて、早速いくつかの原書に当たったものだが、あっという間に挫折した。知能レベルが怪しい人間には、所詮無理な注文であった。
本書は、優しく、平易で、ニュートラルなスタンス(ここが大切)の入門書である。よいガイドに難度の高い山を案内してもらったような喜びを感じることができた。サブタイトルの「恋愛やビジネスから人生観まで役立つ」などという、自己啓発書風の軽いコピーで敬遠しなくてよかった。
ニーチェやヴィトケンシュタインの言っていることは、原書を読んでも半分も知識として根付かなかったが、この本を読んでストンと落ちるものがあった。そういうことなら、原書を読んでみようかしらという気持ちにもなった。
ちなみに、この本を寝る前に1〜2章読むと、いい眠りにつけるような気がする。頭にこびりついた垢を落としてくれるような感覚を味わえる。

13位:哲学と宗教全史 単行本 – 2019/8/8 出口 治明  (著)

2,592円

ライフネット生命の創始者で現在は立命館アジア太平洋大学学長という経歴を持つ出口 治明さんによる、哲学と宗教をまとめた1冊が「哲学と宗教全史」です。哲学と宗教は人類の成り立ちを知る上で切り離すことのできない大きな要素です。そこで哲学と宗教の流れを大まかにでも掴むことにより人類の根底を探ることができます。学問として哲学を学びたい方におすすめの書籍です。
日本人は外国人に比べて、歴史、哲学、宗教、美術などのリベラルアーツが相対的に苦手とされる。本書は読書家として有名な筆者が、学生時代から読み、肚落ちした哲学や宗教の歴史についてまとめたものであるが、一冊にまとめる為に、枝葉の部分を(大胆に)削ぎ落し、歴史の幹の部分のみを残している為、その大きな潮流を掴むには最適な分量であり、興味を持った箇所については推薦図書でドリルダウン出来る構成となっている。

日本のお盆の行事の根源はゾロアスター教に行き着くかもしれないこと、BC500年前後に知の爆発が世界規模で起こった頃に中国やギリシャ、インドで著名な哲人が生まれていること、インドで牛が「聖獣」となったのは、バラモン教下の牛の殺生に対する仏教とジャイナ教の教えがあり、その後、バラモン教がインドの宗教観を採り入れてヒンドゥー教となった為であること、ユダヤ人のディアスポラが始まったのは、「バビロン捕囚」を原因とするも、祭司階級以外の人達は自発的にエルサレムに帰ろうとしなかった為であること、イスラムがギリシャ哲学を継承し、発展させたことなど、歴史の教科書だけでは学べない内容も盛り込まれており、とても興味深い。

12位:これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2011/11/25 マイケル サンデル (著), Michael J. Sandel (原著), 鬼澤 忍 (翻訳)

972円

「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか」正解のない究極の難問に挑み続けるハーバード大学の人気哲学講師が贈る哲学本が「これからの「正義」の話をしよう」です。現代を覆う苦難の根本にはつねに「正義」めぐる哲学の問題が潜んでいるという観点から哲学を突き詰めており、非常に有益な1冊になっています。
ハーバードで長年政治哲学を教え、ハーバード熱血教室でも一躍有名になったサンデル氏の代表作です。本書の冒頭に書かれていますが、正義を議論するには3つのアプローチがある。それは福祉(効用)、自由、道徳である。冒頭ではどれが良い、悪いというような結論は示さず、まさにハーバード流ケースメソッドではありませんが、読者の頭を柔らかくし、視野を広くすることを目指している、という印象を強く感じました。そして最後の方で、ようやくサンデル氏の持論として、「道徳」の大事さ、別の言葉で言えば「連帯的な責任」の重要性を説くわけですが、個人的には説得力があったと思いますし、この展開は納得性がありました。

サンデル氏というとコミュニタリアン(共同体主義者)というようなレッテルを貼られていることが多いかと思いますが、本書でも述べられているように、本人としては当惑しているとのこと。コミュニタリアンという呼び名は間違ってはいないのでしょうが、おそらく彼が最も主張したいのは「連帯的な責任」の重要性でしょう。これは日本人にはわかりやすい主張かと思います。個人主義や自由信奉主義がゆきすぎた結果が、今の米国社会の危機(市民的生活の崩壊)だというのは納得できました。またサンデル氏が述べているように、唯一の正解などないし、合意に至ることもないかもしれないが、それでも議論をすること、公共的言説の質を高めていくことが重要だという点は深く共感しました。

11位:働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える 単行本(ソフトカバー) – 2018/3/25 村山 昇  (著), 若田 紗希 (イラスト)

2,808円

新社会人から40代以上の社会人まで、自分が働いていることを客観的にとらえることで今後の人生をどうしたいのかという思考へと促してくれるのが「働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える」です。哲学を有益に活かし、仕事観を養うのに役立つ本になっています。また、イラストが豊富なので視覚的に非常に分かりやすく、忙しい方でも手軽に読み進めることができます。
プロのグラフィックデザイナーの視点から見てイラストやデザインがとにかく秀逸、ハイクオリティー。
文章もレイアウトも読みやすく、読む気にさせます。

これから働くことを考えていく子供達に親や先生が使って、一緒に「働く」を考えていく科目があってもいいと感じました。

バイトやインターンシップで「働く」を体験し始めた高校生、大学生、就職活動生にも良いし、

働き始めた、新社会人、10、20、30年の社会人ベテランの人にも、自分が働いていることを客観的に見て、かつ、今後の人生をどうしたいのか、思考を促してくれる良本。

他人にもアドバイスする立場になるであろう社会人の先輩の立場にいる方は、これを使ってじっくり相手に働くの深い意味を考えるキッカケを与えることもできるでしょう。

哲学本人気おすすめランキングTOP10~6

10位:武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 単行本 – 2018/5/18 山口 周  (著)

1,728円

哲学を上手くビジネスに応用していきたい方におすすめなのが「武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」です。現役経営コンサルタントの作者が目の前のものごとを哲学、心理学、経営学のコンセプトに当てはめてビジネスの修羅場をくぐり抜けてきた手法を教えてくれます。哲学を実用的ではない、と考えている方であってもこの本を読むことできっと考えが変わることでしょう。
著者の前書「世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」を気に入り、この本も手に取ってみました。昨今は業界の変化が激しく、今までの知識がすぐ陳腐化します。(1年で15%の知識が古くなるだったかな?)このような現状、哲学という不変の理論は大いに学ぶ意味があります。特に参考になったのは以下の3点です。

・人間の欲求が先行し、テクノロジーがその達成のために発明・利用される
・真の悪とはシステムを無批判に受け入れること
・長期的な人間関係構築において、「普段はいい人だけどやられたらやり返す人」が最高の戦略

9位:あした死ぬかもよ? 単行本(ソフトカバー) – 2012/12/26 ひすいこたろう  (著)

1,296円

思わず「え?」と聞き返したくなるようなタイトルが特徴的な「あした死ぬかもよ?」は「生」を輝かせるための思考を伝授してくれる1冊。人が死ぬのは分かっていても人間は自分だけは死なないと思いがちなものです。その慢心に哲学的思想を入れることで「いつ最後の日が来ても後悔はない」と言える人生の歩み方を知ることができます。
死を見つめることで生が際立つ。明日死ぬと思うと今すべきことが見えてくる。
「今を生きる」というのはよく聞くし、自分も座右の銘にしていたが、最近は「明日死ぬ」の方がさらに強烈で気に入っている。
教育にも「死」の授業はバンバン入れていくべき。

8位:14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト 単行本 – 2015/7/27 飲茶  (著)

1,620円

労働社会のカーチャンと労働社会から逃げたニートのタカシの会話から労働者会を否定的に捉えず、働くことの根本的な意味を知ることが出来るのが「14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト」です。14歳とありますが、どの年代でも受け入れることのできる内容になっているのでこれから哲学を知りたい方にもぴったりの1冊です。
これほどわかりやすく、哲学の歴史を説明してくれる本はあっただろうか。
少し砕けた言い方で解説しているが、いわゆる中2病的な考えが哲学を発展させてきた。
本当はどうなん?それってどういうこと?
哲学を突き詰めていくのが楽しくなる1冊。

7位:14歳の君へ―どう考えどう生きるか 単行本 – 2006/12/23 池田 晶子  (著)

1,234円

より気軽に哲学の思想を知りたいという方におすすめなのが「14歳の君へ―どう考えどう生きるか」です。エッセイテイストで誰もが手軽に読めるだけでなく、非常に分かりやすいので日常生活に置き換えながら読むことができます。もちろん全ての年代におすすめですが、これから自分で決断していかなければならない14歳にとって非常に意味ある書籍になっています。
どう考え、どう生きるか。池田さんの主張は明解である。時間は無い、存在の不思議、自分は脳・身体ではない、その不思議の意味を考えることができる。古今の先哲も、時間の不在、不二一元論などでほぼ同じことを言っている(時間は、ものの運動を記述するツール、身体が自分は、食べたり飲んだり、痛みだったりの物理的な思い込み)。ただし、池田さんは自ら考えることで書いており、その稀有な存在も不思議といえる。

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