
筒井康隆の作品おすすめランキング20選と口コミ~人気の本を紹介【2025最新版】
日本三大SF作家と呼ばれ、様々なメディア展開もされている作家の筒井康隆さん。数多くの作品を世に出していますが、今回は筒井康隆作品の人気おすすめランキングを口コミとともにご紹介し、さらに筒井康隆作品を選ぶ際の選び方のポイントについて解説していきたいと思います。
筒井康隆作品の魅力とは
多くの文学賞を受賞し、日本三大SF作家として高い評価を得ている筒井康隆さん。作品だけでなく発言も含め世間から注目を集めている方でもあります。
そんな筒井康隆さんの作品は多岐に渡るジャンルが特徴で、身近なテーマを痛烈に皮肉ったSF作品や誰もが欲しくなる便利アイテムの登場するSF、さらに近年はライトノベルまで出版されており、その表現の広さ、アイデアの多さはたくさんの人を虜にしています。
これらを踏まえ、筒井康隆さんの作品は類まれなる想像力とスパイス的に利かせたブラックユーモアが大きな魅力、と言えるかもしれません。
筒井康隆作品の選び方のポイント2点
筒井康隆作品の魅力についてもお話したように、筒井康隆さんは多くのジャンルの本を執筆されている方で、発表されている作品の数も多くあります。そこでここでは筒井康隆さんの作品を初めて読もうと考えている方のために筒井康隆作品を選ぶ際のポイントを解説していきたいと思います。
ポイント1.ジャンルで選ぶ
筒井康隆さんの作品を読んだことがない、と思っている方でも「時をかける少女」は読んだことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。「時をかける少女」や「パプリカ」は筒井康隆さんの代表的な作品で、ファンも多い名作です。
基本的にSFテイストな作品の多い筒井康隆さんの作品ですが、そのSFの中でも種類があり、それこそ「時をかける少女」のようなわかりやすいものから、ブラックユーモア色の強いSF、難解だからこそ引き込まれるSFなど、非常に幅広く展開されています。最初はキャッチーなものからスタートすると段階的に進むことで筒井康隆さんの作品の良さをより感じられるかもしれません。
また、SF小説以外ではメタフィクション作品も人気で、政治的発言の批判や宗教団体に対する批判など、皮肉の濃い風刺的な作品も筒井康隆さんの作品の魅力です。風刺的な作風が好きな方はそのようなものから読んでみるのも良いかもしれません。
そのほかにもいわゆる純文学も多く執筆されており、SF小説を読んだことがないという方は純文学から初めてみるのもおすすめです。文学賞を受賞している作品も多いので、まず手を出してみるのであればそういった作品から選ぶと良いでしょう。
ポイント2.長さで選ぶ
長編小説のイメージが強い筒井康隆さんですが、短編も多く手がけています。忙しい方やまず試しに読んでみたいという方は短編集から読み始めるのもおすすめです。ユーモアの利いた作品も多いので手軽に読み進めることができます。
逆にしっかりと世界観に浸りたい、という方は長編から読んでみるのがおすすめです。SF作品を普段から読まれる方は、筒井康隆ワールドを存分に楽しむことができるSFから読んでみるのもおすすめですが、普段SF小説は読まないという方だと、実験的な作品や難解な長編だと読み進めるのが大変に感じることもあるので、純文学から始めるのをおすすめします。
筒井康隆作品人気おすすめランキングTOP20~16
691円
「シナリオ・時をかける少女」と最近のラノベ(涼宮ハルヒの憂鬱とか)を足してそのまま出しちゃった感じです。
ええ、いつもの筒井先生ですが、この御歳でこれを飄々と書いてしまうことに感動を覚えます。
562円
現代批判だよね。それを、こんなふうにかけるのはやっぱり才能であって、広く愛される理由も納得です。全然古めかしくないので、読むべし。
562円
今日、肩身の狭い思いをしている喫煙者だが、
当時からこの状況を予見していたところに筆者の凄さがある。
これに加え、オチも秀逸で筆者らしい締めくくりである。
『最後の喫煙者』以外の短編も全て面白く、ハズレがない一冊だと思う。
594円
筒井作品の中で一番好きかもしれません。
初めて読んだのは14歳。
今でも時々読み返しています。一番好きなのは、ダチョウ。
562円
理不尽な悪夢で うなされる、というような雰囲気のホラー短編集です。
お相撲さんが 追い詰め続けてくる恐ろしさの「走る取的」が、特に 好きです。
グロテスクな短編も多く、後味が悪い物語もあるのですが、結末が気になって 一気に読みました。
筒井康隆作品人気おすすめランキングTOP15~11
724円