
”中島らも”の本おすすめランキング20選と口コミ【2023最新版】
今回は中島らものおすすめ本ランキングTOP20を口コミと共に紹介します。中島らもは2004年に急逝した作家で、酒とドラッグに溺れ、原稿を書くときも口述筆記に頼るほどに体がボロボロになり、階段から落ちて急逝したという破天荒な人生を歩んだ奇抜な作家として知られています。
スポンサードリンク中島らも
プロフィール
中島らものおすすめ本ランキングTOP20-16
20位:頭の中がカユいんだ
528円
次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集です。
一番最初に読んだらもの本。衝撃的だった。
エッセイなんかだと、どの本もよく似たような事を書いてるし、小説になるととたんにエンターテイメントになってしまう。
何かの本で、「頭の中がカユいんだ」は自分の為に書いた-それ以降は読者の為に書いてきた-と発言しているのを読んだ事がある。
なるほどそうかも知れない。
しかし「バンドオブザナイト」ほど破天荒では無い。
小説ともエッセイともつかぬスタイルだが、とにかく、らもの告白だ。
ドアーズ、ストーンズ、S、村八分、灘校、クスリ、足穂。
後のエッセイで登場してくる様々なキーワードが、もっとも鮮烈に描かれている。
原酒のもつ荒々しくも華のある香り。酩酊する。
19位:ロカ
4,077円
相棒はWネックのギター「ロカ」。あとは酒と大麻と鮟鱇鍋。「IQが185もあると予知能力が備わる。だから私の予知したことは、ほぼ、九十六パーセント当たるんだ」。著者が急逝直前まで書いていた、問題の近未来の私小説です。
久しぶりに読みました。中島らも。
全てが中島らもでした。
もう会えないですね。
いつか会いたい、否、会うだけじゃダメだ、一緒に酒を飲もう‥と思ってた人でした。
FMラジオでやっていた、『月光通信 』ステッカーもらいました。
ファンでした。家も近かった。
逢いたかった。話したかった。呑んだくれたかった‥
18位:砂をつかんで立ち上がれ
583円
イヤミな優等生だった小学校時代、フーテン青年時代、そして印刷会社の営業マンを経て今に至るまで、道草を繰り返しながら出逢ってきた数々の書物へ、愛をこめてつづる、本読みエッセイです。
中島らもさんの本を読んだのはこれが初めてでしたが、非常にさっぱりとした面白い文章を書く人で、一気にファンになりました。
この本を読むと、らもさんがたくさんの本を読んできたことが分かりますが、らもさんはこの本の中で「おれは、たくさん読んでたくさん忘れる人間である」と書いているように、その一つ一つを知識として残してやろうと固執することは無かったようです。そんな気持ち良いまでのさっぱりとした考えが文章にも表れているように思います。
非常に読みやすいさっぱりとした文章ではありますが、そこにはらもさんの独特の人生論が織り込まれていて内容には深みがあります。楽しみながら感心させられる、中島らもさんならではのエッセイがここにはあります。
17位:寝ずの番
2,500円
希代の咄家(はなしか)・橋鶴が最期までオチをつけてオッチンだ。今宵は弟子たちが集まる通夜だけに艶っぽい逸話(エピソード)も飛び出す無礼講。笑って死ぬか、死ぬまで笑うか、どっちもどっち?粋でホロリとさせる咄家模様を描く『寝ずの番』3部作ほか、読み出したら止まらない、Hで笑撃的な“らもテイスト”満喫の短編集です。
笑えておもしろいよ!と友人に勧めたら電車内で読んでしまったらしく、後悔していました。
思いっきり笑える場所で読んでください。
故・中島らも氏作の、小説です。
「寝ずの番」というタイトルにねずみの絵の表紙ってだけで、なんかもうノリが伝わるかな、って。
16位:ガダラの豚 2
627円
研究助手、スプーン曲げの青年、大生部の長男、そしてテレビ局のスタッフ6名を引き連れて、大生部はアフリカへと旅立つ。目指すはスワヒリ語で「13」を表わすケニアとウガンダの国境近くの町クミナタトゥ。そこで大魔術師バキリの面会に成功するが、最大のタブーを犯してしまう。バキリの呪具(キジーツ)である少女を攫ったのだ。バキリの手下たちに追われ、危機一髪、ケニアを後にするのだ。
どうも、自分の中では中島らもさんはイロモノというか 読まず嫌いの中にいた作家さんでした。周りからは「面白いよ」とすすめられていながら 読まずに そのうち中島さんが亡くなり、、
いや、本当に面白い。一流のエンターテイメント小説だった。
「トリック」にも似ている。
とにかく面白い。
おすすめです。
出典:ネットで絶賛されていて
中島らものおすすめ本ランキングTOP15-11
15位:こらっ
257円
いまどきの若者いまどきの日本人、頭をたれて良く聞くようにっ、という一読ハラワタが煮えくり返る超ぶっとび硬派エッセイ集です。
本書は1991年に刊行されたものの文庫本。社会を叱る著者の文章に自身のイラストが加わる。このイラストとそのコメントがいい。題材は古びておらず、約15年前の作品だが今でも十分楽しめる。根は真面目だった著者の片鱗をうかがわせる作品。
出典:イラストがいい
14位:永遠も半ばを過ぎて
605円
ここは腕の見せどころ。輪舞するコメディ。あふれ出る言霊。待ってましたの痛快らもワールド。
関連するまとめ

青春小説おすすめランキング35選!恋愛・友情・スポーツ・家族【2023最新版】
毎日が楽しく眩しかった、胸がざわざわする青春時代へタイムスリップできるおすすめ小説ランキング!ジャンル別(恋…
samax82 / 278 view

東野圭吾の小説おすすめランキング30選~短編・長編別【2023最新版】
ミステリー小説に興味のない人でもその名前を知っているほど代表作が多く、知名度の高い作家さんが東野圭吾さんです…
もどる / 214 view

太宰治の作品おすすめランキング20選!人気の小説と口コミ【2023最新版】
昭和初期の文豪の一人として高い人気と知名度を誇る太宰治。今回はそんな太宰治の作品の人気おすすめランキングと選…
もどる / 219 view

江戸川乱歩の作品おすすめ30選!人気小説をランキングで紹介【2023最新版】
江戸川乱歩さんは日本の推理小説家で、多くの人たちに支持されている作家さんで、数々の名作を生みだしてきました。…
もどる / 218 view

ボカロ小説の人気おすすめランキング15選と口コミ&選び方【2023最新版】
ボーカロイドが好きな方やボーカロイドの楽曲で好きなものがある、という方におすすめなのがボカロ小説です。今回は…
もどる / 274 view

Excel学習本のおすすめ人気ランキング30選と口コミ&選び方【レベル別・2023最…
パソコンの基本スキルとして挙げられることの多いExcelですが、使いこなすのは中々難しいものです。今回はEx…
もどる / 157 view

コミュニケーション本のおすすめランキング30選と口コミ&選び方【2023最新版】
仕事や恋愛、友人関係など人との付き合いを円滑にする上で欠かせないスキルがコミュニケーションスキルです。今回は…
もどる / 277 view
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

樋口一葉の作品おすすめランキング20選と口コミ!人気の小説まとめ【2023最新版】
樋口一葉はお札の肖像に採用されたことで、日本に知らない人はいないというほど、飛躍的に知名度を上げた小説家。今…
もどる / 181 view

コロコロコミック歴代連載漫画の人気おすすめランキング20選【2023最新版】
「月刊コロコロコミック」は1977年に創刊された小学生向けの漫画雑誌です。今回はコロコロコミックの歴代連載作…
もどる / 3593 view

歴代ベストセラー本の人気ランキングおすすめ100選【2023最新版】
数多くの人に愛され、長く支持を得ている本、それがベストセラーです。今回は歴代のベストセラーの中から今読んで欲…
もどる / 763 view

漫画雑誌の人気おすすめランキング30選!女性・男性別【2023最新版】
一定周期で発売されている漫画雑誌。週刊や月刊にかかわらず、誰しも一度は購入して読んだことがあるのではないでし…
もどる / 399 view

人気の作家・小説家ランキングおすすめ70選【日本限定・2023最新版】
おすすめの人気作家・小説家の方々をランキング形式で小説好きがまとめてみました。ここで紹介する作家や小説家の方…
三島マコト / 1086 view

英単語帳の人気おすすめランキング30選と口コミ&選び方【高校受験・大学受験・社会人別…
英単語を効率よく学習するために欠かすことのできないアイテムが英単語帳です。今回は高校受験、大学受験、社会人と…
もどる / 302 view

江戸川乱歩の作品おすすめ30選!人気小説をランキングで紹介【2023最新版】
江戸川乱歩さんは日本の推理小説家で、多くの人たちに支持されている作家さんで、数々の名作を生みだしてきました。…
もどる / 218 view
アクセスランキング
人気のあるまとめランキング
人気のキーワード
いま話題のキーワード
本名 中島 裕之(なかじま ゆうし)
誕生 1952年4月3日
兵庫県尼崎市
死没 2004年7月26日(52歳没)
ジャンル 小説、随筆、コラム、
戯曲、落語台本、歌詞
代表作 『今夜、すべてのバーで』
『ガダラの豚』
『バンド・オブ・ザ・ナイト』
主な受賞歴 第13回吉川英治文学新人賞
第47回日本推理作家協会賞
デビュー作 コラム:『明るい悩み相談室』シリーズ
小説:『頭の中がカユいんだ』