中島らも

プロフィール

本名 中島 裕之(なかじま ゆうし)
誕生 1952年4月3日
兵庫県尼崎市
死没 2004年7月26日(52歳没)
ジャンル 小説、随筆、コラム、
戯曲、落語台本、歌詞
代表作 『今夜、すべてのバーで』
『ガダラの豚』
『バンド・オブ・ザ・ナイト』
主な受賞歴 第13回吉川英治文学新人賞
第47回日本推理作家協会賞
デビュー作 コラム:『明るい悩み相談室』シリーズ
小説:『頭の中がカユいんだ』

中島らものおすすめ本ランキングTOP20-16

20位:頭の中がカユいんだ

頭の中がカユいんだ

528円

何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。

次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集です。
一番最初に読んだらもの本。衝撃的だった。
エッセイなんかだと、どの本もよく似たような事を書いてるし、小説になるととたんにエンターテイメントになってしまう。
何かの本で、「頭の中がカユいんだ」は自分の為に書いた-それ以降は読者の為に書いてきた-と発言しているのを読んだ事がある。
なるほどそうかも知れない。
しかし「バンドオブザナイト」ほど破天荒では無い。
小説ともエッセイともつかぬスタイルだが、とにかく、らもの告白だ。
ドアーズ、ストーンズ、S、村八分、灘校、クスリ、足穂。
後のエッセイで登場してくる様々なキーワードが、もっとも鮮烈に描かれている。
原酒のもつ荒々しくも華のある香り。酩酊する。

19位:ロカ

ロカ

4,077円

長らく文庫化されたなかった、中島らも、最後の小説。天才が予見した自らの未来は。作家・小歩危ルカ、六十八歳。巨額の印税を得て以来、新宿のホテルで一人暮らし。

相棒はWネックのギター「ロカ」。あとは酒と大麻と鮟鱇鍋。「IQが185もあると予知能力が備わる。だから私の予知したことは、ほぼ、九十六パーセント当たるんだ」。著者が急逝直前まで書いていた、問題の近未来の私小説です。
久しぶりに読みました。中島らも。
全てが中島らもでした。
もう会えないですね。
いつか会いたい、否、会うだけじゃダメだ、一緒に酒を飲もう‥と思ってた人でした。
FMラジオでやっていた、『月光通信 』ステッカーもらいました。
ファンでした。家も近かった。
逢いたかった。話したかった。呑んだくれたかった‥

18位:砂をつかんで立ち上がれ

砂をつかんで立ち上がれ

583円

本と人との出逢いは、運命だ。偶然、手にしたように見えても、しかるべき人に、しかるべき本が巡りあうようにできている。山田風太郎『甲賀忍法帖』、バロウズ『裸のランチ』、東海林さだお「丸かじりシリーズ」…。

イヤミな優等生だった小学校時代、フーテン青年時代、そして印刷会社の営業マンを経て今に至るまで、道草を繰り返しながら出逢ってきた数々の書物へ、愛をこめてつづる、本読みエッセイです。
中島らもさんの本を読んだのはこれが初めてでしたが、非常にさっぱりとした面白い文章を書く人で、一気にファンになりました。
 この本を読むと、らもさんがたくさんの本を読んできたことが分かりますが、らもさんはこの本の中で「おれは、たくさん読んでたくさん忘れる人間である」と書いているように、その一つ一つを知識として残してやろうと固執することは無かったようです。そんな気持ち良いまでのさっぱりとした考えが文章にも表れているように思います。
 非常に読みやすいさっぱりとした文章ではありますが、そこにはらもさんの独特の人生論が織り込まれていて内容には深みがあります。楽しみながら感心させられる、中島らもさんならではのエッセイがここにはあります。

17位:寝ずの番

寝ずの番

2,500円

笑いのツボをビシリと突く“らも節”全開のおもしろい一冊です。

希代の咄家(はなしか)・橋鶴が最期までオチをつけてオッチンだ。今宵は弟子たちが集まる通夜だけに艶っぽい逸話(エピソード)も飛び出す無礼講。笑って死ぬか、死ぬまで笑うか、どっちもどっち?粋でホロリとさせる咄家模様を描く『寝ずの番』3部作ほか、読み出したら止まらない、Hで笑撃的な“らもテイスト”満喫の短編集です。
笑えておもしろいよ!と友人に勧めたら電車内で読んでしまったらしく、後悔していました。
思いっきり笑える場所で読んでください。
故・中島らも氏作の、小説です。
「寝ずの番」というタイトルにねずみの絵の表紙ってだけで、なんかもうノリが伝わるかな、って。

16位:ガダラの豚 2

ガダラの豚 2

627円

魔神バキリの呪術パワーを奪え!テレビの取材でケニアを訪れた主人公を待ちうける驚天動地の大事件。呪術師、詐欺師が入り乱れ、痛快無比の大活躍する日本推理作家協会賞受賞作品です。

研究助手、スプーン曲げの青年、大生部の長男、そしてテレビ局のスタッフ6名を引き連れて、大生部はアフリカへと旅立つ。目指すはスワヒリ語で「13」を表わすケニアとウガンダの国境近くの町クミナタトゥ。そこで大魔術師バキリの面会に成功するが、最大のタブーを犯してしまう。バキリの呪具(キジーツ)である少女を攫ったのだ。バキリの手下たちに追われ、危機一髪、ケニアを後にするのだ。
どうも、自分の中では中島らもさんはイロモノというか 読まず嫌いの中にいた作家さんでした。周りからは「面白いよ」とすすめられていながら 読まずに そのうち中島さんが亡くなり、、
いや、本当に面白い。一流のエンターテイメント小説だった。
「トリック」にも似ている。
とにかく面白い。
おすすめです。

中島らものおすすめ本ランキングTOP15-11

15位:こらっ

こらっ

257円

「こらっ」が言えない性格と自他ともに認める中島らもが堪忍袋の緒を揉みほぐして、ついに怒った。駅前開発を、言論の圧殺を、非実用英語を、グルメブームを、心霊商売を、変態いびりを、大麻取締法を、性教育の遅滞を叱って叱って叱りたおします。

いまどきの若者いまどきの日本人、頭をたれて良く聞くようにっ、という一読ハラワタが煮えくり返る超ぶっとび硬派エッセイ集です。
本書は1991年に刊行されたものの文庫本。社会を叱る著者の文章に自身のイラストが加わる。このイラストとそのコメントがいい。題材は古びておらず、約15年前の作品だが今でも十分楽しめる。根は真面目だった著者の片鱗をうかがわせる作品。

14位:永遠も半ばを過ぎて

永遠も半ばを過ぎて

605円

「えっ。ユーレイが小説を書いたの!?」巨大タニシの母貝1個1億円の商談をしくじった三流詐欺師の俺にも、運がめぐってきたようだ。謎の原稿を出版社に持ち込んだところ、文壇の大事件に発展し…。うふふ。

ここは腕の見せどころ。輪舞するコメディ。あふれ出る言霊。待ってましたの痛快らもワールド。
冴えた空気割って三日月輝き出す季節を感じる頃、決まって読み返したくなる一冊。
亡くなるまで終始コミカルにシニカルに世界を笑い飛ばしてみせたエンターテイメント職人
中島らもの真骨頂ここに在り!!電算写植機軋ませながら、今日も机に向かう俺。

13位:中島らもの置き土産 明るい悩み相談室

中島らもの置き土産 明るい悩み相談室

748円

中島らもが、朝日新聞紙上で10年以上続けた人生相談のベストセレクション版。代表作でありながら、没後、入手困難となっていた「Q&A」を中心に編み直した一冊です。

投稿された「お悩み」に対する、独自の発想と文体を駆使して綴られた「回答」ーーそこには、悩むことがアホらしくなる「らも節」の魅力が凝縮されています。
こんな人がご近所にいたら、人生がどんなにたのしくなるんだろう、と
思わずにいられません。

摩訶不思議な、どうでもいいような疑問にも悩みにも
見事な解答ぶり、ただただ脱帽です。
少し落ち込んだ時、元気をなくしそうになったときには
お薦めです。ちょっと、くすっ!と笑えて元気が出てきます。

12位:白いメリーさん

白いメリーさん

440円

まっ白な帽子に白いスーツ、白いストッキングに白いハイヒール。髪もまっ白という「白いメリーさん」。誰を殺してもいいという年に一度の「日の出通り商店街 いきいきデー」――など、怖すぎて、おもしろすぎる9編を集めた珠玉の短編集です。

ナニワの奇才・中島らものユニークな世界に思わず引き込まれる最高におもしろい一冊です。
ただ一言、面白い!
中島らもさんの本を初めて読んだのですが、これは短編で読みやすく、またそれぞれが面白い!
読んでいてどんどん引き込まれる1冊でした。

11位:僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

638円

超有名進学校「灘校」に八番で入学。ギターを弾いたり、漫画を描いたり、学業以外に打ち込みすぎて成績は面白いくらいに下降線を辿っていく。

超受験校のすみっこで底抜けの明るさと底無しの泥沼の間をさまよった「落ちこぼれ」の日々。60年代後半から70年の時代のフレイバーと神戸の街が交錯して中島らもの青春がモラトリアムの闇に浮かぶ、おかしくも哀しく、忌まわしくも愛しい至福のエッセイがここにあります。
国際線の中で読んだ。
何度も腹を抱えて笑った。
時折、なぜか切なくてなつかしい気持ちになった。
自分も同じ時代を生きた。
軽妙だが味わい深い作者の力量に感服した。

中島らものおすすめ本ランキングTOP10-6

10位:心が雨漏りする日には

心が雨漏りする日には

211円

若い頃からの睡眠薬の過剰摂取に始まり、アル中、ドラッグなどの経験や、メンタル的な病を抱えての生活など、通常であればそのまま身を持ち崩してもおかしくないのに踏みとどまって、こうした精神的に病んでいる自分を客観的な視点で語る人気作品です。

自ら体験した精神的病いの苦しみと、その一方でのドラッグの気持ちよさを並列させつつ、現実生活で苦しみを抱えながらも、それらを神の視点のように客観的に語っている点で、他のメンタル系体験記とは一線を画しています。
らもさんのソーウツエッセイ。自分もソーウツなので、らもさんの躁エピソードが「躁だよね!」と大共感の嵐。ご自身の奇行を笑いのネタに昇華するユーモアのセンスがハンパねえ。まさに「こころだって、からだです。」

9位:ガダラの豚 3

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