
平成の出来事50選~事件・事故・地震など衝撃順にランキング【2025最新版】
地震や豪雨といった自然災害、死者が多数出た事件など、激動の平成も終わりをつげ、新たに令和の時代がスタートしました。そこで今回は、様々な出来事があった中で、平成の衝撃な出来事をランキング形式で紹介していきます。
平成の衝撃な出来事TOP50-41
50位:新宿雑居ビル火災
49位:日韓W杯開催
48位:なでしこジャパンがW杯初優勝
47位:雪印集団食中毒

第二次世界大戦後最大の集団食中毒事故
雪印集団食中毒事故とは、2000年6月から7月にかけて、近畿地方を中心に発生した、雪印乳業の乳製品(主に低脂肪乳)による集団食中毒事故です。この事故は認定者数14,780人の、第二次世界大戦後最大の集団食中毒事故となり、雪印乳業の社長、石川哲郎氏が引責辞任に追い込まれた食中毒事故でした。影響は雪印だけに留まらず、他の乳業メーカーへ注文が殺到したために、乳業各社で生産・配送が受注に追いつかなくなり、また、乳業以外の食品メーカーでも衛生管理をめぐる不祥事が明るみに出たり、パンやトマトジュースなどをはじめとした食品への異物が混入する騒ぎなど、食品業界全体の食の安全に大きな影響を与えた事故でした。
2001年9月1日、都新宿歌舞伎町の雑居ビルで死者44人を出した悲惨な火災が発生しました。これだけの死者を出した原因は、ビル内の避難通路の確保が不十分であったこととされ、これ以来ビル内の避難経路の確保が特に厳しく求められるようになりました。