所在地： 〒169-8050 東京都新宿区戸塚町１丁目１０４
創設者： 大隈重信
大学設置：1920年
創立：1882年
学校種別：私立
学生数：47,094

早稲田大学は、慶應義塾大学と並んで日本最難関レベルの私立大学として知られています。先日発表された世界大学ランキングの日本版では第13位、私立大学では国際基督教大学に続き、第2位にランクインしています。早稲田大学には、看板学部である政治経済学部や法学部、近年人気の高い国際教養学部や社会学部などの文系学部のほか、先進理工学部などの理工系学部、スポーツ科学部といった多種多様な学部があり、現在では、全学部合わせて約40,000人の学生が在籍しています。

2004年、JR品川駅構内で手鏡を使い女子高校生のスカートの中をのぞいたとして、早稲田大大学院教授、植草一秀氏が都迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕されました。植草氏はマスコミ御用達のエコノミストとして知られ、日本経済新聞社1998年アナリストランキングエコノミスト部門第１位、日経マネー誌2003年第３回オンライン投資家によるエコノミストランキング第１位に選出されている。日本経済新聞のコラム「一刀両断」の執筆、ワールドビジネスサテライトのレギュラーコメンテーターを務めるなど、日経グループ各社での「活躍」が特に目立っていました。

さらに2006年には京急本線の品川駅-京急蒲田駅間の下り快特電車内で高校生の女子生徒に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で警視庁により逮捕。逮捕直後から植草は「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認していました。しかし2007年10月16日、東京地裁（神坂尚裁判長）は、「不合理な弁解をして反省の姿勢が全く認められない」と植草の姿勢を強く非難した上で、「規範意識に相当問題があり再犯のおそれも否定できない。もはや社会内での更生は期待できない」と懲役4ヶ月の実刑判決を言い渡しています。

女性信者らへの性的暴行を繰り返していた教祖 （当時61歳）が率いるカルト集団「摂理」が、全国50以上の大学で学生信者を獲得していたことが判明。早稲田大学の学生にも信者が確認され、脱会者は「エリートを狙った」と証言。勧誘活動は宗教色を表に出さずに行われ、バレーボール、テニス、サッカー、コーラス、演劇、美術などのサークル活動を装って学生を引き込み、数ヶ月かけて信頼関係を築いたのち「聖書を勉強しませんか」と切り出していたそうです。

韓国メディアによると、鄭被告は自らを救世主を意味する“メシア”などと称して信者らを洗脳、好みに合う背が高い女性を「信仰スター」として選抜し、教団の宗教施設で性的暴行を繰り返していたということです。
教主が性的暴行犯として逮捕されて収監生活を繰り返している中でも、摂理はむしろ組織を拡大させ、現在は日本、台湾、香港、米国など40カ国余りの3万人の信者を擁する教団になっていると言われています。

早稲田大学高等学院生殺人事件とは、1979年1月14日に東京都世田谷区在住の早稲田大学高等学院1年生が祖母を刺殺した家庭内殺人事件です。犯人がエリート一家に育ち、マスコミ宛に殺人計画のシナリオや大衆を憎む遺書や録音テープなどを残して自殺したことで話題になりました。殺害後に犯人は逃走して、殺害現場から2キロメートルほど離れたビルから飛び降りて自殺。犯人の部屋には朝日新聞、毎日新聞、読売新聞にあてた遺書が残されていました。

遺書に犯人が愛読していた筒井康隆を思わせるくだりがあり、事件一か月前に完結した筒井の小説『大いなる助走』が影響を与えたのではないかと当時話題になり、1979年の『現代思想』での対談で、筒井自身が「ぼくははっきり自分の影響だと思ってます」「文学は社会にとっての毒である」と述べています。事件後に刊行された筒井の『宇宙衛生博覧会』（1979年）の帯には、「18歳未満お断り!我慢できずに読んでしまった人へ。人殺しだけは絶対にしないでください。あとでこの本のせいにされても責任はもちかねます」と書かれました。

早稲田大学商学部入試問題漏洩事件は、1980年に早稲田大学商学部の入学試験問題が事前に漏洩し、不正に合格した学生や漏洩に関与した関係者が処分を受けた事件です。警視庁は、裏口入学斡旋グループの中心であった大学職員2名と、元男性教諭、および印刷所の職員を、窃盗の容疑で逮捕した。早稲田大学はその入試問題を不正に入手した受験生9人の合格を取り消した。さらに過去にさかのぼって調査を行い、同グループの斡旋で不正入学していることが判明した卒業生42人と在学生13人に対し、入学取消と学籍抹消の処分を下しました。

3月11日には漏洩事件に介在していたとして、教育学部教授であった市原康允が解任され、3人の受験生の父母から各1000万円の謝礼を受けたこと、 2人の浪人受験生に問題と模範解答を見せたことを認めました。3月13日には商学部長・田中喜助が引責辞任。3月22日には元早稲田大学総長室調査役で早稲田高校に出向中の商学部系事務職員OBが電車に飛び込み自殺。遺書には、疑惑の目で見られるのが耐えられず死を選ぶ以外なくなった、一連の疑惑には断じて関わりないとあり、最後に「早稲田大学万歳」とあったそうです。3月24日には教育学部長が引責辞任。4月9日には、前月15日に保険学で知られた商学部教授が縊死していたことが判明。また4月20日には身の潔白が証明されていた大学総長室調査役（商学部系事務職員OB）が飛び降り自殺を図り、「私は不正入試に全く関係していない。もう世の中が嫌になった」とメモを残すなど、多くの死者を出しました。

2021年7月、早稲田大学社会科学部助教の丸山隼人容疑者を、教え子の女子大学生に対する強制わいせつの疑いで逮捕したと発表しました。目白署によると、逮捕容疑は5月7日夕～夜、東京都豊島区の居酒屋で学生のひざや胸を触ったほか、近くの路上で抱きついたり顔をなめたりしたというもの。学生が『やめてください』と繰り返しても行為を続けた疑いがあるという。

また、「東京湾に沈める」などと教え子の女子大生らを脅迫したとして、警視庁目白署は暴力行為等処罰法違反の疑いでも逮捕されています。丸山容疑者を知る外務省関係者は「ニュースを見てびっくりしました。彼は有名商社勤務を経て2007～08年、国連開発計画（UNDP）のスタッフとして東チモールのディリにいたと聞いています。」と語り、元国連機関スタッフの卑劣な行為に衝撃が広がりました。