
地震が多い都道府県の危険度ランキング47選【2025最新版】
世界の大地震の20%は日本で発生するといわれるなど、地震大国として知られる日本。今回は地震が多い都道府県を危険度順にランキング形式で紹介します。
地震が多い都道府県の危険度ランキングTOP47-41

府内42市町村は、南海トラフの地震で著しい地震災害が生じるおそれ
大阪府に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅いところで発生する地震と、太平洋側沖合で発生する地震です。大阪府の主要な活断層は、北部に兵庫県から京都府まで延びる有馬−高槻断層帯と、それに直交するように京都府から延びる三峠・京都西山断層帯と奈良県との県境付近に延びる生駒断層帯、府西部に延びる上町断層帯があります。北部には兵庫県との県境付近から淡路島にかけて延びる六甲・淡路島断層帯と、大阪湾内に大阪湾断層帯が延びています。奈良県・和歌山県との県境付近には、紀伊山地北部から和歌山県北部に延びる中央構造線断層帯があります。府内42市町村は、南海トラフの地震で著しい地震災害が生じるおそれがあり、「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。

有明湾沿岸はやや弱い地盤で揺れが大きくなる可能性
佐賀県に被害を及ぼす地震は、主に陸域や沿岸部の浅い場所で発生する地震です。大きな被害を及ぼした地震はあまり知られていませんが、2005年の福岡県西方沖の地震(M7.0)でも、みやき町で震度6弱を観測したほか、負傷者や家屋の破損などの被害が生じました。佐賀県の主要な活断層は、有明海北岸地域の平野とその北側の山地との境界に沿って分布する佐賀平野北縁断層帯です。この断層帯の一部は、古代から道路として使われていました。また、福岡県境近くには日向峠−小笠木峠断層帯があります。有明湾沿岸はやや弱い地盤であるため、地震が発生した場合には他の地域より揺れが大きくなる可能性があります。
震度5以上回数
1920年代~2020年代 2回(46位)
震度1以上
1990年代~2010年代 348回(47位)