武内直子による漫画が連載開始されると同時にテレビアニメ化され、様々な年代の支持を受けた超人気作品。読者対象の少女だけでなく、大人の女性や男性の間にまで広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域を遥かに超えたブーム・社会現象となりました。日本国内外問わず知名度が非常に高い作品であり、普段アニメや漫画とは無縁の層の間にまで広く知られており、日本のアニメ文化のひとつの象徴とも言える作品です。

土萠ほたる（セーラーサターン）の身体に巣食うダイモーンで、ファラオ90に仕える巫女のような存在です。ほたるの体を乗っ取る前はほたると同じ姿をしていたが、ほたるの体を完全に乗っ取った後は黒いドレスを着た長髪の女性の姿になります。

セーラースターズに登場する敵組織の首領で、シャドウ・ギャラクティカの破壊の戦士で、「銀河の女王」です。銀河最強の力を持つサッファー・クリスタルの持ち主で、非常に高い戦闘能力を誇っており、最強のセーラー戦士といわれています。

セーラープルートに変身する、神秘的で寂しげな雰囲気を持つ褐色の肌の女性で、黒に近い深緑色のロングヘアを頭頂部中央でシニヨン付きのハーフアップにまとめています。一歩引いた距離からちびうさとの友情を大切にし、守るべきプリンセスであり、穏やかで控えめな大人の女性です。

原作と『Crystal』では緑、旧アニメ版では藍色の瞳をもつ雄の白猫で、ルナと同様に額に三日月のしるしが特徴です。前世で月の王国が滅亡した際にルナとともにコールドスリープ状態に入っていたが、現世で他の関係者よりも一足早く覚醒し、月野うさぎがセーラームーンになる前（原作では1年前）に美奈子と出逢います。

「美少女戦士セーラームーン」の敵組織デッド・ムーンの女王ネヘレニアに仕える、アマゾントリオの一人で、オネェ口調で喋るワイルド風イケメンです。原作ではパラパラの妖術で虎から人の姿になり、火野レイをミラーハウスに誘き寄せるが、フォボスとディモスに邪魔された挙げ句にマーズ・フレイム・スナイパーを喰らい退場するほぼチョイ役です。

主人公であるセーラームーンと敵対しており、30世紀の未来において、太陽系第10番惑星ネメシスを本拠地としています。亜美と同じくチェスの名手であり、水を操る力を持ち、その名の通り、邪黒水晶を用いた振り子の使い手でもあります。

第一部の敵キャラで、ダーク・キングダム四天王のリーダーです。ダークキングダム中東支部長で、ストレートの長い白髪に胸元をはだけた軍服が特徴です。冷徹でストイックな男で、下部組織ダーク・エージェンシーの社長であるダンブライトの上司でもあります。

パラパラとは、『美少女戦士セーラームーン』に登場するキャラクターで、敵組織デッド・ムーンに所属するアマゾネス・カルテットのメンバーです。別名は玉乗りパラパラで、四人の中では最も小柄で、精神的に幼く、喋り方も舌足らず、一方で、幼い故の純真さと残酷さを併せ持ちます。

地場衛の前世の姿で、地球の王子で、月の王国シルバー・ミレニアムの王女プリンセス・セレニティと恋に落ちます。地球と月との戦争を最後まで回避しようと努めたものの、セレニティを庇い命を落とす。その後、現代の日本に地場衛として転生しました。

月野うさぎの前世の名で、第一部では、衛との出会いやセーラー戦士への覚醒が描かれています。「ムーンスティック」を得てセーラー戦士のリーダーとなった後、プリンセス・セレニティを名乗るセーラーヴィーナスと合流します。

普段は有村ゆう子という名前で、無限学園の哲学クラスと礼儀作法部を担当している人気キャラです。メンバーの中では最年長で(他メンバーに「オバン」と陰口を叩かれる)、仕事を仕切っているのも彼女です。

原作第二部及びアニメ『美少女戦士セーラームーンR』における敵のひとりで、ブラックムーン一族の上級幹部の一人で、プリンス・デマンドの弟。藍色の短髪が特徴です。錬金術を用いたドロイドの製造、「邪黒水晶」の反応炉やピアスの制作など、ブラックムーンを技術面で支えています。

「同感（シンパシア）のコーアン」は、ブラック・ムーン一族の紅のルベウス配下のあやかしの四姉妹の末っ子で、自称「カゲキな末っ子」です。セーラーマーズと同じく炎を操る能力を持ちます。紫色の髪を猫耳の形にセットし、額飾りの宝石、チュチュスカートと全身タイツのコスチュームが特徴です。