ジャンル：ヒーロー、アクション、ギャグ漫画
作者：ONE
出版社：未書籍化
掲載サイト：FC2作者ホームページ
発表期間：2009年7月3日 - 連載中
話数：137話

物語開始から3年前、就職活動に行き詰まっていた青年・サイタマはある日、街で暴れていた怪人から1人の少年を救う。その際に「ヒーローになりたい」という幼き日に見た夢を思い出し、就活をやめてヒーローになることを決意。頭髪全てを失うほど懸命なトレーニングを3年間行った結果、どんな敵でも一撃で倒せる最強の力を手に入れる。

しかし、いつも一撃で決着が付いてしまうことから次第に戦いに対する緊張感などを喪失し、ヒーローになった現在でも無気力な日々を送っていた。

百々目蛸は災害レベル鬼の怪人で、強さうんぬんの前に単純にデカいので、戦闘力の高いヒーローでも手こずることが予測できます。百々目蛸には「建物を食べて巨大化＆硬質化する」という能力があります。

バクザンは「闇地獄殺人術」の使い手で、スーパーファイト参加者の一人です。スーパーファイトでは過去に2回の優勝を収めており、過去の試合は全て一方的な蹂躙だったという恐るべき実力者です。

17万年ゼミは災害レベル鬼の怪人で、デザインを見る限り、ムカデ先輩たちと同じような種族の怪人のようです。作中では、B級～C級のヒーローたちが秒殺されているところをみると、災害レベル鬼に相応しい実力は備えていたことがわかります。

バンパイア（血統書付）は災害レベル鬼の怪人で、吸血鬼の家系で生まれ育った怪人で、怪人細胞を取り込むなどして怪人化した元人間とは違う「純血の怪人」です。怪人王オロチや怪人協会の幹部たちすら紛い物扱いするだけあって、その実力は大したものです。

暗殺から用心棒まで何でも請け負う、自称最強の忍者です。非常に高速な動きを持ち味とし、S級ヒーローにも匹敵する実力を持ちます。その高速移動は名前の通り音速に迫り、衝撃波をも発することができます。

地底王は災害レベル鬼の怪人で、地底人を率いて地上を支配すべく侵攻してきましたが、珍しくやる気満々だったサイタマに瞬殺されたため野望は潰えました。深海王と同格という情報もあり、サイタマと出会わなければもう少し活躍できたかもしれません。

怪人協会に所属する怪人の一体で、災害レベルは"竜"です。その見た目通り、巨大な口と頑強な歯が武器で、これまで数多の怪人を丸吞みにしてきた豚神を丸吞みにするという、文字にしただけでもわかるとんでもないことをやってのけています。

冥界王プル豚は「災害レベル竜」に指定されている怪人で、巨大な体を持っています。「○○王」と名のつく怪人の中で、災害レベル鬼を超えているのは今のところ冥界王と怪人王だけで、それだけでも相当の強さが予想されます。しかし冥界王プル豚はアニメ「ワンパンマン」に登場しておりサイタマと戦って倒されています。

初登場時点ではS級16位のヒーローで、そのヒーローネームが示す通り、金属バットを用いた単純な喧嘩スタイルが特徴で、メルザルガルド戦では物理攻撃を中断して別の方法を模索しようというイアイアンの提言に「俺は殴るしかできねぇ却下だ！」と言い放っている。しかしその実力は確かなもので、かつて災害レベル"鬼"の怪人を単独で撃破した実績を持ちます。

天空王は天狗のような姿が特徴の怪人で、本人の口ぶりから地底王や深海王と同格の怪人だったことが伺えます。しかし天空王はワンパンマンではなく、メルザルガルドに瞬殺されてしまったため、格下感は否めません。

業火のフレイムは怪人協会に所属する怪人で、元は忍者の里出身の人間で、忍者の里でも特に優秀な者が多く輩出された「黄金の37期」の一人でした。怪人化により大幅にパワーアップし、ウィンドと同等の強さを持つ描写があり、彼と同じく災害レベル竜クラスの実力者です。

怪人協会の幹部で、災害レベルは竜です。怪人協会の幹部の肩書きを持つだけあって、その強さは他の怪人を遥かに上回ります。猫らしく細く長い爪で戦うというシンプルな戦闘スタイルをとり、爪の強度はライフルの弾丸を容易くはじき返す程です。

S級17位ヒーローで、筋骨隆々の肉体を持つ大柄な男性で、一昔前の米国の刑務所で使われていたような白黒縞模様の囚人服を着て、右足首には鎖に繋がった鉄球を着けています。自身をS級最弱、一般人などと言ってはいるものの､それは「超人中の超人揃いであるS級上位陣に比べたら」のことで、下位ヒーローを含む他人からしてみれば充分に化物の領域に入ります。

S級9位のヒーローで、モノアイ風の仮面と全身をくまなく覆う黒いアーマーが特徴です。将棋の駒の名を冠した『戦術変形』を以って戦闘を行い、各戦術変形ごとに黒いボックスを変形させ、身に纏わせることで多彩な能力・特性を発揮します。変形の一つ一つが災害レベル竜にも通じ得る、非常に強力な威力を発揮します。

疾風のウインドは怪人協会に所属する怪人で、「閃光のフラッシュ以外のS級ヒーローは雑魚」と言い切るほどの実力者であり、その発言に見合うほど高い実力を備えています。怪人化した状態で閃光のフラッシュに襲い掛かり、業火のフレイムと共にフラッシュを追い詰めています。

突如地上に侵攻をかけた海人族（アニメでは深海族に変更）を率いる人型の怪人で、作中では災害レベル「鬼」と認定され、素手で軽々と高層ビルを崩落させています。A級ヒーローのスティンガーとイナズマックスを瞬殺し、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーとのパワー対決に競り勝ち、音速のソニックに最初は翻弄されるも、雨を浴びたことで海の生物としての"本来の姿"を取り戻し、20mもの巨体と、ソニックに勝るとも劣らぬスピードと更に向上したパワーで一時撤退へと追い込みました。

元々は「進化の家」の「不死身シリーズ」実験体サンプル66号で、ジーナス博士も認める唯一の完成品でしたが、10年前に脱走してヒーローとなります。直接的な攻撃力はS級ヒーローたちの中では下位に属しますが、致命的なダメージを受けても元通りに回復する、不死身に近い肉体を持ちます。数百回の致命傷を負っても数分の休憩で平気で、いうなれば『常時発動状態の超再生能力』です。

見た目はひ弱な普通のモヤシで災害レベルもその見た目に準拠するようなものですが、その実態は周囲一帯を凍らせる非常に強力な力を持った怪人です。その強さもさることながら驚異的なのはS級ヒーローやA級ヒーローの顔をすべて覚えており、油断を誘い攻撃してくる、あるいは勝てそうにないなら逃げるという狡猾な思考を持った怪人です。