値段　12,000～15,000円

＜特徴＞
レックスモルモットは、品種改良で生まれた突然変異の品種であり、野性には存在していません。
テディモルモットによく似ていますが、テディモルモットはアメリカ、レックスはヨーロッパで発見されたモルモットというのが違いです。
見た目がほぼ同じであり、つむじはなく縮れ毛で短毛ですが、見分け方としては若干レックスの方が巻き毛が強い傾向があります。

レックスモルモットとテディモルモットは別な品種なのですが、イギリスではレックスと呼ばれ、アメリカではテディと呼ばれる、日本でもレックスと呼ばれることが多いようです。別名キャビーと呼ばれることもありますよ。

そのせいかくはとても臆病な性格をしていますが、ゆっくりと時間をかけてコミュニケーションをとっていくことで飼い主には良く懐きます。
最初は近寄ることもしてこないレックスモルモットですが、毎日やさしくお世話したり、驚かせたり嫌がることをしないということを心がけていけば、いつしか自分から寄ってくるようになるでしょう。
ゲージ内でチョロチョロ活発に動き回る姿を見せたり、飼い主にエサをおねがりしたりなど、可愛らしし姿を垣間見ることができます。

値段　10,000~15,000円

＜特徴＞
テディモルモットは品種改良でアメリカで発見された突然変異のモルモットであり、野性には存在しない品種です。
その名の通りテディベアのようにくるりと縮れた毛をもっているのが特徴で、「レックス」によく似ていますがテディモルモットはアメリカ、レックスはヨーロッパで発見されたモルモットなのが違いです。

テディモルモットは、アメリカンとアビシニアンの2つの種類を繁殖させて生まれた品種ですので、その毛色はとても豊富で、毛質も柔らかい毛と硬い毛の2つの毛質に分かれます。
また、ノーマルとツヤのある「サテン」という違いもあり、選ぶ楽しさもあるモルモットです。
体の中でビタミンをつくり出すのが難しいので、ビタミン不足になるのを防ぐため、モルモット専用ペレットを与えながらビタミンをバランスよく摂取させてあげる必要があります。
テディモルモットの縮れ毛は床材であるチップなどが絡まりやすいため、日々のこまめなケアも必要となります。
そのため、モルモット初心者の方にはあまりおすすめできず、上級者向けのモルモットといえるでしょう。

その性格は他のモルモット同様、臆病な性格をしていますが、ゆっくりと時間をかけてコミュニケーションをとっていくことで人には良く懐きます。
大きな音で驚かせたり、嫌なことをしないように心がけ、やさしく毎日接することでいつしか心を開いてくれることでしょう。
一度懐くと自分から寄ってきたりなど可愛らしい姿を幾度となく見ることができ、しっかりとケアができる方なら楽しく飼育ができる品種です。

値段　10,000前後

＜特徴＞
ペルー・ガイアナ・コロンビアが原産国であるシェルティは、イギリスで1973年に独立した品種です。
長毛種でストレートのキレイな毛が特徴のモルモットで、とても手触りが良く、癒されること間違いなしですよ。
その長い毛は体に沿って流れておりつむじはなく、顔周りは毛が短くなっていますが、脇腹や背中あたりの毛は長毛で長い部分で30㎝以上となる個体も存在します。

そのためこまめなブラッシングやカットを必要としますので、毎日のケアをしっかりと行うことのできる方におすすめなモルモットです。
初心者にが少々飼いにくいので、上級者向きといえるでしょう。
また、モルモットは暑さや寒さに弱いため温度管理も欠かせません。
毛色は白・黒・茶をしており、気品のある見た目も特徴です。

その性格はほかのモルモットと同じくとても臆病な一面がありますが、じっくりと時間をかけてコミュニケーションをとっていくことで人にはよく懐きます。
また好奇心旺盛な一面もありますので、慣れてくるとゲージ内をチョロチョロと活発に動き回ったりなど愛らしい姿を見ることができるでしょう。

値段　2,000～20,000円

＜特徴＞
くろすクレステッドは、頭部にロゼット（つむじ）があり、毛が逆立っているのが特徴です。頭部の毛は長めですが、ほかの部分は短く直毛となっています。

頭部以外の姿はイングリッシュモルモットとよく似ており、ノーマルモルモットの改良品種であることから、野生には存在しないモルモットです。
クレステッドは、ロゼットの部分が白いアメリカ系と、毛色のバリエーションが豊富なヨーロッパ系の2種類が存在し、毛色が豊富なので選ぶ楽しさもありますよ。
そんな毛色でも、そのかわいいつむじがクレステッドの特徴です。

モルモットならではの臆病な性格をしていますが、ゆっくりと時間をかけてコミュニケーションをとっていくことでよく懐きます。
毎日やさしくお世話をし、驚かせたり嫌がったりすることをしないように心がけましょう。
ピーピーと可愛らしい声が特徴で、癒されること間違いなしですよ。
一度心を開いてくれると、自分から寄ってきたり鳴いてエサをおねだりしたりと、可愛らしい姿をたくさん見せてくれることでしょう。

値段　30,000～

＜特徴＞
スキニーギニアピッグは、無毛種でその名前の通り毛の無いモルモットで子豚に似た姿が可愛らしいモルモットです。
鼻・足先に多少毛が残るタイプと全身無毛のタイプの2種類が存在し、ユニークな見た目が印象的です。
1978年にカナダのモントリオールで発見された新しい品種であり、別名「ヘアレス」とも呼ばれています。
日本では少し毛があるタイプのオスが多く見られ、メスは非常に希少価値が高くなかなか見かけることがなく、値段も高価です。
毛色は様々ですが、なかには全身がピンクや黒、茶色や黒の斑模様のスキニーギニアピッグも存在します。

体内でビタミンをつくり出しにくいスキニーギニアピッグは、ストレスや病気に対しての抵抗力が下がってしまう場合がありますので、しっかり健康管理を行う必要がありますので、初心者の方よりも上級者向けのモルモットといえるでしょう。
毛はないですが手触りはとても良く、ブラッシングは必要ないので濡れタオルなどで拭いてあげると匂いが気にならないでしょう。
寒さには弱いので、温度管理はしっかりと行ってあげる必要があります。

その性格は、モルモット特有のとても臆病な性格の持ち主です。
しかし、ゆっくり時間をかけてコミュニケーションをとっていくことで飼い主にはよく懐き、可愛らしい鳴き声でエサなどを催促する子もいます。
その愛嬌のある姿と、キュートな鳴き声が飼い主を虜にしますよ。