部屋と同じく、車内には煙草、食べ物、カビなどから発生する臭いが充満していることがあります。

消臭剤とは、そんな臭いなどを化学や生物的な作用などによって、除去したり緩和したりするアイテム。

一方、芳香剤は、空気中に芳香を漂わせるアイテムです。

更に、消臭や芳香を同時に行ってくれるアイテムもあります。

車用消臭剤や芳香剤は、自動車に設置やすいように工夫が施されていたり、小型化されたりしています。

車用消臭剤や芳香剤には、置き型をはじめ、シート下型、エアコン設置型、スプレー型、ビーズ型、吊り下げ型などの種類があります。

置き型はカップホルダーやダッシュボードに設置することが多く、コンパクトでオシャレなデザインを施したもの。自分の好みの匂いとデザインで車内をコーディネートすることが可能です。

車用消臭剤の設置場所が無かったり、目につく場所に設置したくなかったりする場合にはシート下型がおすすめです。煙草、エアコン、靴といった匂いを足元から消臭します。

エアコン設置型は、エアコンの吹き出し口に設置するタイプで、エアコンの風を利用して、広範囲を消臭したり、香りを広げたりします。

車内で匂いが気になる部分などにスプレー型をひと吹きすることで、あっという間に消臭することが可能です。中でも、エアコン用は、ノズルを使って吹き出し口(エアコン)にさっとひと吹きすることで、消臭や除菌ができます。

ビーズ型は、消臭効果があるビーズを採用しており、灰皿などに入れて、タバコ臭を除去します。設置スペースに困らず、液体ではないので、液漏れといった心配もありません。

車内にある車用消臭剤や芳香剤が急ブレーキなどでの落下してしまうのではないかと心配する人におすすめなのが、吊り下げ型。ちょっとした突起に吊り下げるだけなので、設置スペースも最小でOK。

好みや車内の環境によって。ご紹介した置き型、シート下型、エアコン設置型、スプレー型、ビーズ型、吊り下げ型を使い分けることは選び方のポイントです。

消臭剤は無香料の製品が多いです。一方、芳香剤を選ぶ際は、香り選びは重要なポイントとなりますが、カーショップなどではかなり多くの香りがありますので迷うことはあります。そんな時は、柑橘・シトラス系、ソープ系、グリーン系といった香りが人気なので試してはいかがでしょうか？