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体重体組成計とは

そもそも体組成とは筋肉、脂肪、骨などの体を構成している組織のことを言います。つまり体組成計はそれらを推定し数値として表すことで可視化してくれる機械ということになります。

肥満の予防や改善を図るには体重だけを管理するのではなく、体脂肪率や筋肉量の測定を行い体のバランスを知っておくことが非常に役立つのです。

健康的なダイエットには筋肉量は欠かすことのできないポイントです。ダイエット期間中に体重だけでなく筋肉量を管理しておくことで、より健康的なダイエットの指針とすることもできます。

また、肥満改善だけでなく、日常的に体組成を知っておくことで健康状態の確認をするのにも役立ちます。

体重組成系の種類

体組成計は体重計のように乗るだけで測定できる両足測定タイプと手も使用する両手両足タイプがあります。
以下に特徴をまとめました。

両手両足測定タイプ

電極が付いたグリップを握ることで全身に微弱な電流を流して測定を行います。
人の体は体内水分量が時間帯で変動しますが、両手両足タイプであれば変動の影響を受けにくく、精度の高い計測が行えます。
また、全身の体組成のみならず体幹や両足、両腕といった風に部位別の測定を行える点も大きな特徴です。

両手両足タイプの測定法

両手両足タイプの測定法

画像のようにグリップを両手で持つことで計測を行います。
微弱な電流を流し、電気抵抗(インピーダンス)を測定します。この方法を生体インピーダンス法と言います。

両足測定タイプ

体重計のように乗るだけで測定を行うタイプです。簡単に測定が行える反面、体内の水分の日内変動の影響を受けやすいため、継続的な計測は毎日同じ時間帯に行う必要があります。
手に障害があり、グリップをしっかり握れないという人には両足測定タイプの方が適しています。

体組成計で分かる5つのこと

体組成計を使用すると体重以外に様々なことが分かります。ここでは体組成計で分かる基本的なことについて見ていきましょう。

体脂肪率

体脂肪率は体重の中で体脂肪が占める割合のことを言います。体脂肪は付いている部位によって皮下脂肪や中性脂肪などに分けられます。
体脂肪というとなんとなくマイナスイメージを持つ人も多いですが、エネルギーの貯蔵や内蔵保護などの役割を担っており、ある程度は必要だということを忘れてはいけません。
体脂肪は男女でもつき方に違いがあるため、基準が異なっていることも大切なポイントです。
一般的には男性の標準で10~19%程度、女性の標準で20~29.9%となっています。男性で25%以上、女性で35%以上体脂肪率があると高めになるので注意が必要です。

体脂肪率表

体脂肪率表

体脂肪を分かりやすく表にしたもの。色分けされているので自分の体脂肪率がどこに当てはまるのか簡単に調べることができます。

内臓脂肪

上記の体脂肪のなかでも内蔵まわりについている脂肪を内臓脂肪と言います。この内臓脂肪は血中に脂肪を増やし脂質異常症になったり、インスリンの働きを阻害して糖尿病を引き起こしたりと生活習慣病の原因になってしまいます。
内臓脂肪の標準値は1~9、高めの数値だと15~30と言われています。

皮下脂肪率

皮膚の下に蓄積される体脂肪を皮下脂肪と言います。皮下脂肪率は体重のうちに皮下脂肪がどれだけ割合を占めているかという数値になります。
本来皮下脂肪は体温を保ったり、エネルギーの蓄積などの役割を果たしていますが、人の体に必要以上に付きやすい面を持っていて、お腹や二の腕、おしり、太ももなどに付きやすいという困った存在です。
プロポーションを保つためには必要以上に皮下脂肪をつけないようにする努力が必要です。

基礎代謝

基礎代謝は生命を維持していくために必要なエネルギーの消費のことを言います。これは活動の有無に関わらず必要なエネルギー量のことで、例えば24時間じっと動かずにいたとしても心臓に代表される臓器は活動をしていますよね。これらを動かすためのエネルギーのことを基礎代謝と呼ぶのです。
1日の総エネルギー消費のうち7割程度は基礎代謝だと言われています。
この基礎代謝は20代頃から段々と減少していく傾向にあります。体内の機能が低下していくためなのですが、基礎代謝の低下は太る原因となってしまいます。
基礎代謝が低下しても若い頃と同じ食生活を続けていた場合、エネルギー消費は少なくなっているため中年太りになってしまいます。

BMI

体格指数を表すBody Mass Indexの頭文字をとったBMIは身長と体重のバランスから肥満度を判定する国際的な基準です。このBMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められます。
日本の基準値はBMI18.5~25程度で25以上30未満であれば肥満1度、30を越すと2度以上の肥満になります。
ちなみに理想的なBMI値は22とされており、この数値の時が病気にかかりにくい理想体重だと言われています。

BMI表

BMI表

身長と体重からBMI値を一目で確認できる表です。色分けされているので自分がどこに当てはまるのか簡単に調べることができます。

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