亀井孝は1969年に同志社高校1年の時にアーチェリーを始め、その年の近畿秋季大会で大会新で初優勝を飾ると、1971年インターハイ優勝と数々の栄冠を手に入れます。そして1976年全日本選手権、1978年全日本フィールド選手権優勝をはじめとして、国内の全てのメジャータイトルを制覇して名実ともに日本のトップに躍り出ます。60歳を過ぎた現在でも現役を続ける有名なアーチェリー選手です。

菊地栄樹は、広島県安芸郡出身で中学校時代からアーチェリーを開始し、広島県立広島工業高校3年時にはインターハイ個人種目で優勝を果たした実力者です。2009年のアーチェリー世界選手権では団体の銅メダル獲得に貢献して、2012年のロンドンオリンピックに出場して有名になりました。現在はエディオンのアーチェリー部に所属し、東京オリンピックに照準を合わせています。

倉矢知明は、小中学校時代は野球で活躍し、貴志川高校でアーチェリーを始め、持ち前の集中力で数々の栄光を手にしてきました。高校時代にはジュニアナショナルチームに選出され、韓国、台湾に遠征しました。2018年トルコのアンタルヤで行われたアーチェリーワールドカップには古川高晴、武藤弘樹と団体に参戦し、準決勝でイギリスを破る快挙を成し遂げました。東京オリンピックでのメダルが期待される1人です。

守屋龍一は大阪府岸和田市出身のアーチェリー選手で、全日本学生アーチェリー個人選手権大会、韓国国際アーチェリー大会団体、ワールドカップ団体で優勝を経験している有名選手です。関西学生ターゲットアーチェリーインドア選手権大会では日本新記録を達成する好成績で優勝するなど、数多くの栄冠を手に入れています。

松下和幹は三菱電機和歌山製作所に勤務していた当時、技能五輪に出場し、集中力を高めて技能五輪に役立てる目的でアーチェリーを始めたのがきっかけです。モスクワ・ロサンゼルス・ソウル・アトランタ・シドニー五輪で日本代表に選ばれ、射撃の蒲池猛夫、アーチェリーの山本博、柔道の谷亮子、ボートの武田大作と並ぶ日本人最多タイの夏季五輪5回代表の記録を持ちます。

濱野裕二は広島県出身のアーチェリー選手で、2000年シドニーオリンピック、2004年アテネオリンピックと2大会連続でオリンピックに出場した有名なアーチェリー選手です。中学生まではサッカー選手として活躍してきた変わり種で、テレビ出演も果たすなどアーチェリー競技の普及に貢献してきた選手です。

鬼山直也は山梨県出身のアーチェリー選手で、2015年代かいワールドカップ、中国・上海大会のリカーブ男子団体で金メダルに貢献した若手イケメン選手です。若手でイケメンということもあり、女性からの人気が高く、アーチェリーの普及への貢献が期待される有名なアーチェリー選手です。

古川高晴は、2002年、高校3年生のときにジュニア選手権に出場、第57回国民体育大会（高知国体）で優勝を果たして頭角をあらわしました。2003年に、近畿大学に進学して1年次から全日本アーチェリー王座決定戦のメンバーとして出場を果たし、アテネオリンピックでは個人で2回戦敗退、団体では8位という結果を残します。ロンドンオリンピックでは個人で山本博以来の銀メダルを獲得して一躍有名になりました。

石津優は、広島県立佐伯高校でアーチェリーを始め、2010年フィールド選手権で5位を獲得、2012年4月からはニートの状態でロンドンオリンピックを目指して話題を集めました。2012年6月にアメリカユタ州尾久伝で行われたロンドンオリンピック世界最終予選で好成績をおさめ、見事にオリンピック出場権を獲得して有名になりました。ロンドンオリンピックでは男子団体に出場し、格上のインドを撃破しましたが、準々決勝でアメリカに惜しくも1点差で敗れました。

山本博は、1984年のロサンゼルスオリンピックアーチェリー男子個人で銅メダル、2004年のアテネオリンピックではアーチェリー男子個人で銀メダルを獲得した選手です。最初のメダル獲得から20年を経た41歳でワンランク上の銀メダルを獲得したことが話題となり、当時は「中年の星」として有名になりました。その後も数々のテレビ出演を果たし、2008年にはベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞、2014年には「山本 博のアーチェリー 上達バイブル 的中率を上げる50のコツ (コツがわかる本!)」を出版、現在は公益財団法人 東京都体育協会会長の3期目に突入し、日本体育大学スポーツマネジメント学部教授としても活躍しています。

加藤綾乃は、大分県出身のアーチェリー選手で、現在はミキハウスに所属しています。高校時代に全日本高等学校アーチェリー選抜大会で優勝を果たすと、大学では2013年全日本学生アーチェリー女子王座決定戦で団体優勝と着実に成長を続ける女子アーチェリー選手です。2018年のアジア選手権では団体銅メダルに貢献し、東京オリンピック出場が期待されています。

小池美朝は、6歳から父親の勧めでアーチェリーを開始し、全日本小学生中学生アーチェリー選手権大会をはじめ、ジュニア年代から日本のトップを走り続けている、アーチェリー界の期待の新星です。2015年にはジュニアオリンピックカップ第33回全国高校アーチェリー選抜大会女子個人戦で優勝を果たし、大分県知事より県賞詞（県民栄誉賞）を受賞、一躍有名になりました。