ジャンル：青年漫画、学園、ラブコメ、ギャグ
作者：赤坂アカ
出版社：集英社
掲載誌：ミラクルジャンプ、週刊ヤングジャンプ
レーベル：ヤングジャンプ・コミックス

将来を期待されたエリートたちが集う名門校・秀知院学園（しゅうちいんがくえん）。その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、権謀術数の限りを尽くした“恋愛頭脳戦”を繰り広げる。

しかし、連載が進むうちに“恋愛頭脳戦”描写および展開は減っていき、作者の赤坂も「正直『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はそろそろ外すべきではないだろうか」と公言していた。その後かぐやから告白することによってかぐやと御行の交際が開始。単行本16巻カバー裏などに擬人化された『かぐや様は告らせたい』と『天才たちの恋愛頭脳戦』の双方が死亡するという描写がなされた。

石上の中等部時代の同級生で、クラスで浮いていた石上に明るく接していた人物です。中等部時代、萩野と交際していましたが、石上と萩野の暴力沙汰をきっかけに破局。騒動の真相を知らないこともあり、高等部の体育祭に訪れたときには石上を責めましたが、当の本人からは「うるせぇバーカ」と突き返されてしまいます。

高等部2年A組から3年A組に進級している女子キャラです。告代理店代表の娘という設定で、早坂とも親しい間柄です。

かぐやの父で、四大財閥である四宮グループの総帥で、京都の本邸にいます。かぐやとの関係は冷え切っており、早坂からも嫌われ、内心で「くそじじい」と呼ばれています。

ラグビー部に所属で、体育祭で赤組の応援団長を務めた事からその後も「団長」と呼ばれています。筋肉質な見た目通りの体育会系で、筋トレにも詳しい事から石上やエリカを指導しています。文化祭実行委員会にも参加し、その間に大仏との交際を始めたのだが、お試し扱いですぐにフラれてしまいます。

藤原家の母親で、 外交官として世界を飛び回っている為、娘の育児は夫に任せています。千花に外国語を叩き込み、マルチリンガルへと育て上げ、義祖父に対し千花を甘やかさないよう釘を刺すなど、厳しいスタンスをとっています。

田沼正造とは、かぐや様は告らせたいに登場するゲストキャラクターの一人で、登場登場回数は少ないものの、準レギュラーキャラクターに関連する重要な設定を持ち、更にはその独特なキャラクター性から妙な人気がある。ことで知られています

ボランティア部所属で、病院長の息子です。作中で、祖父が後述する田沼正造であることが示唆されています。白銀に恋愛相談し、白銀の開発した壁ダァンによって渚への告白に成功します。その後も生徒会室に恋愛相談に訪れていますが、夏休み明けに容姿が軽薄に変貌し相談内容も次第にノロケになってきており、生徒会メンバーからは疎まれ始めています。

病院の院長の息子で白銀からのアドバイスによって柏木への告白を成功し人物です。その後、幸せ絶頂となり夏休み以降チャラオ男となってしまいました。

高等部3年で、オカルト研究部部長です。秀知院VIPの一人で、宗教法人「神社本院」浄階一級の孫娘です。カップルを見るとおちょくらずにはいられない性格で、ドストレートなセクハラ発言を連発します。

高等部3年A組の女子で、テーブルゲーム部員です。最初はテラ子でしたがギガ子に降格し、2学期期末試験時にはさらにメガ子に降格していたようです。卒業に際し、3年生を一度留年していること、進路がプロゲーマーであること、校長の孫であることが明かされました。

大友の中等部時代の彼氏で演劇部の部長で、表向きは大友と清い交際をする一方、裏では大友を弄ぼうとしていました。それに感づいた石上に忠告されるも聞き入れなかったため、暴力沙汰に発展してしまいます。

藤原の父で政治家です。長女を奔放に育てすぎた反省から、藤原に対しては少女漫画やテレビゲームさえ禁止という厳格な教育をしています。