
補聴器のおすすめランキングTOP15と口コミ【2025最新版】
音の聞こえにくい人の生活を助けてくれる補聴器。しかし一般的には馴染みがないものです。今回は補聴器を選ぶ際に抑えておきたいポイント、そして補聴器のおすすめランキングと実際に使用している方の口コミをご紹介したいと思います。
補聴器の選び方のポイント6点
まずは補聴器の選び方のポイントを見ていきましょう。実際に現在補聴器が必要な方も、身近に補聴器を必要としている方がいらっしゃるという方もこのポイントを参考に補聴器を選んでください。
ポイント1.タイプをチェック
補聴器にはいくつかの種類があります。大きく分けると「耳穴タイプ」「耳かけタイプ」「ポケットタイプ」「メガネ一体タイプ」があり、それぞれ異なった特徴や役割を持っています。まずはそれぞれの特徴から適したタイプを選んでください。
ポイント2.聞こえるレベルをチェック
一般的に難聴と一括りで表記はされますが、聞こえにくさを感じるレベルは人それぞれ異なっています。そのため補聴器を購入する際は自分の聞こえない範囲をしっかりと補ってくれるものでなくてはなりません。もちろん事前に聴力検査を受けた上で補聴器を選ぶようにしましょう。
難聴の度合いのレベルは軽度だと25~50db程度の小さい声や音を聞きにくいという症状です。中度になると50~70dbで、これは普通の会話が聞こえにくいというレベルになります。高度になると70~90dbで、このレベルになると耳元で大きな声で話してもらわないとよく聞こえないというレベルになります。
このレベルに応じて、前述の補聴器タイプも向き不向きがあります。たとえば軽度であれば耳穴タイプやメガネ一体タイプで対応ができます。中度もどのタイプでも比較的安定した聞こえ方をサポートできます。しかし高度になると耳穴タイプなどでは対応できず、耳かけタイプやポケットタイプのようなものでなれれば聞こえ方をサポートすることができません。
自分のレベルを確認し、適した補聴器を選びましょう。
ポイント3.片耳か両耳かをチェック
補聴器には片耳だけで使用するものと両耳で使用するものがあります。片耳だけ聞こえにくさを感じるのであれば片耳タイプで問題はありません。
しかし両耳に装着すると音がどの方向から聞こえているのか判断がしやすく、より自然な聞こえ方に近い音を聞くことができます。片耳だけ聞こえにくいという方も両耳を試してみて違和感を感じなければ両耳タイプを使用してみても良いかもしれません。
ポイント4.デジタルかアナログかをチェック
補聴器にはデジタルタイプとアナログタイプがあります。デジタル補聴器とは音声をデジタル化し、複雑な信号処理を行うことで、個人に適した音に近く調整してくれるのが特徴です。また分析、処理後のデジタル信号はデジタル/アナログ変換器でアナログの音に戻してくれます。
デジタル補聴器が行う信号処理は購入前に記憶させた個人の「きこえ」の設定に基づいており、この設定は状況に合わせて変更することが可能になっています。このことから分かるように、デジタル補聴器はオーダーメイドタイプが多い補聴器になります。
デジタル補聴器は音の細かな分析ができるので、音声と騒音を判別し、会話を聞き取りやすく調整するので騒音の中でも会話が聞き取りやすくなります。また、補聴器を使用していると電話で通話している際に起こりやすいハウリングを抑えてくれるというのも大きなメリットです。
なるべく自然に近く、自分に合った音を聞きたいのであればデジタルタイプを選ぶのがおすすめです。
ポイント5.機能性をチェック
長時間補聴器を使用する際は快適な使用感というのも大切なポイントです。補聴器の中には大きな音を自動的に調整したり、雑音を取り除いてくれる機能を搭載しているモデルもあります。街中で大きな音にびっくりするという事態を避け、快適な着用感を与えてくれます。
快適に使用し続けたいのであれば搭載されているモデルを選びたいところですが、高機能な補聴器はそれだけ高価になるので使用頻度や使用する場面なども考えて、どの機能を選ぶかというのも決めておくようにしましょう。
ポイント6.価格をチェック
補聴器の寿命は5年程度と言われています。つまり大体5年後に買い替えの必要がでてくるということになります。補聴器の価格は安いもので1万円程度、高いものになると数十万というものも少なくありません。長く使用できるのであれば無理して高いモデルを購入するのも良いかもしれませんが、5年後に買い替えの必要があるという点を考慮し、買い替えに無理のない範囲の価格のモデルを選びましょう。
補聴器の中でも一般的で使用者の多いのがこの耳穴タイプと呼ばれているものです。耳の中に入れて使用します。このタイプは肌色のものが多いので目立たずに着用できるというのが最大の特徴です。オーダーメイドの商品が多いので、自分の耳の形に合ったタイプを作ることができます。
しかし、小型であるがゆえに本体にある操作するためのボタンが押しにくいというのが難点で、さらにバッテリーの持ちも良いとは言えません。こまめに充電やバッテリー交換が必要なので、やや手間のかかるタイプになっています。