消臭力は日本の雑貨メーカーエステー株式会社が製造、販売を行っている消臭剤です。消臭芳香剤として初めて消臭パワーに特化した製品として世に売り出された製品でもあります。消臭力が販売されるまで、従来の消臭芳香剤は臭いを消すのではなく、上から別の強い香りで覆うようなタイプのものが多く、本来の意味での消臭効果は弱いのが実情でした。

対して消臭力は空間の嫌な臭いを消臭した上でさらに良い香りをプラスするという形式を取っている製品になります。そのため、不快感なく空間をリフレッシュする効果を得ることが出来るのです。

消臭芳香剤は競合品が多く、嗜好性の強いジャンルです。エステー株式会社にも消臭力販売前から展開されている「シャルダン」シリーズがあります。しかし、それでも敢えてシャルダンで得た技術力を駆使して消臭力という新ブランドを立ち上げたのです。こだわり抜いて作られたスマートなデザインと高い位置まで液を吸い上げる吸液芯を持つ新しいタイプの消臭芳香剤、それは消臭力というインパクトの強い名前で2000年に販売が開始されると同時に話題を呼びました。

ネーミングにあたって意識されたのはとにかく目に止まるインパクト、そして商品の特性を的確に表したもの、ということでした。消臭力というネーミングは一見して、消臭する力が高い消臭剤であることが分かります。なおかつ、直球そのものの言葉が持つインパクトが大きく目に止まりやすいと言えます。事実、消臭力は2000年にトイレ用、翌年には部屋用と販売商品を増やし、新たな香りの追加や更なる技術の向上を加えながら現在も高いシェアを誇る製品としてエステーの主力ブランドになるほどの人気を維持し続けているのです。

製品のラインナップが多く、選ぶのに悩んでしまいがちな消臭力。ここでは消臭力を選ぶ際に参考になる選び方についてまとめました。

消臭力には部屋用、トイレ用、車用など推奨されている用途があります。これはその消臭力が持っている消臭成分が何に強いかで変わってくるので、推奨されている用途の場所に使用するようにしましょう。

指定されていない場所に使用すると消したい臭を上手く臭いを消してくれない場合もあるのでこの点はしっかり守ってくださいね。

消臭力というと置き型のイメージが強いかもしれませんが実は形状も様々です。用途や環境に合わせてこの形状を選ぶのはとても大切です。以下に形状とそれに伴う特徴をまとめました。

消臭力は同製品でも香りの種類を多く展開しており、製品のラインナップが非常に多いという特性を持ちます。香りは個人の嗜好によるところが大きいので自分の好みの香りをある程度把握しておくことで失敗のない商品選びに役立ちます。

また、期間限定商品も多く、シーズンに合った香りの製品を発売するなど、ラインナップを豊かにしています。この期間限定製品はその時期を逃すと二度と購入できないことも多いので見かけた際は試してみるのも良いかもしれませんね。

それでは早速消臭力のおすすめランキングを見ていきましょう。まずはニーズの高いトイレ用消臭力からです。

自宅で介護をしている人におすすめなのが「ポータブルトイレ消臭シート」です。介護時の臭いは介護者にとって頭を悩ませる問題です。これは排泄物から出る臭いが染み付いて取れなくなってしまうことが原因で起こります。

そこで役立つのがこの消臭力。ポータブルトイレ内の水を張ったバケツ部分にこのシートを入れておくだけで水に溶けるシートがしっかりと排泄物の臭いを消臭してくれます。使用後はポータブルトイレ内の水と一緒にトイレに流すだけなので特別な手間もかかりません。

トイレ用消臭力のスタンダードな置き型シリーズです。悪臭の一部を取り込み、その成分を良い香りを作り上げる一部分として使用するペアリング消臭という手法を使用しているため、必要以上の強い香りを使わずにトイレ内の消臭を行ってくれるようになっています。そのため、トイレ用消臭剤にありがちな強い芳香ではなく、軽くさわやかな香りに仕上がっているのです。また、悪臭を吸着させるナノパウダーはその名のとおりナノレベルの孔を持っており、悪臭の吸着力が高いのでトイレに立ち込める悪臭を素早く強力に消臭してくれます。

このシリーズは香りのバリエーションも多いので、季節や気分に応じて様々な香りが楽しめるのも大きな特徴になっています。

基本的性能は他消臭力シリーズを踏襲しながら、香りを全く新しいアプローチで仕上げているのがこの大人シリーズの特徴です。香りイメージは大人の和み空間。日本人が好む上質でノスタルジーを感じさせる「和み」をイメージし、白檀の香りを採用しています。白檀甘さとエキゾチックさを兼ね備えた非常に麗しい香りで知られる香木です。

パッケージデザインも華やかな「和」ではなく大人にふさわしい落ち着きと趣のある「和」をイメージしてデザインされており、主張しすぎない控えめなセンスの良さを感じさせる仕上がりになっています。