シーリングライトは天井に直接貼り付ける形の照明器具です。以前主流だった蛍光灯を用いたペンダント型の照明と比べ、光を遮るものがないので明るく長寿命であることが大きな特徴です。
明るさや色を変えることができるモデルも多く、蛍光灯の照明よりも機能性が高いという点も人気になり、近年の家庭での照明はLEDシーリングライトが主流になっています。

実際にシーリングライトを購入する際は配線器具に注意が必要です。
ご自宅のシーリングライトを取り付けたい箇所を見てみましょう。シーリングライトを取り付けるには引掛シーリングや引掛ローゼットと呼ばれる専用の配線器具が天井についていなければなりません。
最近の住宅であれば元々ついていることが多いですが、もしついていなければ工事を行い取り付ける必要があります。
シーリングライトの購入を検討している人はまず、天井を確認してみてくださいね。

それでは早速シーリングライトを選ぶ際に押さえておくべきポイントを見ていきましょう。

LED照明には昼光色や昼白色、電球色といった色があります。それぞれに異なる特色を持ち、推奨されている場面も異なっています。
それぞれの特徴をしっかりと知り、シーリングライトを取り付けたい場所に合わせた色を選びましょう。
それぞれの特徴は以下の通りです。

調光とは明るさを調節する機能のことです。リビングなど長く居る場所では非常に重要な機能と言えます。
新聞や書籍を読むときはなるべく明るい環境で読みたいものですし、映画を見るなら明るすぎては見にくくなってしまいます。
状況に応じて明るさを変えられることは快適感を大きく左右します。現行のモデルでは100％、70％、50％というように多段階で明るさを調節することができるタイプと無段階で好みの明るさに調節できるものがあります。
大まかに設定できれば良いという人は段階調節のものを、なるべく明るさにこだわりたい人は無段階で調節できるものを選ぶと良いでしょう。

シーリングライトには適用畳数というものがあります。それぞれのモデルに推奨されているカバー範囲が決まっている、ということです。
自室用、或いは一人暮らし用であれば6～8畳程度、広さのあるリビングなら12～20畳程度をカバーできるシーリングライトを購入すればまず失敗することはありません。
現在販売されているシーリングライトは前述した調光機能が標準で搭載されているものが多いので少し広めに考えて購入すればより快適な明るさになるのでおすすめです。
また、LED照明はlm（ルーメン）という単位で表され、これは360度どの方向にも放出される光の総量のことを示します。
一般的に4.5畳で2700lm、8畳で3800lm以上が目安になります。この数字を参考に、環境に合った明るさを選びましょう。

シーリングライトには搭載されている便利機能がいくつかあります。これらの機能はメーカーやモデルによって異なっているので、欲しい機能が搭載されている製品を選ぶというにもおすすめです。
以下に便利機能をまとめました。