ジャンル：サスペンス、不良、SF、アクション
作者：和久井健
出版社：講談社
掲載誌：週刊少年マガジン
レーベル：講談社コミックス
発表号：2017年13号 -
発表期間：2017年3月1日 -

不良だった主人公が中学時代へのタイムリープ能力に目覚めたことを機に、かつての恋人が殺害される運命を変えるべく元凶となる暴走族チームで成り上がる姿を描いたサスペンス作品で、ヤンキー漫画の要素に加えてSF漫画やアクション漫画の要素が合わさった作風が特徴です。2021年には『東京リベンジャーズ』のタイトルで、テレビアニメ化、実写映画化、舞台化が行われます。

2017年。26歳のフリーターとして底辺の生活を送っていた花垣武道は、中学時代の彼女だった橘日向が弟の直人とともに暴走族東京卍會（東卍）の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目にする。翌日、バイト帰りに何者かによって電車のホームへと突き落とされた武道は、轢死を覚悟した瞬間に人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープする。不良仲間と共に渋谷の中学へ乗り込んだはずが、地元の一大暴走族だった当時の東卍に袋叩きにされる過去を追体験した武道は、偶然直人に遭遇。彼に日向が12年後殺される運命であると伝えた結果、武道は死を回避した直人に命を救われたという結果に改変された2017年に帰還する。武道は直人の奮闘むなしく日向が殺害された事実に加え、自身が直人との握手によって12年前にタイムリープできることを示され、日向を救う覚悟を決め、最悪の未来を変えていくと共に武道の成長を描く物語である。

山本タクヤは主人公のタケミチの幼なじみで、長い髪がトレードマークの心優しい少年で、マイキーに似たイケメンとして人気を博しています。身体が弱く、喧嘩は強くありませんが、友達思いで情に熱く、タケミチの事を深く理解しています。

灰谷竜胆（はいたにりんどう）は、カリスマ兄弟の弟で、「天竺」幹部、「六波羅単代」幹部、後に「梵天」幹部になっています。六本木灰狂戦争にて、当時都内最大の暴走族チーム「狂極」の副総長に関節技を決めた際、兄・蘭が乱入し、副総長の顔面を必要以上に殴りつけ死亡させています。兄とはまた違ったタイプのイケメンとして人気を博しています。

千堂は「溝中五人衆」の一人で、主人公タケミチの親友です。美容師になる夢を実現させましたが、タケミチがタイムリープして何度過去を変えても、なぜかその度に命を落とす運命の持ち主です。友達思いのナイスガイなイケメンキャラです。

灰谷蘭は、天竺四天王、六波羅単代幹部、梵天で、カリスマ兄弟の兄です。「天竺」や「六波羅単代」に所属している時も、特攻服は、他のメンバーと違い、黒色を基調としています。六本木灰狂戦争にて、当時都内最大の暴走族チーム「狂極」の総長、副総長と兄弟でタイマンを張り、総長を1発で沈めるなど驚異的な強さで知られている中性的イケメンです。

橘直人は、主人公・花垣武道(タケミチ)の、現代における相棒のような人物で、タケミチから自分と姉がいずれ亡くなることを聞かされ、未来を変えるために刑事になります。一方で、現代でタケミチとヒナが話をしていた公園に半間が現れたことから、ナオトが裏を引いているのでは？というナオト黒幕説も浮上。かなりのイケメンと人気です。

九井一は、元十代目「黒龍」親衛隊長、「天竺」幹部で、通称ココです。爬虫類を思わせる顔つきと鋭い目つきが特徴のイケメンキャラです。喧嘩は普通よりは強い、くらいの実力ですが、「金を作る」ことに関して天才的であり、多くの不良グループが彼を欲しがる理由はその能力が目当てとされています。

鈴木マコトは、「溝中五人衆」の一員で、いつも下半身のことばかり考えています。この世のエロのすべてを手に入れることを夢みているという変態キャラですが、ビジュアルに関してはイケメンと評価するファンが多いことでも知られています。

花垣武道とは、『東京卍リベンジャーズ』の主人公で、大人になってどん底の人生を歩んでいたある日、中学生時代の彼女である橘ヒナタが東京卍會に殺されたことをテレビのニュースで知る。そんな彼女を救うため、またダメダメな自分の人生を変えるため、12年前の中学生時代に何度もタイムリープし、未来を変えようと奮起します。喧嘩は強くないがピンチの時ほど自分や仲間を奮起させ何度もピンチを乗り越えたくさんの勇気を読者に与えたイケメンです。