英会話などの外国語教室をは、緊急事態宣言を受け、オンラインレッスンを受講できるよう取り組む教室も増加。大手英会話教室も休校を決断し、悪影響が発生しているようです。

インフルエンサーはSNSを通じて商品のPRを行い、企業から報酬を受け取るのが仕事。新型コロナウイルスの影響で自粛する企業も増加する中、インフルエンサー向けの企業案件も減少傾向にあるのでは、と予想する声もあるようです。

また、インフルエンサーは「炎上商法」とも取れるPRで注目を集める人も多く、海外では「コロナウイルスチャレンジ」という呆れた企画を行い、感染してしまったインフルエンサーもいる模様。一部のインフルエンサーに関しては、自身の言動により悪影響を引き起こしてしまう人もいるようです。

新型コロナウイルスのため外出を自粛する必要があり、その影響でゲームの需要は高まっています。売上面で好影響とも言えますが、現在最も人気が高いゲーム機、ニンテンドースイッチが新型コロナウイルスの影響で生産に遅延が生じてしまいました。

少し前は小売店などで購入できたニンテンドースイッチ本体をプレミア価格で販売する業者・出品者も増加し、人気の商品を買い占め高額な価格で出品する「転売ヤー」も続出。本当に購入したい人が購入できず、メーカーとしても十分な生産数を確保できず、売上にも悪影響が出ているようです。

外出自粛に取り組む人が増えるということは、交通機関の利用者も減少するということ。特にタクシー業界が悪影響を受けており、売上が1/5に激減した企業もあるそうです。

キャバクラやホストなど、夜の世界で利益を得ている水商売も、新型コロナウイルスによって収入が激減。当初7都府県に緊急事態宣言が行われた際、あるホストクラブが名古屋で営業を行うことを告知したことがあったそうですが、名古屋市民を中心に物議を醸し、中止となってしまいました。

後に緊急事態宣言が日本全国に拡大してしまったため、どの都道府県も水商売に携わる人は苦労を抱えているかもしれません。

近年凄まじい勢いで勢いを見せており、アイドル的な人気を獲得している声優たちの活躍も目立つ声優業界。新型コロナウイルスによりアフレコやアニメ制作などに悪影響が発生しており、一部テレビアニメが放送休止となってしまいました。

政治家は、緊急事態時であっても仕事を失うことはなく、給料を失うこともありません。そのため新型コロナウイルス時であっても収入面は安定または高額すぎる給料を稼いでいるとも考えられますが、国民からの「支持率」においては悪影響となっているかもしれません。

新型コロナウイルスに対する政府の取り組みに対し、納得していない国民が大勢いることはネットニュースのコメントやツイッターを閲覧しても明らか。「一世帯に2枚のマスク」「当初発表した給付金30万円の対象者が分かり辛い」「35万以上のいいねを獲得した動画」などは特に物議を醸し、あるニュース番組においても「不評3点セット」と報じられました。

一部の野党も例外ではなく、緊急事態時であっても与党の文句しか言わない政治家や、「これが俺のクラスターだ！」という香ばしい名言を残した議員の不祥事なども国民たちからの顰蹙を買う事態も発生しました。

政治家たちの対応に不満を抱く日本国民が増加傾向にあるようですが、全ての政治家が顰蹙を買っているわけではありません。東京都知事の小池百合子さん、大阪府知事の吉村洋文さんなど、都道府県の知事・市長たちの中には新型コロナウイルスに対する対応が評価されている政治家もいます。

アニメ業界だけでなく、テレビ業界全体にも悪影響が広がっています。一部の新作ドラマも放送延期となってしまい、Sexy Zone中島健人さんとKing & Prince‎平野紫耀さんのダブル主演ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」も延期し、「野ブタ。をプロデュース」の再放送が行われました。

人気芸能人は高額なギャラを稼いでいると見られており、新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなったとしても十分生活を送ることができるだけの資産は確保しているかもしれません。しかし、売り出し中の若手芸能人、ブレイクのチャンスに恵まれていない芸能人は、テレビでの仕事が停滞する状況が長引いてしまうと生活環境の維持も難しくなってしまうかもしれません。

新型コロナウイルスの影響で営業自粛を決定した事業者は多く、一部のサービス業も悪影響に悩まされています。特に濃厚接触となりやすいサービス業は集客に苦戦しており、営業自粛せず十分な対策を行ったうえで営業を行っていても、新型コロナウイルスの流行前と比べ売上は苦戦しているようです。

パンデミックが発生する恐れがあるため、ジムなども営業自粛の対象に。また、ヘアサロンは清潔感を保つためにも重要な施設ですが、スタッフを減らしたり臨時休業に入るなど、悪影響が出ているヘアサロンも少なくありません。

日本ではさまざまなスポーツが愛されていますが、新型コロナウイルスの影響で多くの競技が中止・延期。東京オリンピック・パラリンピックも1年延期となってしまい、経済損失は約6408億円と言われています。

ハーバード大学のある研究者が「新型コロナウイルスの流行は2022年まで続く」と発表しており、もし本当にそうなってしまった場合、東京オリンピック・パラリンピックだけでなく、2022年の北京オリンピック・パラリンピック、サッカーワールドカップなど、さらにスポーツ業界に悪影響を及ぼす事態となってしまうかもしれません