対面席に座っていても、相手のことは見ずに下を向いて話していたり、外の景色を見て会話しています。向い合せにならないように、カウンター席を好んで選ぶ人もいるそうです。「ちゃんと話聞いてるの？」と、捉えられてしまうこともあるようですね。

人見知りの人は自分のことをあまり知られたくないため、プライベートな内容は話しません。今の生活スタイルや悩み事、好きな趣味などを深く踏み込んでくる人もいるので、そのようなことが苦手に感じるのです。人目を気にせず１人で過ごした方が気が楽と思う人が多いようです。

基本的に人見知りというのは内気な性格で、自分から率先して話しかけません。友人や同僚との食事や飲み会、遊びの誘いや予定を決める時は相手から誘われなければ行くことはありません。また、自分から何か話題をふることもないそうです。

人見知りの人はとにかく周囲に自分がどう見えているのか、悪く思われていないかが気になってしまいます。対人恐怖症の人が多いので、人と話す機会も少なく、余計に不安になってしまうという悪循環です。周りの人に「暗い人間だな」とか「話しづらい人だな」なんて思われていないかとても考え込んでしまう人が多いのです。

同窓会や忘年会などの行事は基本的に参加はしませんが、その際には中心ではなく端っこにいます。目立つことに抵抗があり、注目を浴びる事態になると、緊張しすぎて挙動不審に。中心は避けて端っこにひっそり居座っていることが落ち着くようですね。

大勢の人前に立って何かを話すことはとても苦手で、プレゼンテーションなんてもってのほかです。１対１での会話も難しいのに、一度に多くの人に見られているという過度の重圧は耐え切れません。頭も真っ白になってしまうことでしょう。あまり任せないようにしましょう。

人見知りの人は、極力会話を避けて生活するので、できるだけ他人との接触を避けます。たまに、あれ君いたの？なんて言われる人を見たことがあるのではないでしょうか。そんな人あえて気配を消して、話しかけられないようにしているのです。陰キャラとも言われてしまうかもしれません。

見た目から内面的なことも含めて、周りと比較して自分の方が劣っていると思っているので、自分に自信がありません。自分自身のことを「できる人間」だとは思っておらず、行動にも自信がないのです。仕事のことで評価されても、「それはみんなのおかげ」「協力してくれたから」と謙遜してしまいます。自己防衛しているのです。

人見知りの人は、大通りで人通りの多いところではなく、人目の少ない裏道を利用することを好みます。人の視線に過敏で、見られていないとわかっていても視線を感じるようになったり、どうしても意識してしまうそうです。公共交通機関よりも車や自転車が好きなようです。

人に寄りますが、休日は国内旅行や海外旅行にくり出すことがる人もいます。友人とお買いものや外食したりすることもよくあると思います。家で自由に過ごす「インドア派」の人もたくさんいます。人見知りの人は圧倒的にインドアの人が多いです。誰の目も気にすることなく、好きに生活できることが最高ですね。