今となっては不倫のイメージしかない斉藤由貴さんですが、ブレイク期は透明感抜群の正統派美女だった頃がありました。連続テレビ小説「はね駒」でヒロインを演じたり、同年の紅白歌合戦では紅組司会も務めました。

今の斉藤由貴さんしか知らない世代の人は、昔は朝ドラに出ていたり、紅白歌合戦の司会者だったことに衝撃を受けるかもしれませんね。

大女優であり、1989年の紅白歌合戦紅組司会者でもある三田佳子さん。芸能活動自体はベテランということもあり評価されていますが、次男に対する過保護すぎる育て方が物議を醸したことがありました。

お小遣いを70万円も渡していたことなども判明しており、そのような育て方ゆえに、次男は覚せい剤取締法などの罪で4度も逮捕されています。

もしこういったスキャンダルがなければ、三田佳子さんのランキングはもっと上だったはずです。

テレビドラマ「コメットさん」のヒロインを演じて人気を博した九重佑三子さんは、同作品でも活躍がNHKにも注目され、1967年の紅白歌合戦で紅組司会を務めました。この頃の九重佑三子さんは21歳だったのですが、これは当時の歴代紅組司会者としては最年少でもありました。

俳優の加藤精一さんの娘である加藤精一さんは、実の父親から役者の才能を受け継ぎ、女優として活動を続けていました。映画「盗まれた恋」への出演や、声優としても活動するほどの幅の広さが自慢の女優でもありました。

現在でも有名な作品ですと、ユニークな刑事が主人公の「刑事コロンボ」シリーズのジョイス・ヴァン・パタン役や、衰退していた映画界を立て直したと言われている名作「サウンド・オブ・ミュージック」のペギー・ウッド役など、ハリウッド女優の吹き替えなら聴いたことがある人もいるのではないでしょうか？

連続テレビ小説には合計3作も出演しており、紅白歌合戦の初代紅組司会者でもあります。

丹下キヨ子さんは、昭和時代を中心に女優、歌手として活動していた芸能人です。紅白歌合戦第2回目の紅組司会を務めており、出演後はそれまで以上の人気を獲得することに成功しました。

1998年、心不全によって78歳で亡くなられました。

江利チエミさんは、昭和時代に歌手、女優としてブレイクを果たし、紅白歌合戦の常連歌手でもありました。紅組司会の経験もあると同時に初の女性歌手による司会という伝説も作りましたが、1982年に急死し、日本中に衝撃を与えました。

1960年代から1970年を代表する歌手の伊東ゆかりさんは、その当時の紅白歌合戦における常連歌手でした。紅組司会を任されたこともあるほどの国民的な歌手でしたが、所属事務所を独立後は仕事の激減に加え、離婚なども重なるなど波乱の人生を送った模様です。

水の江滝子さんは、設立当時は宝塚歌劇団と同規模だった少女歌劇団、松竹歌劇団の男役でもあった女優です。紅白歌合戦の紅組司会を2回も務め、その当時は誰もが知るほどの知名度を得ていました。

1984年に芸能界を引退後は差かっとして活動し、2009年に老衰によって94年もの人生に幕を下ろしました。

誰もが知っている「ドレミの歌」の日本語訳を手掛けたペギー葉山さんは、歌手として紅白歌合戦にも出演を果たしています。本業は歌手ですが、タレント業も並行して行っていたようで、1966年の紅白歌合戦では紅組司会を担当しました。

生涯通じて音楽会に多大な影響を与え続けた偉大な歌手でしたが、2017年、肺炎による他界されました。

紅白歌合戦では、「哀愁波止場」、「ひばりの佐渡情話」などを歌い、紅白歌合戦を盛り上げてきた美空ひばりさん。出演していた当時を知らない人でも、「川の流れのように」は聴いたことがあるのではないでしょうか？

13回もトリを務め、1度だけ紅組司会にも抜擢されるなど、紅白歌合戦には欠かせない女性歌手でした。

2012年に亡くなられた森光子さんは、舞台「放浪記」などに80歳を過ぎても現役の女優として活動していました。晩年は女優のイメージが強かったのですが、司会者としての才能も高く、フジテレビのワイドショー「3時のあなた」などでその才能を発揮していました。

紅白歌合戦にも出演し、3回も紅組司会を務め、番組を盛り上げてくれました。

何歳になっても美しさが衰えることのない石田ひかりさんは、幅広い年齢層の女性から支持されている女優です。歌手として活動していた頃もありましたが、本格的にブレイクを果たしたのは女優業に専念するようになってからでした。

連続テレビ小説「ひらり」への出演が縁となり、紅白歌合戦の紅組司会を担当しました。

1990年代前半に流行した、トレンディドラマを代表するひとりである浅野ゆう子さん。女優としてのイメージが強いベテランですが、1970年代から歌手活動も同時に行っていました。

紅白歌合戦にも出演しており、ブレイク期の1991年には司会にも務めています。

歌手の森昌子さんは、森進一さんの元妻であり、今ではONE OK ROCKのボーカルTakaさんの実母としても有名ですね。1度だけ紅組の司会を務めており、歌手としても2回紅組のトリを務めています。

佐良直美さんは、1970年代から1980年代後半辺りに活躍した女性歌手であり、司会者としても活躍していました。紅白歌合戦には13回連続主演を果たし、紅組司会にも5回選ばれています。

俳優の山本耕史さんと結婚した堀北真希さんは、2012年の紅白歌合戦紅組司会を務めました。視聴者からも好評だったようですが、本人が家庭を優先するため実質的に引退状態のため、紅白歌合戦以前に、他のテレビ番組にも二度と出演しない可能性もあるでしょう。

愛らしいルックスで男性女性問わず抜群の人気を誇る有村架純さん。奇跡の美貌は朝ドラスタッフの心も射止めたようで、「ひよっこ」のヒロインにも抜擢されました。

2016年の紅白歌合戦紅組で初の司会業を務めましたが、初めてということもあり、視聴者からはあまり評価は高くなかったようです。

久保純子さんは、1994年にNHKに入社し、「クボジュン」の愛称で親しまれたアナウンサーです。1998年から2000年の3年間、紅白歌合戦紅組の司会を務めていました。

現在はNHKを退職しており、フリーアナウンサーとしてラジオ番組などにも出演しています。しかし、NHKとは現在も繋がりがあり、NHK BS1で放送されているスポーツ番組「ワールドスポーツMLB」などに出演しているようです。