
野球の木製バット|硬式・軟式別おすすめランキング30選【2025最新版】
プロ野球で使用が義務付けられている木製バットですが、今、アマチュア野球界でも密かなブームとなっています。ここでは、野球の木製バットの選び方とおすすめランキング30選を硬式用・軟式用に分けて紹介していきます。
野球 木製バットの選び方
木製バットの選び方でポイントになるのが、素材とバランスデザイン、グリップです。以下では木製バットの選び方のポイントとして①素材、②バランス、③グリップについて解説していきます。
木製バットの選び方①素材
木製バットの素材は、アオダモ、ホワイトアッシュ、メイプルが使われています。
アオダモ
アオダモを素材にしたバットの特徴は、反発力が強く弾力性に優れ、強靭で耐久力があり非常に軽い点です。メジャーリーグでも活躍したイチローや松井秀喜が日本でプレーしていた当時、このアオダモを使用していたことでも有名です。日本のように湿気の多い気候に適した最も優れた素材です。しかしアオダモは成長してバットの素材として使えるまでに70年以上を要するため資材として不足していため、大変貴重な素材で、価格も高いというデメリットがあります。
ホワイトアッシュ
ホワイトアッシュは、乾燥地域に適したバットです。そのため、アメリカではアオダモではなく、ホワイトアッシュバットが主流となっています。ホワイトアッシュはアオダモに比べてしなりに乏しいですが反発力には優れているため、強くて速い打球を打つことができます。さらにアオダモに比べてかなり安い点が特徴です。しかしアオダモに比べて耐久性が弱いというデメリットがあります。
メイプル
メイプルはバリー・ボンズが使用してホームランを量産したことから注目を浴びた素材で、ホワイトアッシュよりもしなりがよく、アオダモよりも打感が堅くてボールをよく弾くという、アオダモとホワイトアッシュの中間に位置する素材です。非常に軽量で耐久性に優れ、打球面もあまり凹むことがない点が特徴です。しかししなりが少ない分、打ち損じた場合に手への衝撃が激しいというデメリットがあります。
木製バットの選び方②バランスデザイン
木製バット選びで大事なのがバランスです。木製バットのバランスデザインにはハンマートップバランス、トップバランス、ミドルバランス、手元バランスの4つの種類があります。さらにバットのヘッド部分はフラットヘッド、ドライブヘッド、ディグヘッドの3つの種類があります。
ハンマートップバランス
ハンマートップバランスとは、その名のとおり、ハンマーをイメージしたバランスで、重心が一番ヘッドよりにあるため、とにかく飛距離にこだわりたいという方におすすめのバランスデザインです。しかし扱いが難しく、パワーがないとヘッドが重いため下がってしまうというデメリットがあります。
トップバランス
ハンマートップに比べて重心が下に下りているため、パワーに自信がある方であればスイングによる遠心力で飛距離を伸ばすことができるバランスモデルのため、パワーに自信がある中距離・長距離バッターにおすすめです。
ミドルバランス
ハンマートップバランスやトップバランスに比べて重心を少しグリップよりにしていることで、全体のバランスを良くしたことで非常に振りやすいバランスモデルになっているため、中距離アベレージヒッターにおすすめです。
手元バランス
手元バランスは、重心をグリップ寄りにしてバットコントロールに特化したバランスモデルです。一番バットコントロールしやすいため、シュアヒッターにおすすめのバランスモデルでっす。
ヘッドバランス
フラットヘッドは、バッドの先端が真っすぐフラットになっている形で、トップバランスになりやすいデザインです。空気抵抗が大きいため、ヘッドを効かせやすいといわれています。
ドライブヘッドは標準型と言われおり、ヘッド部分を丸く削っており、飛距離を伸ばしやすいとされています。
ディグヘッドはドライブヘッドの先端を丸く穴をくり抜いたデザインで、単純にヘッド部分を10グラムほど軽くして、手元バランスに近づきます。