生年月日：1930年7月3日
没年月日：2003年1月12日（72歳没）
出生地：茨城県東茨城郡緑岡村（現・水戸市）
職業：映画監督・脚本家
ジャンル：映画・テレビドラマ・演劇
活動期間：1961年 - 2003年
配偶者：中原早苗（1965年 - 2003年）
著名な家族：深作健太（長男）

代表作として、1973年に公開された『仁義なき戦いシリーズ』は邦画史に残るヒットを記録しました。また、『柳生一族の陰謀』『復活の日』『魔界転生』『蒲田行進曲』『里見八犬伝』『忠臣蔵外伝 四谷怪談』『バトル・ロワイアル』など、名作を数々残しています。

この作品は話題を呼び、興行収入25億円、180万人以上を動員した大ヒット作である「バトル・ロワイアル」に、未公開シーンと追加撮影されたシーンを加えた特別篇となっています。主人公・七原の友情や哀しみ、光子の過去がより詳しく描かれています。

この作品は、梶野悳三の『鰊漁場』より「天国と地獄」の黒澤明さんと谷口千吉さんが共同でシナリオを執筆されている、深作欣二監督作品です。アクションドラマでもあります。撮影は「続・王将」の坪井誠さんが担当しています。

この作品は、現金強奪後に仲間割れした男女の姿を追うという内容のピカレスク映画となっています。脚本は「女がいちばん似合う職業」の丸山昇一さんが担当、監督は深作欣二さん、撮影は「病院へ行こう」の浜田毅さんがスタッフとして参加されています。

この作品は、家庭を捨てて新劇女優と同棲するという内容で、自由奔放な作家の生き方を描いています。原作は檀一雄原作の同名小説です。脚本は代表作「逆噴射家族」の神波史男さんと深作欣二さんの共同執筆となっています。監督は深作欣二さん、撮影は木村大作さんが担当されています。主題歌は、嵯峨美子さんです。

この作品は、実録やくざ路線で雪と寒風の吹く北陸を舞台にしています。中央のやくざの進略に対して、地のやくざの対抗を描いている作品です。脚本は代表作に「やくざ戦争 日本の首領」をもつの高田宏治さん、撮影は中島徹さんが担当されています。。

この作品は、脚本は代表作に「まむしと青大将」がある高田宏治さん、監督は深作欣二さん、撮影は赤塚滋がそれぞれ担当されています。以前所属していたヤクザ組織の資金源を狙う男性と、仲間や警察や組織の四つ巴の抗争を描いたアクション映画となっています。

この作品は、脚本は代表作に「探偵物語」をもつ鎌田敏夫と「人生劇場(1983)」の深作欣二の共同執筆をされています。監督は深作欣二、撮影は「探偵物語」の仙元誠三が参加しています。内容は、里見家の姫と八犬士の一人との恋をベースにしていて、悪の妖怪軍団と戦う犬士達の姿を描いています。滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新たな内容を加えた鎌田敏夫原作である『新・見八犬伝』の映画化となっています。

この作品は、山田風太郎の原作の小説の映画化で、脚本は代表作に「悪魔が来たりて笛を吹く」をもつ野上龍雄さん、石川孝人さん、深作欣二さんの共同執筆になっています。監督は深作欣二さん、長谷川清がさんそれぞれ担当されています。内容は天草四郎を中心に、細川ガラシャ夫人、宮本武蔵などが現世で果たせなかった夢や願望を満たすため黄泉の国から甦り徳川幕府をおびやかすというストーリーです。

この作品は、「必殺」シリーズ4作目となっています。貧乏長屋で起きた殺人事件を陰で仕掛ける美しい男の奉行と、仕事人たちの戦いを描いています。脚本は代表作に「必殺！III 裏か表か」をもつ野上龍雄さんと深作欣二さん、中原朗さんの共同執筆です。撮影は石原興さんが担当されています。

この作品は、“仁義なき戦い”シリーズ8作目となっています。脚本は代表作に「愉快な極道」をもつ高田宏治さん、撮影は中島徹さんが担当されています。ストーリーは、暴力団の抗争の中で常に上部組織に泣かされる弱小組織の男が、組長の命を狙い続ける執念を描いたアクション映画となっています。

この作品は、“仁義なき戦い”新シリーズ第一作目となっています。脚本は代表作に「あばよダチ公」をもつ神波史男、荒井美三雄、撮影は吉田貞次が担当されています。内容は、広島・呉にあるやくざ組織の内部分裂、権力闘争をドキュメンタリー風に赤裸々に描いた任侠映画になっています。

この作品のストーリーは、権力に生きる柳生一族の存続を賭けた陰謀が、骨肉の争いへと展開していく姿を軸に進んでいきます。脚本は代表作に「トラック野郎 度胸一番星」をもつの野上龍雄と、松田寛夫との深作欣二の共同執筆となっています。撮影は中島徹がそれぞれ担当されています。