
ティムバートン監督の映画作品おすすめTOP18【2025最新版】
ちょっと不気味で楽しいファンタジー世界を撮らせたら、彼の右にでる者なし! 今回はハリウッドきっての鬼才・ティムバートン監督の人気おすすめ映画作品をランキング形式でまとめてみました。
ティムバートン監督の映画作品ランキング18位:ピーウィーの大冒険(1985年公開)
ティム・バートンの長編映画デビュー作。ティム・バートンの原点ともいえる作品であり、現在ではカルト映画のひとつとして取り上げられることが多いコメディ映画です。ばかばかしさを前面に押しだした作風で、肩の力を抜きたいときに観るにはぴったりの映画なのではないかと。
ティム・バートンはもともと、ディズニーでアニメーターとして働いていましたが、そのときに作った短編映画(諸事情によりお蔵入り)が業界で高評価を得、それが本作の監督を務めることにつながったとのこと。ちなみに本作ではゴジラででてきます。でも無断です。当然、東宝に訴えられました。
ティムバートン監督の映画作品ランキング17位:ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2016年公開)
子供、ほどほどの不気味さ、奇妙な世界、超能力、そしてどことなくダークな香りが漂うファンタジーな世界観。非常にティム・バートンらしい遊園地感溢れる映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」。しかし批評的には賛否両論で、興行面では失敗とはいわないまでもそこまでの収益をあげることができませんでした。
しかし非常に豪華な俳優陣に素晴らしいCGは、さすがはティム・バートンといったところ。終わり方もすっきりとしていて、ティム・バートンの世界観が大好きな人にはたまらない一作なのではないかと。
ティムバートン監督の映画作品ランキング16位:PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001年公開)
あの名作SF映画がティム・バートンの手で新たに蘇る! 本作は「ここは地球だったんだ」で一世を風靡した「猿の惑星」のリ・イマジネーション作品です。リメイク作品でないところが要注意。これはティム・バートン自身も明言していることであり、実際、猿が人間を支配しているというところ以外は、ほとんどオリジナルの作品となっています。
ちなみにこの作品、評価の方はあまりかんばしくありません。ゴールデンラズベリー賞を受賞してしまうというところからも、それはご察知のとおり。それでも興行面では成功しており、日本でも五十億円近くの興行収入を記録しました。
ティムバートン監督の映画作品ランキング15位:マーズ・アタック!(1996年公開)
地球にやってきた火星人が地球人を虐殺しはじめた! はやくやつらの蛮行を食いとめないと、地球が大変なことに!? そんなB級感丸だしのコメディ火星人映画「マーズ・アタック!」。B級映画へのオマージュ感溢れる本作ですが、ジャック・ニコルソンやナタリー・ポートマンが出演しているなど、俳優陣は非常に、というか無駄に豪華です。
ティム・バートンのほとばしるB級映画への愛がよく感じられる本作は、公開当時、そこまで評判はよくありませんでした。しかし時が経つにつれて徐々に人気に火がつきはじめ、現在ではカルト映画の秀作として、その名を世に轟かせています。
ティムバートン監督の映画作品ランキング14位:ビッグ・アイズ(2014年公開)
大きな目を持つ少女の絵が、アート界とふたりの男女のあいだに旋風を巻き起こす! 実話に基づいて製作された伝記映画「ビッグ・アイズ」は、「BIG EYES」という連作ポップアートシリーズを巡る事件を題材としています。
物語の中心人物はふたりの夫婦。夫は「BIG EYES」シリーズの発表により、富と名声を手にいれたポップ・アーティスト。しかしじつはこの作品を描いているのは、夫ではなく、妻であったのです。口のうまい夫にいいくるめられ、「本当は自分が描いている」といいだせない妻でしたが、ある日、ついに反逆の狼煙をあげる決意をし……という内容となっています。
ティムバートン監督の映画作品ランキング13位:フランケンウィニー(2012年公開)
ティム・バートンがかつて作った短編映画をセルフリメイクしたストップモーションアニメ映画「フランケンウィニー」。ただしこちらは短編ではなく長編として製作されており、また3Dや白黒画面を採用するなど、遊び心に富んだ作品となっています。
科学とオカルトを絶妙にブレンドした世界観はじつにティム・バートンらしく、特に雷の力で愛犬を蘇らせるというアイディアは、子供心と好奇心を刺激し、くすぐるものがあります。ついでに画面から漂う不気味さも健在で、ダークでありながらも優しさと温かさに溢れている作品となっています。
ティムバートン監督の映画作品ランキング12位: ビートルジュース(1988年公開)
ティム・バートンの長編第二作目であり、出世作でもあるホラーコメディ映画。アメリカで初登場一位となり、さらには十一週にも渡ってトップテンの座にとどまり続けるなど、興行面で非常に大きな成功をおさめ、アカデミー賞ではメイクアップ賞を受賞する快挙を成し遂げました。
舞台はニューイングランド。その内容は不運な事故のせいで幽霊になってしまった夫婦が、自分たちの家に引っ越してきた家族を追いだすために「ビートルジュース」というバイオ・エクソシストを雇ったのだが……このビートルジュースはただのトラブルメーカーだった! というもの。楽しくて笑えてちょっと不気味なティム・バートンワールドを存分に堪能できる作品となっています。
ティムバートン監督の映画作品ランキング11位:ティム・バートンのコープスブライド(2005年公開)
愛とゾンビとブラックユーモアでたっぷりと味つけされたファンタジーアニメ映画「ティム・バートンのコープスブライド」。十九世紀のヨーロッパ、その地中にある「死者の世界」を舞台にした本作はアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、他の長編アニメ賞にも受賞、ノミネートするなど非常に高い評価を受けました。
この映画では死者の国は非常に明るくて楽しい場所で、地上世界は陰鬱な世界という風に描かれています。また死者とのあいだに芽生える愛、しかし今を生きる者たちのために身を引くとおう選択などロマンスに溢れたラブストーリーも見所のひとつでしょう。