ワンダーガールズは、韓国ではアイドルブームの火付け役となったといわれている、元祖アイドルとして知られるグループです。

もともと音楽プロデューサーとして名高いパク・ジニョンが番組の企画の中で生み出したグループであり、メンバーのソネを軸に終結させた5人組グループでした。

デビューシングル「Wonder Girls」でデビューしてからは、途中メンバーの事故や体調不良による脱退がありながらも、4人グループとして人気を博し、そのレトロなコンセプトが大変受けて一躍国民的アイドルに上り詰めました。

2016年、アルバム「Why So Lonely」を発売し、音源チャートで1位を獲得してから、翌年の2017年に突如として解散を発表しました。

解散理由は明記されていませんが、公式発表によるとメンバー同士の話し合いで、それぞれが新しい道へと進むためであるとされています。

本名：ウ・ヘリム
生年月日：1992年9月1日
身長：164㎝
体重：46ｋｇ
血液型：O型
担当：リードラッパー、サブボーカル、ギター

メンバーの中でギターを担当しているのがヘリムです。彼女は大学進学のソンミの代打として加入しました。

もともとは家族と香港で生活をしていましたが、れっきとした韓国人であり、しばしば間違われるそうです。その土地柄か、彼女の語学力はすばらしいもので、韓国語だけでなく英語、中国語、広東語も話すことができます。

カントリーが好きなジャンルであり、幼い頃からアコースティックギターを習っていたこともあり、バンドとしてグループの再始動時にはエレキギターとしてその役割を全うさせました。

彼女は年齢の割りにとてもベイビーフェイスであり、ソンミと比較されることが多かったメンバーではあったものの、次第に存在感を増していき、今ではなくてはならない存在となりました。

彼女もメンバーの中では浮いた話がなく、尊敬できて見習える男性が好きであるとラジオで語っています。

本名：イ・ソンミ
生年月日：1992年5月2日
身長：164㎝
体重：43ｋｇ
血液型：AB型
担当：リードボーカル、ベース

グループの中でベースを担当しているのがソンミです。彼女はもともとBoAにあこがれて歌手を目指します。

13歳で事務所のオーディションに合格してからは、練習生としてのキャリアの後見事Wonder Girlsへの加入を勝ち取りました。

彼女は大学進学のため一時期休業をしていたこともあり、その期間が長かったことから自然消滅が危惧されていたメンバーでもあります。

しかし、休業中もしっかりとトレーニングを欠かさなかったようで、最終的に復帰を果たしているのは凄いですね。

一見クールに見えますが、実はかなりの不思議ちゃんキャラとしてメンバーないでは有名であり、突拍子もないことを突然言い始めることもあるのだとか。「お薬の時間だよ」という馬鹿にしたような突っ込みも彼女のために出来たとのことです。

また、食べても太らないというアイドルにはまさに理想のような身体をしており、メンバーからもうらやましがられています。グループ解散後も彼女はソロで活躍をしており、「Gashina」でデビューをし、更なる人気を我が物にしています。

本名：パク・イヴェン
生年月日：1989年5月26日
身長：165㎝
体重：47ｋｇ
血液型：AB型
担当：メインボーカル、リーダー、キーボード

彼女はワンダーガールズのリーダーとして有名な人物です。2007年にグループの発足と共にデビューしており、類まれなるそのセンスで一躍人気を掻っ攫っていった人物でもあります。

グループは一度解散を余儀なくされ、バンドグループとして再結成されていますが、その再結成時のリーダーが他でもないこのイウェンであったことはいうまでもありません。

彼女は自ら作曲もこなしており、グループの曲をいくつも作曲していました。2014年にはソロデビューが決まり、アルバム「Me?」で華々しい再デビューを飾っています。音楽の素養としてもともとピアノを習得していましたが、再結成後のバンドスタイルではキーボードを担当しています。

彼女は一見怖そうな雰囲気を持っていますが、とりわけファンサービスに厚く、神対応であるといわれています。また、ご飯をよく食べる食いしん坊キャラとしても大変有名とのことです。

ステージ上では華々しい印象ですが、実はかなりずぼらであり、髪を洗わなかったりシャワーを浴びずに寝てしまったりと等身大の少女の様子が逆にファンに愛される一因となっています。

2AMのジヌンと、作詞作曲をするうちに恋愛関係へと発展しており、ミュージシャン同士の熱愛ということで大変な話題となりましたが、2017年に破局が報じられました。

本名：キム・ユビン
生年月日：1988年10月4日
身長：163㎝
体重：45ｋｇ
血液型：O型
担当：メインラッパー、サブボーカル、ドラム

グループの中で補充メンバーとして知られるユビンは、ヒョナの脱退を機に加入したことでも有名です。もともと五少女というグループで活躍予定でしたが、脱退の一件があり急遽ワンダーガールズでの加入が決定しました。

グループの中ではメインでラップを務めるほか、ドラムを担当しており、グループの屋台骨としても活躍しています。グループの中でも最年長となるユビンは、グループ全体を見守る形のキャラクターとなっており、大変ほんわかしたキャラクターです。

加入当初は脱退メンバーと風貌が似通っていた頃から二番煎じであるとかなり厳しい意見も多かったものの、すぐにそのキャラクターが受け入れられ、今では大人気なメンバーの一人といえそうです。

ラップから通ずるものがあり趣味で習い始めたドラムにより、最終的にはグループをバンドとしてデビューさせるきっかけにもなりました。

他のメンバーがさまざまな熱愛の噂を露出させる一方で、彼女には浮いた話がなく、アイドルとしての堅持があるようです。ちなみに、年の差がある年上の男性が好みであるようです。