B.A.P（ビーエーピー）は社会奉仕性が高いグループという非常に変わった性質を持っています。地震をはじめとする天災、自然保護といったボランティアワークに進んで参加する傾向にありますが、それもこのヨングクの性格やものの考え方が強く影響しているといわれています。

彼は、非常に社会規範を大切にし、平等の精神を説いている方であり、自らも積極的にボランティアに参加をしているのはすごいですね。

アーティストは人の生き死にと直接関係のない仕事といわれることも多いですが、このような人のための活動に積極的に参加するグループというのは好感が持てます。実際に韓国国内での評価もかなり高いみたいです。

ちなみにB.A.P（ビーエーピー）は、一時期事務所との契約問題で1年ほど活動を休止していた時期がありました。晴れて再度ステージに立ちパフォーマンスをしたとき、思わず感極まって涙を流したのはほかでもないデヒョンさんであり、その姿に多くの視聴者の共感を得ていたのが印象的です。

契約問題を乗り越え、再度活動をスタートさせたB.A.Pですが、2019年2月にメンバー全員が契約終了となる事態になりました。
再契約は結ばないとのことで、現在は事実上の解散状態にあります。

生年月日：1994年1月24日
身長：178㎝
体重：65㎏

ヨンジェは、グループの中でリードボーカルを担当していた人物です。歌が大変得意であった彼は、非常に豊かな感受性を歌に載せるのがうまく、その澄んだ重低音のある歌声は、メインボーカルのデヒョンとは異なる不思議な魅力に溢れています。

もともと学生時代に芸能界のステージを見学した経験から、ここで働きたいとずっと思っていた夢をかなえた努力家でもあります。厳しい韓国の受験戦争の中、母親との約束どおり全教科80点以上を修める好成績を残し、高校生のときに複数の事務所オーディションに合格した後晴れて芸能界入りを果たします。

その頭脳明晰さはグループ活動にも生かされており、B.A.P（ビーエーピー）のブレーンとしてチームを陰ながら支えていました。歳が比較的若いのに大変な能力の持ち主ですね。

またずっとボイストレーナーを目指していただけあって、歌の指導もかなり完璧に自らこなせるというのは、グループにとっても心強かったのではないでしょうか。

もともと太っていたことを気にしている一面があり、それがきっかけでムエタイを習っていたことを明かしています。

しかし、そんな神経質さとは裏腹に、メンバー間ではかなり明るく何でも話すキャラクターであり、「B.A.Pママ」の愛称が付いているのが特徴です。彼は、他にも日本語を話すことが出来、日本のツアーではファンたちを大いに盛り上げてくれました。

生年月日：1995年2月6日
身長：176㎝
体重：66㎏

ジョンオプは、サイドボーカルおよびメインダンサーを勤めていた方です。彼はもともとかなりダンスの才能があり、その道では神童と呼ばれていました。彼の所属していたダンス部が大会に出場した際、事務所にスカウトされてB.A.P加入のきっかけとなります。

しかし、彼の魅力はダンスだけではありません。加入当初はぱっとしなかった彼の歌唱力も、厳しい毎日の鍛錬によって、かなり成長が目覚しく、グループ内でも一位、二位を争う高音の持ち主として認知されるようになりました。

特に彼の声は澄んでおり、非常にボーカル向きの声であったため、まさにアイドルとしては恵まれた身体といえますね。

彼は本家のダンスでとにかく魅了しており、番組などではあまりしゃべらず無口な一面が印象的です。その実力は今も健在であり、さまざまなB.A.Pの楽曲に対して振り付けを行うなど、類まれなる才能が見え隠れするところです。

また、その生粋のダンス仕込の肉体はかなり均整の取れたダンスのためのプロポーションを保っており、それだけに大変な人気があるといっても良いでしょう。

無口な反面性格はかなりおおらかなようで、メンバーの中で常に笑顔しか見せないことから「ムン天使」というあだ名をつけられています。

また、独創性が高いとされており、突如として奇抜な行動に走る際には、メンバーの誰も彼の行動が読めないという破天荒さも表裏一体で持ち合わせているのが大変面白いですね。むしろ、こうしたギャップが世の女性の心をつかんで話さないひとつの原因なのかもしれません。

その独創性はバラエティなどで女性にかける一言で絶大な才能の高さを導き出し、名言担当としても知られています。グループの中で2番目に経歴が古い人物であるので、ヨングクと共に作り上げてきたグループの特徴を形作ってきた一人の要素とみることも出来ます。

生年月日：1990年4月19日
身長：180㎝
体重：69㎏

ヒムチャンは、B.A.P（ビーエーピー）でサブボーカルを担当。また、非常に容姿端麗であり、ビジュアル面を担当しているともいわれていました。

B.A.Pのメンバーではありますが、彼をよく知るのはどちらかというとSBSMTVのザ・ショーという番組の司会としてではないでしょうか。

韓国でも有数の大人気番組で着実に司会としての腕を磨いていたヒムチャンには別の顔がありました。それは、国学の演奏家であるというところです。

もともと中学生から勉強家であったヒムチャンは、奨学金を受け取りたった2名の枠に滑り込んで大学入学を果たします。これが、日本よりも受験戦争が激烈化している韓国においてどれだけ大変なことであるのか想像してみてください。

大学入学後は国楽という伝統音楽を専攻し、その腕前では天才と呼ばれていた人物だったのです。将来有望な国楽のエースが突然アイドルに転向するのには、ある理由がありました。それは、あまり人気が出ていない国楽の人気を復興させるのに、自分がもっと有名になっていればそれだけ聞いてくれる人も多いのではないか、という驚くべきものでした。

B.A.Pとしての活動が忙しかった彼は、なんと大学を一度休学して活動に打ち込んでいました。

グループの中で彼はとても明るく、口数も多いキャラクターであることが知られています。自分で自分のことを平和主義者であると語っており、グループの社会奉仕というコンセプトにもかなりマッチしている面が見られます。

彼のパフォーマンスは非常に定評があり、もともと国楽の中でも非常に端正な顔立ちで人気を集めていただけあり、彼のきりっとした表情は大変に魅力的かつ色気があり、多くの女性ファンをとりこにしています。

メンバー内では特にヨングクと仲がよいことが知られており、一緒に映画に行ったりとさまざまなエピソードがあります。じゃっかんヒムチャンが引きずられている感覚もありますが、そこは彼の人の良さが前面に出てしまっているせいでしょう。

その他、大変料理が得意であり、彼の料理は「チャングムの誓い」というドラマにかけられて「ヒムチャングム」と呼ばれているそうです。彼はその司会業の影響、そして類まれなる学歴のおかげもあってか、日本語を話すことが出来ます。このため、日本でのツアーの際には大きく貢献していることが見て取れます。

生年月日：1990年4月19日
身長：180㎝
体重：60㎏

ヨングクさんは、グループの中でラップを担当していました。もともと他のグループでもメインラッパーとして活躍していたヨングクさんですが、B.A.P（ビーエーピー）への加入はその能力を買われてのことであったそうです。

B.A.Pというグループ自体も、ソロ時代のヨングクをメインとして集められたものであり、結成後もメインラッパー兼グループのリーダーとしてみんなを纏め上げる頼もしい兄貴として活躍。その懐の深さはメンバーが口々にするコメントからうかがい知ることができるでしょう。

非常に温厚であることが知られており、誰も滅多に怒ったところを見たことがないことから、「菩薩」というあだ名が付いているのは、大変面白いですね。

彼自身、自分の性格を愛想がないという風に表現していますが、実はかなりシャイな性格であり、それが評価に繋がっていると考えられます。もともと、歌手になることを夢見ていましたが、中学生の時にはオーディションを受けに行くのが両親に知られ、大変反発した過去を持っています。

両親との約束でもあった勉強で全校1位という無謀とも言える目標を本当に実現してしまい、私立大学に奨学金で合格するなどかなり頭脳も明晰であったといわれています。実際には歌手を目指していたため、この入学を辞退し、韓国の芸能界入りを果たすこととなりました。

B.A.Pデビュー前もかなり才能を見込まれ、さまざまなアーティストワークに参加しており、また自らプロデュースを手がけるなど有望な才能を現しています。

生年月日：1993年6月28日
身長：178㎝
体重：63㎏

デヒョンさんは、B.A.P（ビーエーピー）でメインのボーカルを務めていたイケメンメンバーです。彼はとにかく歌唱力が高いことが有名であり、なんとその音域は高低合わせて7オクターブというのですから、かなりのものであることが分かります。

マライヤキャリーが8オクターブであり、日本のMISIAが5オクターブであったことを踏まえると、これだけでもう人間離れしていますね。

もともと学生時代から東方神起にあこがれており、最終的に芸能界入りを果たすこととなります。メンバーの中では最も最後に加入しました。

彼は歌だけでなくかなりルックスも優れており、なんと美の黄金比率と呼ばれるものに当てはまるといわれています。

デビュー前過ごしていた釜山でも、大変なイケメンがいると話題になっていたといいますから、芸能界入りはもう決まったようなものだったのかもしれません。それもあってか、かなり露出の写真は格好をつけており、ナルシストな一面が垣間見えます。

性格は神経質ではあるものの、他のメンバーと異なりかなり陽気に笑ったり、あまりこだわらない性格をしているといわれており、天真爛漫な無邪気な子供のようである部分は多くの人の母性本能をくすぐっているかもしれません。

どこか自由人のような振る舞いから不思議キャラであるといわれており、その普段の服装も奇抜なものが多かったりとなかなかつかみどころのない方であるといわれますが、やはりビジュアルと歌唱力があるため多くの若い女性のファンがついているのは間違いなさそうです。

生年月日：1996年10月15日
身長：185㎝
体重：63㎏

ZELOさんは、グループの中でラッパーおよびダンサーを担当していた方です。彼の持ち味は、なんといってもそのラップの才能であり、1秒間に16音節を奏でることができるという、大変な高速ラップを生み出すことが可能です。LTEラップという名前が付いているそうですね。デビュー曲でこのラップを披露し一躍話題となったのは記憶に新しいところです。

もともとデビュー前はリーダーの四具句と活動していた時期があり、それが元でB.A.P結成時にも呼ばれ、古株メンバーとして活躍しました。

ステージパフォーマンスも非常に独特であり、グループの中で最もカリスマ性に溢れているといわれています。イメージカラーの水色も、そのイメージを作るのにとてもよい起爆剤となっており、鮮やかな水色と奇抜なファッションの組み合わせが見るものの目を奪います。

非常に静かで大人びた性格をしており、落ち着いた印象を受けますが、これはリーダーのヨングクの影響が強いのではないかといわれています。

歌手としても非常に真面目な考え方を持っているようで、やはりヨングクの影響は偉大ですね。一方でプライベートではかなり無邪気な姿を見せていることもあり、かなりギャップが激しいといわれています。厳しいアイドルとしての芸能界生活を営んでいく中で、特に切り替えがうまいのがこのZELOなのでしょう。

ZEROは年齢的にはグループの中では最年少であり、年功序列の考え方が徹底している韓国においては立場的にも低い位置にあると考えられます。そんな中、歳の近いジョンオプとはかなり仲が良いことで有名です。