結核とは「結核菌」という細菌が直接の原因となって起こる病気です。最初は炎症から始まり、肺ならば肺炎のような病気になります、結核菌は肺に巣食うことが多いので、肺結核が一般的だそうです。おかされる臓器としてはリンパ節が最も多く、とくに多いのが首の脇が腫れるものだそうです。

せきをしたときに出る細かいしぶきに結核菌が含まれており、近くにいる人が吸うと感染してしまうそうです。食器などの物から結核がうつることは無いです。感染しても発病する人は10％程度です。多くの人は感染に抵抗して免疫が出来ます。

症状は、せき、たん、血たん、だるさ、発熱、寝汗、体重減少などが出ることもあります。せき、たんが出る場合、他人にうつる可能性が高くなるそうです。2週間以上せきが続く場合、血たんがある場合には胸部エックス線検査を受けることをおすすめします。

俳優・料理研究家・司会者・タレントとして知られています。小学校1年の時から結核を患っており、20歳まで闘病生活を送ったそうです。映画・テレビドラマ界では人間臭い悪役として名を馳せました。仁義なき戦いシリーズでは、小心でずる賢いヤクザの組長役を全5作を通して見事に演じられています。

日本の大蔵官僚、政治家。衆議院議員（6期）を務めました。位階勲等は正三位勲一等瑞宝章です。橋本大二郎の父、衆議院議員橋本岳の祖父でもあります。少年の頃に結核性の腰椎カリエスに罹って11年に及ぶ闘病生活を送り、生涯杖を離せない身体となったそうです。

戦後歌謡界を代表する作詞家の一人です。官立清水高等商船学校（現・東京海洋大学）を途中結核で休学しながらも卒業されたそうです。しかし就職して数年後、腎臓結核のために船を下りざるを得なくなり、腎臓を摘出したそうです。郷里周防大島にて4年にわたる闘病生活を余儀なくされました。

京セラ・第二電電（現・KDDI）創業者。公益財団法人稲盛財団理事長。日本航空名誉会長も務める実業家です。社員8人で京都セラミツク（現・京セラ）を設立し、1966年（昭和41年）に社長に就任しました。少年期に肺浸潤という結核の初期の病に侵されたことがあるそうです。2016年には郷里の鹿児島県と鹿児島市にそれぞれ10億円、計20億円を寄付しています。

6代目笑福亭松鶴、3代目桂米朝、3代目桂春団治と並び、昭和の「上方落語の四天王」と言われ、衰退していた上方落語界の復興を支えた落語家です。1951年に肺結核が発覚し、約2年間の入院生活を送りました。1954年3月に3代目桂小文枝に改名して本格的に復帰しました。2005年3月12日、肺がんのため三重県伊賀市の病院で亡くなりました。

元ハナ肇とクレージーキャッツメンバー（ピアニスト）で料理研究家として活動されました。1960年6月、結核で肋骨を6本整形する手術を受けたために一度芸能活動を中断するも1961年8月には復帰されました。1994年、胃癌が原因の心不全のため東京都品川区の昭和大学病院で亡くなりました。

三菱地所名誉顧問。元社長、会長等を歴任。日本国際フォーラム顧問。交詢社副理事長などを務めた実業家です。小学校5年のとき肺結核を患い、慶應幼稚舎を卒業後は療養生活に入ったため、中学・高校へは行けなかったそうです。1994年からは同社代表取締役社長を務め、2001年に同社代表取締役会長、2007年からは同社取締役相談役を務めています。

『氷点』は、1966年に朝日新聞社より出版され、71万部の売り上げを記録。大ベストセラーとなり、1966年には映画化されたことでも知られています。数度にわたりラジオドラマ・テレビドラマ化されています。結核、脊椎カリエス、心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など度重なる病魔に苦しんだそうです。

堅気の銀行員から恋愛結婚で市川宗家に婿養子に入り、やがて宗家としての自覚から30近くになって歌舞伎役者に転向した異色の人物として知られています。最晩年は結核を患い、神奈川県二宮町で療養したそうです。告別式の場で養子の九代目海老蔵が、三升の生前の功績を評価して「十代目市川團十郎」を追贈しました。

石倉三郎と組んだコントコンビ『ラッキーパンチ』『コント・レオナルド』で人気を博しました。政治、経済、時事問題を不条理コントで茶化すスタイルは異色で、人気を不動のものにしました。「生樽」のテレビCMで発した「いかにも一般大衆が喜びそうな」は流行語になりました。1973年には結核が悪化して5年間の入院生活を強いられました。

東京府出身の日本の翻訳家です。1947年、ヨハンナ・スピリの小説を訳した「マクサの子どもたち」が『少女の友』（実業之日本社）に連載されました。東京大学を受験、西洋史学科に入学し、在学中に肺結核となりました。卒業後は中野好夫の指導の下で翻訳活動を本格的に始めたそうです。

1960年に15歳で奨励会に入ったプロ棋士です。19から20歳前後の三段時に肺結核を発症し、故郷で1968年（昭和43年）5月まで治療入院していたそうです。1982年には、米長邦雄永世棋聖（当時棋王）を破るなど活躍しました。2000年8月20日に引退。2004年4月1日付で七段に昇段。通算成績は、244勝494敗だったそうです。

4歳の時に母親が結核で死去し、自身も自宅療養する中、5歳の時に物語を書き始めたそうです。早稲田大学教育学部国語国文学科に進学し、在学中に同人誌『砂城』を主宰しました。2012年9月、「早稲田文学」に投稿した『abさんご』で早稲田文学新人賞を受賞し、デビューしました。第148回芥川賞を受賞し、75歳9か月での同賞受賞は史上最年長記録しました。

1932年（昭和7年）3月1日に吉本興行部を改組する形で「吉本興業合名会社」を発足しました。1948年1月7日、吉本興業合名会社から「吉本興業株式会社」に改組しました。1950年3月14日、肺結核で亡くなりました。朝の連続テレビ小説わろてんかのモデルとなりました。

「奇妙な味」の短編で知られ、2007年から2011年まで日本ペンクラブ会長を務めました。早稲田大学に入学した当時は新聞記者を志望していたが、1955年に結核を病んで休学し、16か月間の療養生活を送ったそうです。1978年、短編集『冷蔵庫より愛をこめて』が直木賞候補となりました。