
クリストファーノーラン映画作品おすすめ10選【2025最新版】
複雑に入り組んだプロット、見事な伏線回収、驚愕の映像美……。今回は稀代のヒットメーカーであるクリストファー・ノーラン監督の人気おすすめ映画作品をランキング形式で発表していきます!
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング10位:フォロウィング(1998年公開)
現代を代表する映画監督のひとりであるクストファー・ノーランの記念すべき長編映画第一作目。製作費はなんと驚愕の六千ドル! 一ドル=百円と考えると約六十万円……って、安っ!? それでも充分におもしろくて見応えのある映画に仕上がっているところは、さすがはクリスファー・ノーランといったところでしょうか。
本作は尾行を趣味とする作家志望の男が主人公が、とある出来事がきっかけでとんでもない事件に巻き込まれていく、という内容。このころからクリストファー・ノーランの奇抜なアイディアは健在。ファンなら押さえておくべき一本です。
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング9位:インソムニア(2002年公開)
タイトルの意味は「不眠症」。この映画は誤って相棒を射殺してしまい、自責の念で不眠症となった刑事を主人公としています。舞台はアラスカ。白夜の季節で夜が訪れない風景が印象的なサスペンス映画の秀作です。
クリストファー・ノーランといえばド派手な演出が代名詞のような映画監督。しかし本作ではビルが倒壊したり、バスが爆発、炎上したりしません。とても静かな映画なのです。しかしその中から滲みでる恐怖と狂気は、観賞する人に味わったことのない戦慄を与えること請け合いです。
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング8位:プレステージ(2006年公開)
手品を使ったサスペンスものだと思ったら……なんだよ、これ! SFものじゃないか!? となった方も多いのでは? 公開時、そのせいで肩透かしを食らったと感じる人も多かったよう。しかし最初からSFものとして視聴したら、この映画、とんでもなくおもしろいです!
本作のあらすじは、とある事故が原因で元は親友であったふたりの手品師の仲が決裂、互いの邪魔をしながら競い合っていく、というもの。邪魔をするといっても、その内容が半端じゃないです。命を獲りにいってます。マジで。そして迎える驚愕のラスト……すべてが一級品の極上の映画を是非、実際にご覧あれ!
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング7位:ダンケルク(2017年公開)
この映画で一番、印象に残るのは、そのセリフの少なさでしょう。登場人物はほとんど喋りません。もちろん状況説明もほとんどなし。それでも圧倒的な破壊と危険、降り注ぐ爆撃と死のにおいに背筋が凍りつきそうになります。
本作の舞台は第二次世界大戦中のダンケルク。「ダイナモ作戦」という四十万人の兵隊たちの撤退作戦の様子を、「陸」「空」「海」の三つの視点から描いています。追い詰められ、極限状態にある人間たちの織りなすドラマは、大迫力の戦闘シーンもあいまって時間を忘れて引き込まれてしまいます。
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング6位:バットマン ビギンズ(2005年公開)
世界中で大ヒット! クリトファー・ノーラン監督によるバットマンの新たな実写版である「ダークナイト・トリロジー」の記念すべき第一作目はここにランクイン! 本作では主人公のブルース・ウェインがバットマンとなり、悪と戦う決意を固めた経緯が描かれています。
本作は主演のクリスチャン・ベールをはじめ、脇役にゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンとアカデミー俳優が勢ぞろい! ド派手な戦闘シーンと名優たちの卓越した演技、ダークでシリアスな世界観と見所が盛りだくさんの一作となっています。
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング5位:ダークナイト ライジング(2012年公開)
「ダークナイト・トリロジー」の三作目にして完結篇である「ダークナイト ライジング」。全世界で十億ドル以上の興行収入を得た大ヒット映画であり、平和を保っていたゴッサム・シティを破壊しようとする最強の敵、ベインとの壮絶な対決を描いています。
クリストファー・ノーランの描くバットマンは、決してヒーローではありません。なぜならヒーローは人々に希望を与える存在だから。しかしこのバットマンは、前作でも触れられているとおり、ゴッサム・シティの監視者にすぎません。だからこその暗黒の騎士。暗黒と暗黒のド派手な対決は、手汗を握らずに観ることはできないでしょう。
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング4位:メメント(2000年公開)
記憶が十分しか持たない。それでも妻を殺した犯人に裁きを与えたい! クリストファー・ノーランの出世作である「メメント」は、低予算の映画ながらその複雑で斬新なストーリーと演出で多くの人々から高い評価を受けました。
本作の一番の特徴は、なんといっても終わりからはじまりへと時間が巻き戻しで進行していくストーリー展開でしょう! 「記憶が十分しか持たない」という設定をうまく利用し、幾重にも張り巡らせた伏線は、観賞者を驚愕のラストと真実へと導いてくれます。
クリストファーノーラン監督の映画作品ランキング3位:インターステラー(2014年公開)
この映画を観て、涙を流さなかった人はいないと断言できます。クリストファー・ノーランは「インタスーテラー」を超良質なSF映画に仕上げると同時に、家族の絆の物語としても最高のものを映画ファンの元に送りだしました。
舞台は近未来。滅亡の危機に瀕した地球を捨て、新たな移住先となる星を探すために宇宙へと旅立った主人公。しかし地球には愛する家族が残されており、さらには宇宙と地球では時の流れるはやさがまったく別物で……。圧倒的なスケールの世界観と映像、家族の絆に心打たれる感動の超大作です。