ジャニーズ事務所のグループとしては珍しいロックバンドとしてデビューしたTOKIOは、アイドルらしいルックスと音楽性を兼ね揃えたグループとしてデビュー後すぐに人気を獲得しました。

デビュー曲は、テレビアニメ「ツヨシしっかりしなさい」のテーマソングに起用されたことでも注目され、TOKIO自身の代表曲として現在もライブなどで披露されています。

アイドルバンドとしてファンを獲得する一方で、TOKIOを代表するテレビ番組「鉄腕DASH」は、TOKIOのメンバーたちが、さまざまなテーマで汗を流す番組内容を視聴者の心をつかみ、2017年も続く長寿番組として人気を博しています。

番組内では、DASH村をはじめとした農業企画も放送されており、農業を楽しむ5人の姿に、男性ファンをも開拓しました。

また、1999年から2003年に放送されていた「ガチンコ！」は、現在の民放テレビでは放送不可能なほどの過激な内容で話題になったため、この番組を通じてTOKIOのファンになった人も多かったでしょう。

2014年に開催された野外フェス「サマーソニック」は、TOKIOの出演が決定した時点で大きな話題となりました。

サマーソニックとは、「レッドホットチリペッパー」や「クイーン」、「マリリンマンソン」など、海外の大物スターの出演が見どころの野外フェスで、日本のアーティストも「Mr.Children」や「マキシマムザホルモン」「XJAPAN」も出演したことがありました。

実力派ミュージシャンが名を連ねる中、アイドルであるTOKIOの参加は、TOKIOのファン以外の音楽ファンたちに歓迎され、サマーソニック当日は、TOKIOを見るために大勢の音楽ファンが訪れました。

一般的なロックバンドは、たいていの場合、フロントマンであるボーカルが一番人気のバンドがほとんどです。しかし、TOKIOの場合は、アイドルとしてメンバー個々の人気があり、同時にメンバー同士の人気差が激しくないため、人気順を決めることは簡単ではありません。

そこで今回は、昔からの人気と、現在の活動状況を踏まえて、人気メンバーをランキングしました！

本名：城島茂（じょうしましげる）
生年月日：1970年11月17日
出身地：奈良県大和郡山市
身長：170cm
血液型:O型
担当楽パート：ギター

TOKIOで最年長である城島茂さんは、グループのリーダーを担当しているため、メンバー全員から、「リーダー」と呼ばれています。

ファンからもリーダーと呼ばれ愛されているため、「リーダー」と聞くと城島茂さんを思い浮かべるのは、TOKIOのファンだけでなく、ファンではない世間の人たちの中にも大勢います。

TOKIOのデビュー時から、カッコつけないフランクな人柄が魅力的なアイドルで、TOKIOが親しみやすいアイドルとして活動を続けることができるのは、城島茂さんの存在が一番大きいでしょう。

30歳頃から、薄毛が進行していることをネタにされており、城島茂さんも、自身のハゲネタで世間の笑いを誘っています。そんなリーダーを心配してか、鉄腕DASHの企画で、城島茂さんのために、育毛剤を制作したこともありました。

ジャニーズのグループは、メンバー同士の仲の良さも魅力的ですが、TOKIOのメンバー同士の絆は、他のグループ以上の深い絆で結ばれているのかもしれませんね。

城島茂さんは、デビュー以降、常に三枚目のアイドルとして活動を続けてきました。そのため、他のメンバーと比べて、昔からアイドル的な人気は高い方ではありませんでした。

しかし、元々TOKIOがバンドとしてデビューしたのは、城島茂さんが、Jr.時代に結成した「城島茂バンド」が派生して誕生したこともあり、TOKIOの礎を築いた人物でもあります。

今のTOKIOが国民的な人気を獲得しているのは、城島茂さんの存在が大きいでしょう。

本名：山口達也（やまぐちたつや）
生年月日：1972年1月10日
出身地：埼玉県
身長：167cm
血液型:O型
担当パート：ベース

TOKIOの中で一番冷静で、落ち着いた性格でメンバーからも厚い信頼を寄せられている山口達也さん。TOKIOではベースを担当していますが、ライブなのではギターを演奏することもあり、歌唱力の高さも、ボーカルの長瀬智也さんも認めるほどです。

作詞作曲を担当したこともあり、TOKIOの5枚目のアルバム「Graffiti」に、山口達也さんが作詞作曲した楽曲「約束の場所 Believe」が収録されています。

運動神経も高い山口達也さんは、サーフィンに対して熱い情熱を注いでいます。元々は水が嫌いな性格でしたが、サーフィンの師匠との出会いを経て、水嫌いを克服したそうです。

また、TOKIOの中でもたくましい筋肉の持ち主で、自衛隊にスカウトされたこともありました。

鉄腕DASHでも、数々の力仕事を喜んで行い、DASH島の作業のためだけに「一級小型船舶操縦士」を取得するほどの努力家でもあります。そういった男らしい一面に憧れる男性も多い模様です。

TOKIOのメンバーで初の既婚者だった山口達也さんは、2008年に結婚した元モデルの女性と、2016年8月に離婚してしまいました。

TOKIOの活動だけでなく、「Rの法則」、「幸せ!ボンビーガール」、「ZIP!」など、多くの人気番組を抱えているため、夫婦間ですれ違いが生じてしまったそうです。

離婚の会見時は、山口達也さんらしく、誠実な対応で会見に挑み、また不倫などが原因での離婚ではなかったため、世間からのバッシングもなく現在も順調な活動を続けています。

本名：松岡昌宏（まつおかまさひろ）
生年月日：1977年1月11日
出身地：北海道札幌市
身長：181cm
血液型:A型
担当パート：ドラムス

デビュー時から男らしさ全開の松岡昌宏さんは、後輩のジャニーズたちからも慕われる兄貴分的な存在です。

「後輩と食事に出かけたときは絶対に自分が支払う」、「後輩と会う際は車で送迎する」など、恋人のようにもてなし、後輩が迷惑をかけてしまった時も、怒らずに笑って許せる器の大きさも、後輩たちから慕われる理由でしょう。

芸能人らしく着飾らない点も魅力で、出演中のレギュラー番組「二軒目どうする？ツマミのハナシ」にて、かつてドラマで共演した女性タレントが整形していたことを暴露したこともあるほどです。

こういったことを堂々と発言できるジャニーズは、松岡昌宏さんくらいかもしれませんね。

TOKIOのデビュー時から、「サイコメトラーEIJI」の明日真映児役、「ショカツ」の羽村斗馬役など、数々のテレビドラマで主演を務めてきた松岡昌宏さん。2016年に主演を務めたテレビ朝日系列のテレビドラマ「家政夫のミタゾノ」は、同テレビ局の代表作「家政婦は見た！」のタイトルを意識した大ヒットドラマ「家政婦のミタ」を逆インスパイアしたことで注目を集めました。

これらのドラマのヒットは、松岡昌宏さんの幅広い演技力が発揮されたからでもあります。

「二軒目どうする?ツマミのハナシ」でも披露されている通り、松岡昌宏さんは、誰に対しても気さくに話せる社交性があり、趣味の料理で、合宿所時代のTOKIOのメンバーたちを支えたこともある優しい性格の持ち主です。

ワイルドなルックスで、社交的、そして優しい性格に憧れる男性も多く、男女両方から熱烈に支持され続けています。

本名：長瀬智也（ながせともや）
生年月日：1978年11月7日
出身地：神奈川県
身長：185cm
血液型:O型
担当パート：ボーカル

長瀬智也がTOKIOとしてCDデビューを果たした時は、まだ15歳という少年でした。当時からクールで大人びた雰囲気の長瀬智也さんは、ボーカルとしてTOKIOのフロントマンを務めていたこともあり、多くの女性ファンを獲得しました。

作詞作曲の実力も高く、TOKIOの32枚目のシングル「明日を目指して！」は、長瀬智也さんが作詞作曲を手掛けました。長瀬智也さんの楽曲は、ファンの間でも評価が高いため、一人のアーティストとしても支持を集めています。