カントリー・ガールズは2014年、Berryz工房の嗣永桃子さんと当時ハロプロ研究生だった5名により発足しました。

前身グループは里田まいさんらによる「カントリー娘。」。当時里田さんただ一人で活動していたカントリー娘。でしたが、里田さんをスーパーバイザーに就任させるという形で、リニューアルしたグループがカントリー・ガールズです。

ところが、これが大当たりしてしまった。気鋭の女流作詞家・児玉雨子による乙女な詩世界、耳に残るオールディーズ調のアイドルポップメロディと、「ごめんなさいね」というキャッチーなフック、ピンクを基調としたとにかく可愛い衣装。そのいずれもがハイレベルで噛み合った。

2015年6月、初期カントリー・ガールズの中心メンバーであった島村嬉唄（しまむらうた）さんが突然の脱退。「うたちゃんブーム」として話題を呼んでいただけに大変痛い脱退でした。

初代エースを失ったカントリー・ガールズは、グループの1周年にあたる2015年11月にメンバーを増員。船木結さんと梁川奈々美さんが新たに加入しました。

2016年8月、持病の喘息のため療養していた稲場愛香さんが卒業してしまいます。

そんな数々の波乱がありながらも、プレイングマネージャーの嗣永桃子さんの元で活動してきたカントリー・ガールズのメンバーは、ハロプロ内でめきめきと頭角を現していきます。

しかし2016年11月、グループを率いてきた嗣永さんがハロプロからの卒業を発表します。

カントリー・ガールズは、2019年12月26日に開催されたライブ『カントリー・ガールズ ライブ2019 〜愛おしくってごめんね〜』をもって活動休止および全員がグループ卒業となりました。

5位は小関舞（おぜきまい）さん。ニックネームは「おぜきちゃん」、「おぜこ」など。ナルシストキャラが印象的で、嗣永桃子さんのあとを継承するメンバーとして太鼓判を押されていました。

父は元プロ野球選手で、現在は読売ジャイアンツのコーチとして活躍している小関竜也さん。かつてお父さんのファンだった人が今は娘の小関さんのファンになっているパターンも多いんだとか。

現在はアップフロントプロモーションに所属しており、芸能活動は継続していくとのことです。

4位は梁川奈々美さん。カントリー・ガールズの中では最年少でした。ニックネームは「やなみん」「なーちゃん」など。

最年少にも関わらずハキハキとした受け答えをするしっかり者。その佇まいは「子役的」だと言われていました。
カントリーガールズ卒業後はJuice=Juiceのメンバーとして活動していましたが、2018年に卒業。同時にハロー！プロジェクトおよび芸能界からも引退しています。

3位は、ももち卒業後グループの最年長となった山木梨沙さん。

メンバーのお姉さん的なポジションで、歌もダンスも安定感があり、パフォーマンス面でも縁の下の力持ち。もともと道重さゆみさんに憧れてハロプロに加入し、嗣永桃子さんに鍛えられた山木さんは、精神的にもハロプロイズムの最右翼でした。

カントリー・ガールズ卒業後は、芸能界自体を引退しています。