危険性が指摘されている成分はPEG、つまりポリエチレングリコールという成分です。この成分に関しては以前から発がん性が指摘されており、おそらくその指摘がもとになってこのような認知が一般的に広まったのだと考えられます。

PEGは成分表記の部分には「PEG-数字」という表記がされます。この数字は酸化エチレンの重合体で揮発を防ぎ、品質を保持する働きを持ちます。この数字が32以上のものは刺激が大きくなる傾向はあります。しかしここで重要なのは「PEG-数字」と「PEG-数字○○」というものは別物となるという点です。

モンダミンには「PEG-60水添ヒマシ油」という成分が含まれているものがありますがこれは皮膚刺激性、皮膚感作性いずれも問題なしという結果が出ており、安全性の高い成分だと結論づけられています。また、「PEG-8」に関しても軽度の刺激があるという判定で、ほとんど問題がない成分であると結論づけられています。

しかし、用法や用量はしっかりと守り過度に使いすぎるのは注意しましょう。

いかがでしたでしょうか。意外と知らなかったモンダミンのことを深く知ることができたのではないでしょうか。モンダミンは誤った使用方法をしなければ安全なものです。マウスウォッシュを習慣付けて爽やかな口内環境作りをしていきましょう。