
日本で起きた悲しい事件ランキング40選【2025最新版】
みなさんは日本で起きた悲しい事件といえば、どの事件が真っ先に思い浮かぶでしょうか。そこで今回は、日本で起きた事件を悲しい順にランキング形式で紹介します。
日本で起きた悲しい事件ランキングTOP40-36
40位:門司餓死事件
39位:一橋大学アウティング事件
38位:岩手妻殺害死体遺棄事件

DV被害は必ずしも女性だけではないと社会に訴えた事件
岩手妻殺害死体遺棄事件とは、2019年5月、岩手県一関市で千葉祐介被告が、自宅アパートで妻・恵さんの首を絞めて殺害された事件です。 クローゼットに遺体を隠し続けましたが、死臭が玄関まで漂い、約1か月後に奥州市内の山林に遺棄。 その間、恵さんは“行方不明”とされていました。なお、妻は妊娠中でした。妻はかねてから夫に対して暴言を吐いていましたが、夫は長男のために離婚はせず夫婦関係を改善しようと試みていたといいます。しかし、旅行やプレゼントなどの費用を賄うために借金をしたことでさらに悪化。責め立てられた夫は妻を絞殺。その後、長男のために逮捕されまいと妻の遺体を隠したそうです。DV被害は必ずしも女性だけではないと社会に訴えた事件でもありました。
37位:栃木実父殺し事件

1995年の刑法改正で「尊属殺加重規定」が削除されるきっかけとなった事件
栃木実父殺し事件とは、1968年に栃木県矢板市で当時29歳の女性が、自身に対する長年の性的虐待に耐えかねて当時53歳の実父を殺害した事件です。本事件では被告人に酌量するべき事情がありましたが、当時の法律上、尊属殺人と捉えた場合は執行猶予を付すことができなかったため、大きな議論を呼びました。弁護側は「尊属殺加重規定が違憲である為、女性は無期懲役や死刑にならない」という逆転の発想を主張。裁判を経て女性は懲役2年6ヶ月、執行猶予3年という判決が下り、大きく罪は減刑され、1995年の刑法改正で「尊属殺加重規定」は削除されることになりました。
36位:第五福竜丸事件
日本で起きた悲しい事件ランキングTOP35-31
35位:三重小2失踪事件
34位:ALS患者嘱託殺人事件
33位:八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故

医療行為のケアレスミスで子供の命が奪われるという悲しい事件
日付:1982年(昭和57年)4月20日
場所:東京都八王子市
1982年(昭和57年)4月20日、八王子市内にある歯科医院において、虫歯予防のために来院していた女児が死亡する事故が起こりました。「フッ化ナトリウム」を塗布するつもりが、毒物である「フッ化水素酸」を誤って塗布したことが原因です。事故後、当該歯科医師が業務上過失致死罪で在宅起訴され、1983年(昭和58年)2月24日、禁錮1年6ヶ月、執行猶予4年の有罪判決を受けました。更に、歯科医師と妻は責任を全面的に認め、慰謝料を支払うことで示談が成立しました。医療行為のケアレスミスで子供の命が奪われるという悲しい事件でした。
日付:2006年4月から5月
場所:福岡県北九州市門司区
門司餓死事件は、福岡県北九州市門司区で2006年4月から5月にかけて、2ヶ月間で3名の餓死者が出た事件です。一件目は4月21日、市営団地で78歳の母と49歳の長女がともに餓死しており、二件目は5月24日、市営団地で次男からこれ以上の支援を拒否された56歳の男性が餓死していた。後者のケースでは、男性は生活保護の受給申請に2度赴いていたが、北九州市は次男へ頼るよう求めていました。不正受給者が横行している中で、本当に支援を必要としている人に行きわたらず、命を落としてしまうという悲しい事件でした。