スポンサードリンク

9位:江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫) 文庫 – 2004/7/14 江戸川 乱歩  (著)

1,166円

江戸川乱歩氏の作品を知らない方でもこの「屋根裏の散歩者」の内容はなんとなく知っている、という方は多いのではないでしょうか。「屋根裏の散歩者」は江戸川乱歩氏が造船所に勤めていたことに社員寮でサボって押入れに隠れていた経験と自宅の屋根裏に実際に侵入した経験から書かれた短編になっています。郷田という屋根裏を散歩し、他人の生活を盗み見る男による完美で背徳的な趣味に不思議とのめり込んでしまう、魅力あふれる作品です。
 江戸川乱歩の全集ですべてそろえているが、ハズレはない。ハッキリと断言できる。何がエエ言うて、主人公は、大抵気持ちが悪いくらいドロドロとした、尋常ではない神経の持ち主だったり、怪奇事件の連続。いや〜実に恐ろしい。((+_+)) また、時代背景が、大正時代から、昭和30年ごろまで。その平成の今ではないからこその何か不思議な魅力があふれている。怪人二十面相で子供時代育った人に、ぜひ購入をお勧めする。平凡で安全な人生を送っている人には、衝撃度MAXだ。 (^_-)-☆

8位:黒蜥蜴 (江戸川乱歩文庫) 文庫 – 2015/5/20 江戸川 乱歩  (著), 落合 教幸 (監修)

825円

「黒蜥蜴」はテレビドラマや映画化もされている作品なので読んだことはなくてもご存知の方は多いのではないでしょうか。江戸川乱歩氏らしいいわゆる「エログロ」な雰囲気を楽しめる作品で、江戸川乱歩氏の作品の中では唯一の女盗賊が登場する物語でもあります。江戸川乱歩氏もこの作品を「トリッキーでアクロバット」と称しており、推理小説を超えた名作になっています。

7位:江戸川乱歩名作選 (新潮文庫) 文庫 – 2016/6/26 江戸川 乱歩  (著)

693円

江戸川乱歩氏の作品をとりあえず網羅したいという方に入門としておすすめなのが「江戸川乱歩名作選」です。その名のとおり江戸川乱歩氏の名作をぎゅっとまとめたお得な作品になっています。収録されているのは「石榴」「押絵と旅する男」「陰獣」「目羅博士」「人でなしの恋」「白昼夢」「踊る一寸法師」といずれも評価の高い作品ばかりです。
新潮文庫に於いてロングセラーとして親しまれてきた『江戸川乱歩傑作選』と対を成す、乱歩のbest of bestと言うべき一冊。
没後50年の著作権消滅を経て濫造されている乱歩作品の出版には敬意や畏怖の念が欠けているものが大半で辟易するが、本書は全くの別物だ。
執筆された時代を考慮すれば驚異的なメタミステリの嚆矢であり乱歩の本格探偵小説系統の最高峰「陰獣」や日本幻想文学史上屈指の名編「押絵と旅する男」といった傑作に加え、結末も余韻深き奇妙な味わいの「目羅博士」、異形の純愛小説「人でなしの恋」など日下三蔵氏による編集には文句の付けようもない、素晴らしいセレクションだ。

6位:人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1) (角川ホラー文庫) 文庫 – 2008/5/24 江戸川 乱歩  (著)

528円

「人間椅子」は江戸川乱歩氏らしい作品という評価を受けている永遠の名作です。ホラーテイストの作品ですが、ラストにどんでん返しがあり、読む人間をトリコにする魅力をもっています。読者の想像力に訴えかけるものがあり、昔読んだことがある、という方でも改めて読むと違う発見がある作品です。
江戸川乱歩の書いた作品は、大半があり得ない世界である。普通なら、そんな事あるわけないじゃんとツッコミを入れたくなってしまうだろう。
 ところが乱歩作品には、そのあり得ない世界を、さもあり得るかの如く思わせる力が存在している。文章力なのか、構成力なのか、その要因はわからないが、何故だか、この独特の世界に引き込まれてしまうのだ。まるで「月光の妖術」にでもかかったかのように。

江戸川乱歩作品人気おすすめランキングTOP5~1

5位:幽霊塔 単行本 – 2015/6/6 江戸川 乱歩  (著), 宮崎 駿 (イラスト)

2,200円

アメリカのアリス・マリエル・ウィリアムソンさんの「灰色の女」を黒岩涙香さんが「幽霊塔」のタイトルで翻訳したものを江戸川乱歩氏がリライトしたものがこの作品です。舞台を日本に移し、出てくる人物も日本人に変更されているので、より物語が掴みやすくなっています。幼少期翻訳家黒岩涙香さんのファンであった江戸川乱歩氏が敬意を払って生み出した作品で、原作の良さもしっかりと生きています。
 妄想を膨らまして丹念に楽しめる一冊です。実写できる監督が現在の日本にはいないのでやはり宮崎駿監督のアニメで実現してほしい。映画化しませんといってもしたくなってくるんじゃないかなあ。

4位:孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) 文庫 – 1987/6/27 江戸川 乱歩  (著)

726円

「孤島の鬼」は長編の推理小説で、ファンのあいだでも評価の高い作品です。ストーリーが展開していくほど強く引き込まれる魅力を持つ物語で、独特の不気味な雰囲気、それでいてワクワクするような作品が読みたい方におすすめです。また、この作品は当時としては非常に珍しく同性愛を登場させた作品でとしても注目されています。
江戸川乱歩といえば、子どもの頃に読んだ少年探偵団シリーズのイメージが強く、明智小五郎が登場しない作品はやや敬遠してました。が、この作品は非常に面白かった!特に後半、島が舞台になってからは雰囲気満点でしたね!不気味で怖ろしく、でもワクワクする…。ミステリってこうでなくっちゃね!!

3位:少年探偵団 (少年探偵・江戸川乱歩) 単行本 – 1998/10/1 江戸川 乱歩  (著), 藤田 新策 (イラスト), 佐竹 美保 (イラスト)

1,078円

名探偵明智小五郎シリーズに登場する少年探偵団をフューチャーした作品が「少年探偵団」です。お馴染み小林少年を団長とし、明智小五郎をサポートしていく内容で子どもから大人まで楽しめる作品となっています。非常に読みやすい作品でもあるので、始めて江戸川乱歩氏の作品を読む、という方にもおすすめです。ちなみに少年探偵団は「怪人二十面相」から、小林少年は「吸血鬼」から登場するので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
 ぼくのお気に入りの、少年探偵シリーズ第二巻。この本はシリーズ中もっとも少年探偵団と名探偵明智小五郎のコンビネーションがさえる話だと思う。次々と起こる少女誘拐事件に明智小五郎と小林少年が立ち向かう、スリル満点の探偵小説。あっと驚くトリックが面白くて2時間と少しで読み終わった。探偵小説ファン(小・中学生)にお薦めする。

2位:D坂の殺人事件 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) 文庫 – 1987/6/27 江戸川 乱歩  (著)

572円

江戸川乱歩氏の代表作、と言われればこの「D坂の殺人事件」を挙げる方は多いのではないでしょうか。名探偵明智小五郎初登場の短編推理小説で、こちらも読みやすい作品になっています。この作品も心理学と犯罪の関係について掘り下げており、「心理試験」に繋がる部分のある内容になっています。元々この作品限りのキャラクターだった明智小五郎がシリーズ化したのもこの作品の評判が良かったからで、それだけ優れた物語と言える内容になっています。
江戸川乱歩作品には子どもの頃にポプラ社のシリーズなどで親しんできたという人へ。大人になって読む乱歩もいいものです。色恋沙汰が事件の軸になっていることが多く、意外と“大人向け”であったことはちょっとした発見です。特に本短編集は、いずれも20〜50ページ程度の作品なので気軽に読めながら、本格的な謎解きを楽しめます。あれだけの内容をこのページ数によくぞ収めたものだと感服します。乱歩は短編小説の名手でもあったのですね。

1位:江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫) 文庫 – 1960/12/27 江戸川 乱歩  (著)

605円

江戸川乱歩氏の作品に興味を持ち、読んでみたいと思っている方にとりあえず読んで欲しいのが「江戸川乱歩傑作選」です。江戸川乱歩氏の作品をまとめた作品集は数多くありますがこの作品は「二銭銅貨」や「D坂の殺人事件」「心理試験」「人間椅子」「芋虫」といった推理小説と幻想小説の傑作がまとめられているので入門として非常に適しています。
”傑作選”の名に恥じぬ定番の作品がずらりと揃った
選集です。一家に一冊置いて、目くるめく乱歩の世界を
代々読み継ぎましょう。
因みにNHK-BSで放送した”心理試験”は、原作を忠実に
なぞった素晴らしいドラマでした。

まとめ

今回は江戸川乱歩氏の作品の人気おすすめランキングをご紹介しました。推理小説から幻想小説、翻案小説など種類が多く、いずれも傑作ぞろいです。始めて読む方は短編集などから始めると読みやすく、どんどん読めるので良いかもしれません。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

関連するキーワード

関連するまとめ

小学生向け国語辞典のおすすめランキング18選と口コミ&選び方【2025最新版】

言葉を勉強するために役立つのが「国語辞典」です。今回は小学生向けの国語辞典のおすすめランキングを実際に使用し…

もどる / 447 view

名付け本の人気おすすめランキング15選と口コミ&選び方【2025最新版】

名前は親から子どもへの最初のプレゼントで、その子にとっては一生付き合っていくものになります。人によっては名付…

もどる / 328 view

高校生向け本のおすすめランキング32選と口コミ&選び方【2025最新版】

大人への過渡期とも言うべき高校生にはその時に読むことで意味のある本もたくさんあります。今回は高校生向けのおす…

もどる / 497 view

名作!小説おすすめランキングBEST100【2025最新版】

世界には「名作」と呼ばれ、多くの人々に愛される小説が数多くあります。今回はおすすめの名作小説100作品をラン…

三島マコト / 1794 view

英和辞典おすすめランキング人気30選と口コミ&選び方【2025最新版】

英語に理解を深める上で欠かすことのできないアイテムが英和辞典です。今回は英和辞典のおすすめランキングと口コミ…

もどる / 610 view

Excel学習本のおすすめ人気ランキング30選と口コミ&選び方【レベル別・2025最…

パソコンの基本スキルとして挙げられることの多いExcelですが、使いこなすのは中々難しいものです。今回はEx…

もどる / 366 view

ペン字練習帳のおすすめ人気ランキング15選と口コミ&選び方【2025最新版】

ス冠婚葬祭など重要な場面では字を書く機会があります。そんな時もっと綺麗に書けたらと思うことってありますよね。…

もどる / 380 view

スポンサードリンク

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

ボカロ小説の人気おすすめランキング15選と口コミ&選び方【2025最新版】

ボーカロイドが好きな方やボーカロイドの楽曲で好きなものがある、という方におすすめなのがボカロ小説です。今回は…

もどる / 509 view

江國香織の作品おすすめランキング60選<小説TOP40・エッセイTOP10・絵本TO…

『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』などの小説作品で人気を博した江國香織は、詩作のほか、海外の…

maru.wanwan / 478 view

少女漫画のイケメン人気ランキングTOP35【2025最新版】

女性なら誰だって憧れるストーリーそして、こんな人周りにいたらいいのになんて思うくらいのイケメン揃い…。少女漫…

risa / 1830 view

村上春樹の作品おすすめランキング50選【2025最新版】

世界中に翻訳をされている小説家の村上春樹さん。小説以外にも、エッセイや紀行文・ノンフィクションについても数多…

マギー / 539 view

経営本の人気おすすめランキング45選と口コミ~起業家・経営者必見【2025最新版】

現在200万人以上もいると言われている個人経営者。しかし、起業した人全てが成功するわけではありません。今回は…

もどる / 355 view

村上龍の作品おすすめランキング20選と口コミ&選び方【2025最新版】

村上龍さんは麻薬とセックスに溺れる若者を描いた作品「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、及び芥川龍之…

もどる / 361 view

星新一の作品おすすめランキング20選と口コミ~人気の本を紹介【2025最新版】

ショートショートというジャンル世に広め、日本を代表するSF作家として高い人気を得ている星新一さん。今回は星新…

もどる / 606 view

スポンサードリンク

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

HTMLファイルが開けません。->
S
S