
江戸川乱歩の作品おすすめ30選!人気小説をランキングで紹介【2025最新版】
江戸川乱歩さんは日本の推理小説家で、多くの人たちに支持されている作家さんで、数々の名作を生みだしてきました。そこで今回は江戸川乱歩さんの作品の人気おすすめランキングを口コミとともにご紹介します。
江戸川乱歩作品人気おすすめランキングTOP20~16
1,026円
乱歩のなかではこれがお勧め。乱歩は小説家であり漫画の原点的作品も同時に作っていたんだなぁと思う。
影響を受けた方々は数知れないと思う。今では当たり前みたいに見えるが当時よく書けてなぁと思う。
この全集にある、何物、黄金仮面、白髪鬼はすべてお勧めです。乱歩独特のグロはないし時代のくせがなく読みやすい、そして面白い。
きちんと起承転結、二転三転して物語としてよい。
今ってこおゆう作品って書けないんだよね、時代的に。今は平成だから。大正や昭和には書けた時代背景。それがまた良いし愛される理由なのかも。
880円
「火縄銃」が読みたくて買った本のなですが、大満足の一冊でした。火縄銃以外だと、一番面白かったのは「鬼」。
「火縄銃」は作者が学生時代に試作した未発表の処女作で、何と日記の余白に筋書きしたものだったそうです。
本人が「いっこうに面白くない」というように、確かに手放しに「面白い」とは言えません。
盛り上がりに少し欠けるかな、というのがわたしの感想。
でもわたしはこの話に、子供の頃ものスゴイ衝撃を受けたんです。
「何て面白い(がマヌケな)トリックなんだ!」と・・・・。
江戸川乱歩初期の傑作「パノラマ島奇談」をはじめ「白昼夢」「鬼」「火縄銃」「接吻」の5編を収め、乱歩の奇才ぶりを十分にうかがわせる、興味万点、江戸川乱歩傑作集!
572円
江戸川乱歩の 「芋虫」 は、戦前の作品として発禁となった問題作である。
反戦・社会派作品という評価もあろうが、そんな世俗的評価の次元をはるかに超えた世界を描き出す。
サディズム、マゾヒズム、といった生易しい形容を ブッ飛ばさんばかり の迫力なのである。
・ ・ ・ 四肢を失っているが、男性機能は残存する夫から、「視覚」をも奪わんとする 妻。
・ ・ ・ クライマックスの 井戸に にじり寄る 「 芋虫 」 のなんとも不気味な描写。
我国の文学史上最大の問題作であり、その超弩級のパワーは、今日に於いてなお健在である。
660円
19歳の京子は名門の門野のもとに嫁ぐ。
門野は美青年で京子を愛そうと努めた。
しかし、京子はその愛が偽りだと疑い始める。
深夜、門野の後をつけた京子は、蔵の中で誰かと密会していることを突き止める。
密会の相手とは…
726円
どんでん返しの連続の大活劇を縦軸に、明智小五郎が二人の美女に想いを寄せられて、ついに将来の妻に出会う恋愛物語を横軸に、これまた恋愛から発した大復讐劇が展開します。結末を予想することは難しく、快く裏切られます。エロチックなシーンもあります。乱歩のことですから、細かなところでロジックが合わないこともありますが、ご愛敬。あらすじを調べたり、紹介文を詳しく読んだりせず、とにかく読んでください。なかなかの大作です。満足できます。なお、あるシーンは、ポーの「メールストロムの旋渦」に取材したな、と思われます。
江戸川乱歩作品人気おすすめランキングTOP15~11
616円
明智小五郎、小林少年と怪人二十面相の初対決、そして少年探偵団の結成に心躍りました。
懐かしさを感じながら、少しずつ続きを読んでいきたいと思います。
880円
江戸川乱歩の入門として、非常に乱歩らしさが感じられる本だと思います。内容も、ユーモアと人間心理の巧みさが光る品です。
990円
戦時中に、しかも戦争そのものを題材にこれだけのエンターテイメントを書けるなんて乱歩の筆力は、やはり素晴らしい!
乱歩の古さを感じさせない普遍性を他の作品同様に味わい楽しめた。
今の私でさえわくわく楽しみつ読んだくらいだから、当時の読者もさぞや胸躍らせて読んだことだろう。残念ながら、連載を終えた翌年、敗戦となり日本の「偉大なる夢」はまさしく夢と消えてしまったが、作品自体の躍動する文体(文態、とも造語した上表現したい)は今なお私の胸を打つものがある。
572円
江戸川乱歩を読むぞと、片っ端から読みまくっていた時期があったのだけど、文体は古いし、テーマも、基本グロいしで、結構つらい思いをした。
その時は、たぶん、まだ、道半ばというより、始まったばかりだったと記憶しているけど、この1冊に出会って、満足してしまい、残りを読まずに、このクエストを終えてしまった気がする。
それまで、読んでいた乱歩とは全く違うというと、語弊はあるけど、いろいろな意味で、ピークを感じた。エロでもグロでもなく、乱歩な世界が展開していた。お前見てきたんか!!な、描写は、本当にすごい。たぶん、見ちゃったんだろうなこの人は、という説得力すら感じた。
この時期に乱歩を読もうとされる向きには、お勧めかもしれない。この作品から入ると、続きはきついかもしれない。ほかに数冊読んでからがいいかもしれない。
770円
江戸川乱歩というと怪人20面相や明智小五郎と言った少年向け推理小説が思いつくが、
本当の乱歩はエログロやホラーの世界感がある。大人になってそれに気づいて以来、
病みつきになってしまった。
この「陰獣」もまさにそれを地で行くものであって、古風な日本語の中に独特の言い回しや
表現の面白さ、読み手に迫ってくる恐怖感が文面から感じ取れる。
また登場人物の変態癖が度を超えているのが驚きだ。
「陰獣」は昭和3年の作とか。80年以上前の作品にこうも打ちのめされるとは、凄いのひと言。
江戸川乱歩作品人気おすすめランキングTOP10~6
748円
悩ましいカバー絵に惹かれて購入。どんでん返し連発の活劇に驚きました。不思議なレトロ感覚も楽しい。文章は丁寧でわかりやすく、乱歩の律儀な人柄がうかがえます。
今回の平山雄一さんの年代記は、当時の映画文化やパノラマ館の解説から、乱歩のミニ評伝まで広がり、緻密さに舌を巻きます。なかでも蜘蛛男に関する調査は鋭くて印象的です。
著名な小説家の解説も、大作家の作品集ならでは。第3巻、万城目学さんの「乱歩とは大和尚なり」は言い得て妙。
クライマックスは喜多木ノ実さんのカバー装画。指の先まで震わせて悶える被害者達の呻き声が聞こえて来そうです。実はここにもどんでん返しが…。