ドラえもん映画の人気ランキング全44作品【2024最新版】
親の世代から子・孫の世代まで、幅広い年代に親しまれているアニメ『ドラえもん』。そんなドラえもんの映画第1作『のび太の恐竜』から最近の作品まで、人気作をランキング形式でご紹介します。
スポンサードリンク記念すべき映画第1作目。かなりの思い出補整が掛かっていますが(笑)、ストーリー的には純粋に王道の感動作ではないでしょうか。
1億年前の恐竜が現代に生まれるという点でロマンがありますし、のび太を親だと思って懐くピー助が可愛すぎ。
途中でのび太が風邪をひいて熱を出してしまい、3日間もピー助に会えないシーンがあるのですが、ピー助はのび太を恋しがってご飯を食べないのです…。
のび太もピー助もどちらも可哀想で泣けます。
この映画はこれまでのように”夢かと思ったら現実だった”、ではなくて、完全に夢の中の話という点で異色の作品となっています。
夢の中で好きな話を見られたら面白いですよね~。しかも大冒険で自分が最強の剣士になれるなんてしかし夢から覚めるといつも通り…。!のび太が道具に夢中になるのも頷けます。
トリホーの顔は怖いし、作中で(夢の中で)のび太は砂になって消える(=死亡する)し、この作品も結構なトラウマを植え付けた罪深い映画です(笑)。
ドラえもん映画人気ランキングTOP20-11!
ドキドキワクワク感が物凄くアピールされているし、何と言っても主題歌が評価の半分(それ以上?(笑))を担っているのではないでしょうか。
ドラえもん色を全面に出しまくった(タイトルがまんま”ドラえもん”ですし)歌詞で、『ここにおいでよ 一緒に冒険しよう』『何者でもなくても世界を救おう』というところで「星野源はドラえもんが好きなんだなー!」とニヤニヤしちゃいます。
キャラクターのデザインが何となく旧作のドラえもんに似ているところや、ミニドラが出てくるところもファンの心をくすぐりますよね。
本編はとにかく大冒険を詰め込み詰め込み詰め込みました!という感じでひみつ道具もたくさん出てきますし、単純にエンターテインメントとして楽しめる作品です。
第19位・ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
2004年3月に公開された、映画ドラえもんシリーズの25作品目となる映画。
ある日、のび太は川でおぼれていた子犬を助け、ドラえもんの道具「壁かけ犬小屋」の中でこっそりと飼いはじめる。
「イチ」と名付けた仔犬とのび太との間にはたちまち友情が生まれていた。
しかし沢山の野良犬・野良猫が集まってしまい、ママに気付かれずに育てるのも限界が訪れ、のび太は3億年前の世界にイチたちを連れていき犬と猫だけの国をつくる。
その国のリーダーになるため、イチに『進化退化光線銃』を使い人間並みの知能を持たせたのび太は、一緒に遊んだけん玉を残し、「明日必ず来るよ」と言い残して現代へと戻ったのだが…。
この作品は、いわゆる旧ドラえもんの声優陣最後の映画作品となっています。原案はコミックス22巻に収録の作品「のら犬『イチ』の国」。
旧声優陣の最後の作品という事情を抜きにしても、めちゃめちゃ感動するし、様々な伏線が「あー!そうだったのかー!」と回収されるところはスッキリ&感動。
歌姫猫・シャーミーちゃんにぞっこんになってしまうドラえもんが可愛すぎ。めちゃくちゃ体張ってるし貢ぎまくってます(笑)。
クライマックスで暴走気味のトラックのハンドルを急に任され、「うっそぉ~!?」というしずかちゃんもかわいい。
時の方舟に乗り込む時に使った謎の乗り物が『宇宙小戦争』に登場するロコロコの姿だったのも、旧作ファンには嬉しい驚きですね。
最後にしずかちゃんが言った「わたしたちが今度はパパやママ、おじいちゃんおばあちゃんになっていくのよね」という言葉にしみじみと感動。
『ブリキの』というタイトルですが、敵キャラはおもちゃではなくロボット科学者です。
何もかもがブリキのおもちゃで出来た不思議な島『ブリキン島』は、実はチャモチャ星人の巨大な宇宙船!
全てロボットに頼る生活をしていたせいで自力で歩くことも出来なくなってしまった少年・サピオの登場は、「人類も果てにはこうなってしまう運命なのか…」と結構ショッキングでしたね。
ドラえもんが何度も何度も電撃で攻撃されて壊れてしまうという、ドラえもんファンにはツラいシーンも…。ちょっとおかしくなったレベルではなく、マジ壊れです。
最後の敵の壊れ方は「えぇー!?何それ!?」という感じでしたが、まぁ良いか(笑)
第17位・ドラえもん のび太と雲の王国
1992年3月に公開された、映画ドラえもんシリーズの第13作目にあたる作品。
学校で雲についての勉強をしていたのび太は、「天国はどの辺にある?」というとんちんかんな質問をしてみんなにバカにされてしまった。
ムキになったのび太は「天国があるって証明してみせる!」と宣言し天上人についての文献を調べるが、ドラえもんに「あり得ない」と科学的に断言されてしまいショックを受ける。
ドラえもんが出してくれたひみつ道具「雲かためガス」を使って雲の王国を造り楽しく遊ぶのび太たちだったが、いつのまにかふしぎな世界に迷いこんでしまった。
そこは、地上よりはるかに発達した文明を持つ天上人が暮らす『天上世界』だった!
『雲の上に乗ってみたいなぁ』…子供の頃に誰しもが思い描いた空想の世界を、ドラえもんが作ってくれました!
しかも地上からは普通の雲にしか見えない設定にするもんだから、「もしかしたらあれが雲の王国かも…」なんて空想する子供たちをますます増やすことになりましたね(笑)
単なるメルヘンな世界かとおもいきや、その裏で地球の深刻な環境破壊についての警告も織り交ぜており、小さな子供に「森を大事にしないといけない」という基本概念を植え付けるのにもってこいの映画。
天上人の国から逃げ出す途中で雷に打たれてしまったドラえもんが完全にアッパラパーになってしまうのですが、「あっぷくぷー」とか「ケロケロパ!ケロケロピ!」とか「ドーーーグ?」とか意味不明な言葉を発しまくる姿がめちゃくちゃ面白いです。
これだけ初期の作品なのに色あせないどころか何度見ても感動できるところは、名作と呼ぶにふさわしいと思います。見たことない方にはぜひ見てもらいたい!
汚い野良犬だと思われたペコが実は高度な知能を持ったバウワンコ王国の王子で、そのペコの導きでドラえもんたち5人は冒険の旅に出ることになるのですが…。
珍しくジャイアンのわがままで冒険が始まり、ジャイアンのせいでピンチに陥るパターン。
ですが、ペコが一人で敵に立ち向かおうとしている時、『やっぱりジャイアンは男気があって素敵だな~』と思うシーンがあるんですよね。
そしてそのシーンで流れる主題歌で涙腺崩壊です。
特に好きなのは「だって僕の勇気なんか 全部出してもこれだけなんだ」という歌詞。
自分が勇気を振り絞ってもまだこれだけしかないから、君の勇気も足して欲しいんだ…という、”みんなで力を合わせること”をのび太目線で歌ってる感じが大好きです。
架空の世界、『魔界』を舞台にしたこの作品。
もしもボックスで作り出した空想の世界だから、ピンチになっても元の世界に戻れば何事もなかったかのように普通の生活になるのですが、「じゃあ、あっちの世界にいた美夜子さんたちはどうなるの?」という素朴な疑問が。そのままの世界が存在するということを知ったのび太は、自分たちだけめでたしめでたしという訳にはいかない!と、再び戻る訳です。
この作品の好きな所は、美夜子さんが強いところ。
猫の姿になる呪いをかけられながらも、地球を救うために魔王を倒そうと立ち上がる素敵な女性です。
方角が分からなくなる森とか、人魚の歌に誘われて食べられてしまう川とか、ちょいちょい恐ろしい設定が入ってくるのも映画ならでは。
メデューサが追いかけてきてのび太たちを石にしてしまうシーンもトラウマ級の怖さ(笑)。
第14位・ドラえもん のび太の海底鬼岩城
1983年3月に公開された、ドラえもんの映画シリーズ第4作目となる作品。
夏休み、のび太たちはキャンプの行き先を海にするか山にするかで議論していた。
結局「海に行きながら山に登ろう」というドラえもんの突拍子もない提案で、海底キャンプに出かけることになる。
ドラえもんのひみつ道具を使って海の底でキャンプをしていた一行は、そこで海中の国『ムー連邦』の住人である海底人のエルたちに出会った。
ドラえもんたちは、古代に滅亡した海底国家アトランティスに残された『自動報復装置ポセイドン』が活動を再開したことを知る。
ポセイドンによって鬼角弾が発射されれば、地球全体が滅亡するかもしれない。ドラえもんたちは鬼角弾の発射を阻止するため、アトランティスのあるバミューダ海域へ向かう。
海の底で山登りをしよう!というところから海底探検に出かけたドラえもんたち。
魔の三角地帯とよばれるバミューダトライアングルとか、ムー大陸とか、アトランティスとか、オカルト要素が詰め込まれてあり、子供の冒険心をこれでもか!とくすぐってきます。
海の底で死にかけるジャイアンとスネ夫とかめちゃくちゃ怖かった~。どれくらい我慢できるかな?と息を止めて見ていた記憶があります(笑)。
『海底人』という人間とは別の文明も出てきて、のび太たちと友情を深めるところもお決まりですが物語の重要なポイントですね。
ラスト、バギーちゃんが泣かせにきます。ただの機械じゃなかった!機械でも人を大事に思う気持ちがあるんだ!と思って子供ながらに号泣した思い出。
きっと今見ても泣く自信あります。
ドラえもん長編映画の中でも「名作」の1つといっていい作品ではないでしょうか。
環境問題をテーマにした映画で、子供はもちろんのこと、大人も真剣に見てしまうほど考えさせられる作品です。
言葉を話す動物が登場したり、ドラえもんの道具ではない方法で別世界にいく展開など、とにかくワクワクがとまらないのですが、後半は私たち人間の在り方について深く考えずにはいられません。
子供にも大人にも大きな発見がある物語ではないでしょうか。
第12位・ドラえもん のび太のパラレル西遊記
1988年3月に公開された、ドラえもんの映画シリーズ第9作目。
藤子先生の体調不良により、この作品だけ唯一原作漫画がありません。
本物の孫悟空に会いたいのび太は、タイムマシンで1300年前の唐の時代の中国へ。
そこで出会った孫悟空らしき人物は、なんとのび太にそっくりだった!
のび太はみんなに自慢するが誰も信じてくれず、今度はみんなを連れて唐の時代へ。
だが孫悟空は現れず、のび太はごまかすためにドラえもんに頼んでひみつ道具の『ヒーローマシン』で孫悟空に変身する。
その時、開きっぱなしにしていたヒーローマシンの中から妖怪たちが現実世界へと出てきてしまい、歴史が妖怪たちの世界へと変えられてしまった!
ドラえもんたちは、妖怪退治の為に再び唐の時代へ向かうのだった…。
数あるドラえもん映画の中でも”トラウマ映画”の呼び声が高い、のび太のパラレル西遊記。
原作漫画が存在しないのに、この作品はかなりクオリティが高いです。もちろん藤子先生がご存命ですので、アイデアなどは出したのでしょうが…。
主題歌もこれまでのしっとり路線ではなく、ちょっとロックっぽい曲調でどことなく中国っぽくて、聴くだけでワクワクします。
妖怪たちが現実の世界に現れてしまった後の、現実世界で『何となく感じる異様さ』が怖い!ちょいちょい『何か変だな』という違和感の後の先生の豹変、ママの階段の上り方、トカゲのスープ…怖すぎて子供泣いちゃいますよね(笑)。
最後はただの”めでたしめでたし”ではなく、両親を失った少年を思うと心が痛む部分も…。
「他の3人の危険が危ない!」の名言はこちらで聞けます。
ドラえもんの映像作品はどれも感動させられるものばかりですが、本作品も涙なしには見られないストーリーです。
のび太目線でみても、おばあちゃん目線でみても深く考えさせられる作品で、おばあちゃんののび太に対する想いや1つ1つの言葉が本当に心に響きます。(泣)
自分自身のおばあちゃんや家族、大切な人へ感謝の気持ちを伝えたい。そんな気持ちにさせてくれる作品です。
26分という短編映画なので、まだ観たことがないという方はぜひチェックしてみてください!
ドラえもん映画人気ランキングTOP10-1!
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