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ミステリー/推理小説おすすめランキング70位‐51位

70位:毒入りチョコレート事件/アントニイ・バークリー
69位:三つの棺/ジョン・ディスクン・カー
68位:Wの悲劇/夏樹静子
67位:天使と悪魔/ダン・ブラウン
66位:Xの悲劇/エラリー・クイーン
65位:推定無罪/スコット・トゥロー
64位:火刑法廷/ジョン・ディクスン・カー
63位:占星術殺人事件/島田荘司
62位:湿地/アーナルデュル・インドリダソン
61位:ボーン・コレクター/ジェフリー ディーヴァー
60位:慟哭/貫井徳郎
59位:向日葵の咲かない夏/道尾秀介
58位:ゴーン・ガール/ギリアン・フリン
57位:ありふれた祈り/ウィリアム・ケント・クルーガー
56位:ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
55位:カササギ殺人事件/アンソニー・ホロヴィッツ
54位:告白/湊かなえ
53位:ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン
52位:幻の女/ウイリアム アイリッシュ
51位:そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティー

ミステリー/推理小説おすすめランキング50位:ポップ1280(1964年)

あのクエンティン・タランティーノも影響を受けた暗黒小説の巨匠、ジム・トンプスンの傑作ミステリークライムノベル。アメリカのとある田舎町の保安官を主人公に、彼のうちに渦巻く狂気と暴力を描いています。

この作品の凄いところは、日常生活の中に暴力と殺人が普通に紛れ込んでいるところでしょうか。というか暴力、殺人も保安官にとっては日常の一部であり、淡々と人を殺し、淡々と嘘をついて暴力を振るう彼は現代でいう「サイコパス」そのものといってもいいでしょう。

ミステリー/推理小説おすすめランキング49位:アヒルと鴨のコインロッカー(2003年)

現代の日本を代表する小説家でありストーリーテラー、伊坂幸太郎の傑作青春ミステリー。「一緒に書店を襲わないか?」と声をかけてきたのは、アパートの隣人。狙うのは一冊の広辞苑。そこには二年前に起こった男女三人の物語が絡んでいて……というのが大まかな内容です。

「腹を空かせて果物屋を襲う芸術家なら、まだ格好つくだろうが、僕はモデルガンを持って、書店を見張っていた」という秀逸な冒頭からはじまる本作。批評家、ファン両方から高評価を得、吉川英治文学新人賞を受賞しました。

ミステリー/推理小説おすすめランキング48位:ブラック・ダリア(1987年)

アメリカ文学界の狂犬、ジェイムズ・エルロイの「暗黒のL.A.四部作」の記念すべき第一作目。1947年にアメリカで発生した未解決猟奇殺人事件、通称「ブラック・ダリア事件」を元に虚実を織り交ぜて執筆された本作は、ジェイムズ・エルロイの名を文学界に広めることに成功しました。

第二次世界大戦終結後、刑事となった主人公とその相棒は、「ブラック・ダリア事件」の真相究明にのめり込むあまり、幸せなはずだった日常までもが崩壊していき……。上質なミステリーとスリラー、ふたつ同時に楽しめる一冊となっています。

ミステリー/推理小説おすすめランキング47位:疫病神(1997年)

直木賞作家・黒川博行の代表作である「疫病神シリーズ」の第一作目。大阪を舞台に、建設コンサルタントと超イケイケヤクザのコンビが金儲けのために事件に首を突っ込み、しっちゃかめっちゃかにかき回すというのが、シリーズの内容となっています。

シリーズ一作目にあたる本作では、主人公たちがコンビを組むようになったきっかけの事件——産業廃棄物処理場を巡るトラブルに巻き込まれていく姿が書かれています。関西弁のテンポがよくユニークな会話は読んでいて心地よく、一気読み間違いなしの作品です。

ミステリー/推理小説おすすめランキング46位:郵便配達は二度ベルを鳴らす(1934年)

ミステリーの古典的名作として名高い「郵便配達は二度ベルを鳴らす」。浮気関係にある男女が共謀して夫を殺し、破滅に至るまでの姿を描いています。作者はジェームズ・M・ケイン。

人類の普遍的な感情である「愛」をテーマとして扱っており、過激な暴力描写と愛するがゆえに起こる悲劇が強く印象に残る本作。四度も映画化されていることからも、その人気ぶりが伺えます。

ミステリー/推理小説おすすめランキング45位:熊と踊れ(2016年)

スウェーデンの作家、アンデシュ・ルースルンドによる三人の兄弟とひとりの幼馴染が結成した銀行強盗団と彼らを追う刑事の対決を描いた小説「熊と踊れ」。実際に起きた事件をモチーフとしており、強盗団と警察の息つまる攻防戦は読んでいて肌がヒリヒリするほどの迫力があります。

本作の最大の特徴は丁寧で深い人物描写でしょう。本当にそのキャラクターが存在しているのではないか? と思えるほどの緻密な描写は、読者に感情移入させ、物語に引きずりこむ強烈な力を持っています。

ミステリー/推理小説おすすめランキング44位:ヒートアイランド(2001年)

渋谷を舞台にストリートギャング、暴力団、犯罪者専門の強盗団の三つ巴の現金争奪戦を描いていた「ヒートアイランド」。本作は映画化されるなど人気も高く、同一キャラクターによる続編も書かれています。作者は垣根涼介。

軽快でテンポにいい文章と犯罪組織の生き残りをかけたバトルロワイヤル、それにド派手な銃撃戦! エンタメ要素をたっぷりと詰め込んだ読んでいて楽しいミステリー小説となっています。

ミステリー/推理小説おすすめランキング43位:うつくしい子ども(1999年)

直木賞作家、石田衣良の青春ミステリー小説。あの有名な少年あこと酒鬼薔薇聖斗の事件をモチーフにした作品で、猟奇殺人事件を起こした少年の家族のその後、そして事件の真相の究明が描かれています。

軽妙な語り口と個性的なキャラクターで、読者を物語世界に引きずりこむ本作。猟奇殺人の犯人であった主人公の弟がなぜ事件を起こしたのか? その背後には誰かいたのでは? その解明に動く兄と彼の友達たちの絆には、心打たれるものがあります。

ミステリー/推理小説おすすめランキング42位:国境(2001年)

黒川博行の「疫病神シリーズ」第二作目。本作の舞台はまさかの北朝鮮!? いろいろと謎のベールに包まれた北朝鮮の様子や生活を知る資料としても一見の価値がある本作は、直木賞の候補にも選ばれました。

建設コンサルタントとイケイケヤクザのコンビの会話は相変わらずテンポがよくてユニーク、それは北朝鮮で憲兵に追われているときでも変わりません。アクションあり、大金の争奪戦あり、なんでもありな極上のエンタメミステリーを楽しみたい方は、早速、本書を手にとってみましょう!

ミステリー/推理小説おすすめランキング41位:クリスマスのフロスト(1984年)

R.D ウィングフィールドによる仕事中毒の警部・フロストの活躍を描いたシリーズの第一作目。もうこの小説の見どころといったら、フロスト一択といっても過言ではないくらい、フロストのキャラクターが立ちまくっています。

舞台はイギリスの田舎町、デトロン。突如として姿を消した八歳の少女、深夜の銀行の玄関をこじ開けようとする謎の人物、なぜこうも事件が多いんだ。もうすぐクリスマスだというのに……。下ネタとユーモアと妙に凝った構成が織りなすドラマは魅力たっぷり。読み手の心を鷲掴みにすること間違いなし!

ミステリー/推理小説おすすめランキング40位:破門(2014年)

祝・直木賞受賞! 黒川博行の「疫病神シリーズ」の第五作目にして最高傑作はここにランクイン! 詐欺を働いて高飛びした映画プロデューサーを追って香港までいく主人公コンビですが、じつは裏には格上の暴力団が関わっており……というのがその内容です。

前作を上回るユーモアとテンポのいい関西弁の会話、複雑に絡まりあった人間関係、暴力団同士の大金の奪い合いと駆け引き、そしてバイオレンス……。いろいろな要素が交錯しながら行き着く先は果たして? 気になる方は今すぐ書店にGO!

ミステリー/推理小説おすすめランキング39位:サニーサイドエッグ(2007年)

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三島マコト

映画と小説、それと漫画と格闘技を愛する男。WEB媒体で記事を書いたりもしてます。よろしくお願いします。

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