「未来航海」の両A面シングルだった「仮面」は、アメリカ映画「マスク2」の日本限定イメージソングとして起用されました。

作曲を担当した酒井ミキオさんは、AKB48、上戸彩などの女性タレントや、KAT-TUN、NEWS、Ya-Ya-yahなどのジャニーズの楽曲も手掛けたシンガーソングライターとして活動しています。

サビパートが印象的でタッキー＆翼のファン以外からの評価も高い「夢物語」は、セカンドシングルとして2003年11月12日にリリースされました。

長期間に渡りオリコンにランクインするほどのヒットとなり、ファーストシングル「To be, To be, Ten made To be」はオリコン初登場3位という記録となったものの、「夢物語」で1位を獲得し、タッキー＆翼の出世作となりました。

セールス面でも結果を残しており、ファーストシングルが107,298枚の売上だったのに対し、199,015枚を売り上げました。

タッキー＆翼の最も人気が高い楽曲が、6枚目のシングルとして2006年1月18日にリリースされた「Venus」です。

序盤から始まる振り付けはファン人気が高く、踊りながら歌えるファンも少なくはありません。また、シングルには滝沢秀明さんと今井翼さんのソロ曲と同時に、「Venus」の韓国語、中国語、タイ語バージョンが収録されており、オフボーカルバージョンと仮面のリミックスバージョンも収録されているので、合計8曲も収録されている豪華なシングルとなっています。

また、初回限定盤には、「Venus」の振り付けを学べる映像が収録されており、ファンにとってマストアイテムと言えるでしょう。

現在のジャニーズ事務所でトップの人気を誇る嵐と比較すると、セールス面で大きな差があるタッキー＆翼。しかし、「Venus」は、タッキー＆翼史上最大の、301,192枚ものセールスを記録しました。