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松本人志のプロフィール

プロフィール

プロフィール

松本人志(まつもとひとし)
1963年9月8日生まれ
兵庫県尼崎市出身
お笑いコンビ「ダウンタウン」のボケ担当
吉本総合芸能学院の第1期性として入学
相方の浜田雅功とは小学生のころからの付き合い

大阪から全国区へ

大阪から全国区へ

1982年に結成した「ダウンタウン」はコント番組『夢で逢えたら』で東京進出を果たすと、『4時ですよーだ』で人気が爆発。一気にスターダムへと駆け上がりました。

そしてボケ担当の松本人志さんは卓越したアドリブ力と企画から漫才、コントまですべてを高いレベルでこなすことのできる多芸さから「天才」の名をほしいままにしました。

映画監督業への進出

映画監督業への進出

2007年からは映画監督業にも進出。四本の映画を監督し、その内の二本では主演を務めています。

松本人志監督の作品は以下の四つになります。

・大日本人 2007年
・しんぼる 2009年
・さや侍  2011年
・R100   2013年

松本人志監督の作品は、どの作品も賛否両論が激しく、決して一般受けする作品とは言い難いです。それでもさすがは「天才」といわれる一流芸人。そこかしこに光るものがあるのも、また事実というもの。

さて、この中で最も評価の高いのはどの作品なのか? 早速、発表していきたいと思います!

松本人志監督の映画人気ランキング

松本人志監督の映画人気ランキング4位:大日本人

大日本人

大日本人

松本人志の記念すべき初監督作品はここにランクイン!2007年の公開直後には二日間で15万6700人の動員を記録し、興行収入は2億2691万円に達しました。

その内容は大佐藤大(だいさとうまさる)という巨大な怪物と戦う変身ヒーローの日常と戦いをドキュメンタリー形式で追っていくというもの。

この作品では監督、主演、脚本とひとり三役を務め、改めて松本人志さんのバイタリティと多才性を感じさせる作品となっています。

また「第8回ビートたけしのエンターテインメント賞話題賞」、「TSUTAYA映画ファン賞2007」の日本映画部門投票数第6位となるなど、話題性に富んだ作品でもあります。

この映画は確かに一度観ただけでは判断が難しい作品かもしれません。

それでも優れた感性と閃きによって撮られた「大日本人」は、観れば観るほど味がでる……そんなスルメのような中毒性を含んだ映画に仕上がっているのです。

松本人志監督の映画人気ランキング3位:R100

R100

R100

第3位は現在、松本人志監督が撮った映画の中では一番新しい作品である「R100」!

SMを題材とした新感覚エンターテイメント作品であり、松本人志という天才の研ぎ澄まされた才覚と美的感覚を映像という媒体に落とし込んだ映画となっています。

主人公の片山貴文は家具店で働くサラリーマンですが、じつはマゾの属性を持つ男。その性癖を満足させるために怪しいSMクラブ「ボンテージ」入会します。

しかし派遣された女王様によって日常生活は崩壊、やがて家族にまで影響を及ぼしはじめ…という物語となっています。

「R100」での松本人志さんは監督と脚本にほぼ専念しており、出演はチョイ役程度。自身の持つ力のすべてを映画の制作に注ぎ込んでいます。

またどれもマイナーな賞ではありますが、第17回オンライン映画批評家協会賞、ボーヌ国際スリラー映画祭の新人賞、アウトライヤー映画祭の監督賞の三冠に輝いています。

「R100」は「考えるな、感じろ!」を地でいくような映画です。その怪しい輝きに誘われるままに観はじめたら最後、気がついたらはじめて味わう不思議な感覚の虜となってしまうこと間違いなし!

松本人志監督の映画人気ランキング2位:しんぼる

しんぼる

しんぼる

第2位にランクインした「シンボル」は、海外で評価されることを意識して作られた作品です。

この映画は「大日本人」と同じく、松本人志さんが監督、脚本、主演の三役をこなしており、改めてその才覚と多芸さを天下にしらしめました。

さて映画の内容ですが、簡単に説明すると「摩訶不思議な不条理もの」。エスカルゴマンというメキシコのプロレスラーと密室に閉じ込められたパジャマ姿の男、ふたつの視点で物語は進行していきます。

そしてパジャマ男の行動は、なぜかエスカルゴマンに対してなにかしらの作用が働き、最後には意外な結末が待ち受けています。

この作品は前述のように当初から海外を意識して作られたものであるためか、日本国内よりも海外での方が高評価を得ています。

例を挙げますと三大映画祭のひとつであるカンヌ国際映画祭では「ある視点部門」に出品され、第7回オービット・コンペティションではグランプリを獲得。

このことからも「しんぼる」の海外での人気のほどが伺えるでしょう。

この映画の楽しさの肝は、エンディングでさまざまな解釈ができるところでしょう。

各人によって異なる感想や意見、作品を彩る絶妙なさじ加減のギャグ、そして不可思議な後味を残した幕引き……。

映画監督・松本人志の新たな境地といっても過言ではない、そんな作品なのではないでしょうか。

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三島マコト

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