浜田は生活費や遊興費に困ったため、内妻と共謀して「内妻の親戚」「養子の高校生男子」「土木請負業の従業員」に保険金をかけて殺害して死刑囚となりました。2017年6月26日午前0時48分頃、巡回中の職員が、寝ている浜田の口元に吐瀉物がついているのを確認。呼びかけに応答せず、呼吸もしていなかった。自分の吐いたものを喉に詰まらせた窒息死とみられています。

不動産業の男に協力して農業男性を殺害。その後、発覚を恐れて不動産業の男も殺害、銀行口座から20万円を奪った。その翌年には、知人男性を殺害して320万円を奪った容疑で死刑囚となった高田和三郎ですが、肺炎治療のため、2018年6月から病棟に収容されます。2020年10月16日朝に苦しそうな呼吸をしているのを職員が発見。酸素吸入などをしたが、午後11時10分頃に容体が急変し、翌17日午前0時45分に死亡しました。

高橋死刑囚は92年7月、広尾病院の医師（当時37）が土地売買で得た現金を奪おうと計画。実行役ら3人（いずれも無期懲役確定）と共謀し、医師と知人の美容院経営者（当時32）を都内のマンションに監禁し、現金を奪った上、栃木県の山林に埋め、窒息死させました。2021年2月3日、急性冠症候群のため東京拘置所で病死しています。

昭和63年6月、金融業を営んでいた男性の事務所で、男性と妻をバールのようなもので殴るなどして殺害。室内にあった1200万円を奪ったとして死刑判決を受けた高橋和利は、再審請求中だった2021年2月3日、誤嚥性肺炎のため東京拘置所で病死しています。71歳でした。

岩森が経営していた運送会社が倒産。金に困って顔見知りの夫婦を鈍器で殴って殺害、1万円を奪ったとして死刑判決が下ります。東京拘置所に収監されますが、加齢による筋力の低下や歩行障害があり、血液検査で炎症反応が出ていたため、2021年12月初めから病棟に収容されます。不整脈があったため抗生剤点滴などを受けていましたが、11日夜に容態が悪化。午後11時58分、心不全により死亡しました。

窪田死刑囚は1988年10月、保険契約でうその説明をしたことが発覚するのを免れるため、北見市の矢田勝治さん（当時61歳）方で、矢田さんと妻の和枝さん（同56歳）の首などをドライバーや出刃包丁で刺して殺害したとして死刑判決を受けます。2023年6月以降、衰弱の為札幌刑務所の病棟へ移設され、肺炎や糖尿病などと診断され、昏睡状態に陥っていましたが、9月23日午前、誤嚥性肺炎による呼吸不全で死亡しました。78歳でした。

農業男性に600万円の生命保険をかけさせたのち、男性に青酸化合物入りのカプセルを飲ませ死亡させたとして逮捕され、死刑判決を受けた富山常喜。逮捕された理由は、被害男性が「富山に薬を飲まされた」と呟いたことから。しかし富山自身は冤罪を訴える中、2003年9月3日午前1時48分、慢性腎不全により死亡してしまいます。86歳でした。

帰宅中の女性を強姦目的で声をかけたが、逃げようとしたので首を絞めて失神させ、車内に引きずり込んで強姦したのち窒息死させ、その後まったく同様の手口で別の女性を殺害したとして死刑を言い渡された晴山広元は、2003年12月に八王子医療刑務所で進行性胃ガンの手術を受けるも、2004年6月4日午前7時40分、ガンによる全身衰弱のため死亡しました。70歳でした。

諸橋被告は、自分のバーに勤めるホステス（当時30）が内縁の夫（当時36）と別れたがっていたことから、夫を殺し、夫が入っていた死亡時1,200万円の保険金を分配することをホステスと共謀。Ｂとホステスに好意を寄せる店のバーテンＣ（当時33）を仲間に引き込んだうえ、1978年4月24日深夜、内縁の夫を江東区内のカーフェリー埠頭に誘い出し、睡眠薬の入ったドリンク剤を飲ませて首を絞めて殺害。死体は草むらに捨てた。死刑囚となった諸橋昭江は、2007年5月14日、急性心筋梗塞と診断され、都内の病院で治療を受けていましたが、7月17日に間質性肺炎で死亡しました。75歳でした。

警視庁警部・澤地和夫は警察を退職後、居酒屋経営に挑むもこれに失敗。1億5000万円の負債を抱えてしまう。その後は暴力団関係者と違法な会社を運営するなど、裏社会で生きていくようになった。落ちるところまで落ちた彼は、最終的に「金持ちを殺して大金を奪う」ことを思いつく。そして裏社会で知り合った猪熊武夫ら共犯者とともに、標的を山中湖の別荘に誘い込み、2人の金持ちを殺害しました。死刑囚となった澤地和夫は、2007年10月に胃ガンが判明し、11月に手術するも切除できない状態でした。その後の抗ガン剤治療などを拒んでいましたが、2008年12月16日午前1時47分、多臓器不全のため死亡しました。69歳でした。

1977年と1979年にそれぞれ女性を殺害して無期懲役刑を言い渡され、1999年11月に仮釈放されますが、2001年に交際していた女性が借金の返済を拒み、帰ろうとしたことに腹を立てて絞殺し、その後死刑が言い渡されました。2007年4月から胆管ガンがみつかり、大阪医療刑務所で治療を受けていたところ、2008年2月7日、胆管ガンのため死亡しました。68歳でした。