そんな円楽さんは。2016年に写真週刊誌「フライデー」に４０代女性とラブホテルに入る姿を撮られて騒動に発展しています。円楽さんは記者愛煙で「浮気」と認めて謝罪した上で、女性との関係、奥さんの反応、「フライデー」への感謝などを率直に話し、最後には今回の騒動の「謎掛け」も披露するなど終始和やかムードに。その後の笑点ではメンバー全員から円楽さんはいじられてしまいました。

政権忖度が横行するテレビ業界の中で、平然と政治風刺ネタに踏み込むのが笑点と言われています。もっと言うと、円楽さんの安倍政権批判ネタは放送事故レベルと言われ、炎上を招きました。

2020年1月26日放送回で、円楽さんはふたつの安倍政権批判ネタを披露しています。最初に飛び出したのは、大喜利の定番、即興で3行詩をつくるお題で、「1.いまの　2.日本は本当に　3.民主主義国家ですか？」と回答。そして回答者が行列に並んでいる人に扮するお題で、春風亭昇太が「長い行列ですね～」とネタ振りをすると、安倍政権による「桜を見る会」の名簿破棄を茶化して「えぇ、これシュレッダーの順番待ちなんですよ」と回答。

しかし2018年5月27日放送で、三遊亭円楽、林家木久扇が立て続けに安倍首相を風刺する回答をしていました。春風亭昇太から「人はうるさいと耳をふさいだりなんかしますよね。そこで皆さん、今回耳をふさいでください。で、一言言ってください。私が『どうしたの？』って聞きますから答えてください」とお題が出されると、三遊亭円楽は「トランプ氏から国民の声は聞かなくていいと言われました」と、林家木久扇は、「沖縄から米軍基地がなくなるのはいつなんだろうねぇ」と安倍政権への痛烈な風刺を連発していました。これが放送されるやいなや、ツイッターを中心にネトウヨや安倍応援団から一斉に非難が手中し、『笑点』は大炎上したそうです。

生まれ： 1970年12月11日
出身地：東京都 台東区
配偶者： 国分佐智子 (2011年から)
兄弟姉妹： 林家 正蔵、 海老名 美どり、 泰葉
両親： 初代 林家 三平、 海老名 香葉子
学歴： 中央大学、 東京都立竹台高等学校
身長： 166 cm

「昭和の爆笑王」初代林家三平の次男、祖父は七代目林家正蔵。1990年より修業に入り、2002年真打昇進。2009年二代目「林家三平」を襲名。シンガポールや中国での落語公演、健康や笑いをテーマにした公演で活躍すると、2016年5月から笑点メンバー入りを果たします。しかし2021年12月、突然番組を降板すると世間に衝撃が広がりました。

実は三平さんは「おもしろくない」と視聴者からの評判が悪く、笑点のデータ放送での人気投票では圧倒的な最下位を記録するなど、人気の無さは明らかでした。さらに不謹慎ネタで炎上も姉いています。三平さん自身は徹子の部屋で、「未熟な自分はもっと人生経験を積んで勉強する必要があると感じた」と、その真相を語っています。

生まれ： 1949年6月5日
出身地：北海道
身長： 174 cm
師匠： 三笑亭夢楽

1977年8月より、5代目三遊亭圓楽と6代目三遊亭圓窓の降板に伴い、5代目圓楽の弟子三遊亭楽太郎と共に『笑点』レギュラーに抜擢されました。着物は圓窓のピンクを引き継いでいます。大喜利メンバーとしては、「お調子者の一八」的な答えの良さよりも一発ギャグ等の突飛な面白さを重視するタイプで、「前の問題の形式を引きずった答え」を言って座布団を取られることも。なお、楽太郎と共に戦後生まれで初の大喜利メンバーであり、また、加入当時夢之助は28歳、楽太郎は27歳であり、20代でメンバー入りしたのも2024年現在この2人が最後となっています。

落語会のエースとして今後が期待されていた夢之助さんに悲劇が訪れます。それが突然の降板事件です。表上は真打に昇進するための修行と言われていましたが、どうやら理由は他にあったといわれています。ある日夢之助さんは自己紹介の際に「市販の薬はあまり効かない」と発言します。しかし番組スポンサーの龍角散がこれに激怒。さらにライバルの製薬会社のCMに出演したことで激怒。これが原因で降板させられたという説が有力になっています。