
バブル遺産40選と現在・日本と海外別!ホテルや建物など衝撃順ランキング【2025最新版】
バブルでお金があふれていた時代には、さらなる利益を図ろうと多くのホテルや建物が建てられてきましたが、そのバブルがはじけたために、別の運命をたどってきた、所謂バブル遺産が後を絶ちません。そこで今回は、バブル遺産を、現在が衝撃順にランキング形式で紹介します。
1位:ホテル川久
世界のバブル遺産 現在が衝撃ランキングTOP5-1
5位:ジッダタワー

総工費は46億リヤル(約948億8000万円)
ジッダ・タワーは、ジッダ北部の紅海に面する地域に建設中の再開発地区「ジッダ・エコノミック・シティ」の中央部に建設中で、完成時の高さは1,000mに及ぶ世界初のハイパービルディング(超々高層ビル)となる見込みで、これは現在建設中のビルを含め世界一の高さです。総工費は46億リヤル(約948億8000万円)。当初、タワーは着工後3年で完成する予定であったが、2017年5月現在もなお建設途上である。工事を指揮するアル=ワリード・ビン・タラール王子によれば、2019年にオープン予定というスケジュールが示されています。世界金融危機の影響で工事は一時中断。2022年6月時点では労働問題やCOVID-19パンデミックの影響などもあって開発が停滞しており、実際に完成まで漕ぎつけられるかまたその時期について見通せない状況にあります。
4位:ドバイクリークタワー
3位:サトーンユニークタワー
2位:オルドス市カンバシ新区の建物

「中国最大のゴーストタウン」
炭開発による経済成長、石炭バブルの資金流入が背景にあったとされている。新区は100万人都市として、2004年から建設が始まった。東勝区から30キロ離れた草原に、高層マンションなどの住宅、大型ショッピングセンター、スタジアム、美術館、図書館、空港などが次々と姿を現していった。ところが、2008年のリーマンショックに端を発した世界的な金融危機が発生、中国でも不動産市場が低迷。中国政府の大規模経済対策によって住宅価格は持ち直すものの2010年には世界最大のゴーストタウンとして知られることになります。「中国最大のゴーストタウン」として世界的に注目される存在となったカンバシ新区の抜け殻状態は現在も続いているそうです。
1位:ヤンキース新球場

「新球場は欠陥球場」
開業: 2009年4月2日
所有者: ニューヨーク市経済開発会社
建設費: 15億ドル
2009年に新スタジアムが開場すると、一試合平均4本以上の本塁打が飛び交っており、大リーグの全本拠地球場の中でも一試合辺りの本塁打数が著しく多い球場として知られる。建設費が15億ドル掛かったことでチケット料金が高騰し、1席平均70ドル(開場当時の為替相場で約7000円)もすることが物議を醸しました。本塁打の乱発現象に対し、「ゲームが大味になるからつまらない、何とかしろ」「新球場は欠陥球場」などの批判的な声も上がっており、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMや米国の気象会社が原因究明に乗り出すことに。
まとめ
ここまで日本のバブル遺産 現在が衝撃ランキングを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。日本の1位は、ホテル川久、海外の1位は、ヤンキース新球場でした。みなさんもここで紹介したバブル遺産をチェックしてみてはいかがでしょうか。
開業:1991年
場所:和歌山県西牟婁郡白浜町(南紀白浜温泉)
1991年、バブル絶頂期に誕生した夢の城、ホテル川久は、もともと「旅館川久」として1949年に創業。昭和天皇も宿泊した白浜では屈指の木造純和風旅館だったそうです。当時からお客様を喜ばせたい!の一心で、私設雅楽団を持ち、連日雅楽を上演したり、猿芝居や、日本で初めての生バンド付きカラオケを開催。多くのお客様に愛されて40周年を機に、1989年、2代目社長とその妹がバブルの勢いに乗って「世界の数寄屋ホテル」を目指して全面建て替えを決行。世界中から超一流の資材と職人をかき集め、総工費400億円をかけ、1991年ついに夢の城「ホテル川久」完成。しかし、1995年、わずか開業から5年足らずで経営破綻。その後その後1998年にカラカミ観光が30億円で買収。現在は庶民でも手の届く高級ホテルとなっています。