
バブル遺産40選と現在・日本と海外別!ホテルや建物など衝撃順ランキング【2025最新版】
バブルでお金があふれていた時代には、さらなる利益を図ろうと多くのホテルや建物が建てられてきましたが、そのバブルがはじけたために、別の運命をたどってきた、所謂バブル遺産が後を絶ちません。そこで今回は、バブル遺産を、現在が衝撃順にランキング形式で紹介します。
24位:ヘレナ国際ホテル
23位:清里
22位:北の京・芦別
21位:蓼科仙境都市

「先生のいない学校」「屋根のない病院」
着工:1969年
場所:長野県佐久市
蓼科仙境都市は長野県佐久市にある別荘地、総合リゾート施設で、一部に手入れの行き届かない箇所がありますが、現在も管理されており全体が廃墟なわけではないようです。富士コンサル株式会社が1969(昭和44)年頃から開発を始めたもので、1973(昭和48)年より「蓼科ソサエティクラブ」として運営が開始された。「蓼科ソサエティクラブ」は入会金を納め理事会の承認を得て加入する預託金会員組織で、会員は非会員より低額でクラブ施設を優先的に使用できた。「先生のいない学校」「屋根のない病院」等のキャッチフレーズで、家族ぐるみの健康開発・親睦の場として売り出されていたようです。
日本のバブル遺産 現在が衝撃ランキングTOP20-16
20位:卑弥呼の里
19位:鬼怒川温泉
18位:フォルテ
17位:神戸フルーツフラワーパーク
16位:アジア太平洋トレードセンター

現在はアウトレットモールなどを運営
開業:1994年
場所:大阪市住之江区咲洲
ITM棟とO’s棟からなる、大阪南港の大型複合施設で、レストラン街やショップなどが入った「O’s(オズ)」、各種イベントや展示会などが開催される「ATCホール」、「ウミエールキューブ」、住・生活関連のショールームなどが揃う。シーサイドの抜群のロケーションで、ショッピングが楽しめます。しかし、交通の便が悪く、さらに賃料が高いことからテナントがガラガラで、大量の赤字を垂れ流し、経営破綻。その後、再建に取り組んで、2005年にようやく初の黒字を計上し、現在はアウトレットモールなどを運営して、黒字となり、テナント入居率も90%近くに回復しています。
場所:福島県いわき市添野町
ヘレナ国際ホテルは、ゴルフ場の敷地内にあるバブル時期に長期滞在を目的に建てられた巨大ホテルですが、資金繰りなどの理由で建築途中で工事が中断した為、他ではあまり見ることが出来ない、内装途中の状態やコンクリートの打ちっ放しなどが多く存在します。廃墟になっているわけではなく、管理されていて、テレビや映画などの撮影でよく使われています。