ポート・マフィアの準幹部。一構成員でしかなかった自分を見出し、準幹部にしてくれた恩から、現首領ながら人望の薄い森鴎外派に立つ。立方体の形をした亜空間を作り出して自由に操る異能を持つ。

互助組織《羊》の一人。中也を組織に誘う。圧倒的な戦闘能力や「荒覇吐」についてマフィアの太宰と共同調査をしていたことから不信感を抱かれていました。

能力名：そして誰もいなくなった(And Then There Were None)

英国の古い異能機関《時計塔の従騎士》の近衛騎士長。長いブロンドに薔薇のコサージュが付いたヘッドドレスをしている淑女。作中で異能力を使用する描写が無いため、現時点で詳細は不明。元ネタはイギリスの小説家、アガサ・クリスティの長編推理小説『そして誰もいなくなった』。

異能力：白鯨（モビー・ディック）

組合の職人(フェロークラフト)の一人。組合の横浜遠征のメンバーの中では最年長で、豊かに蓄えた口髭が特徴。空中に浮遊する白い鯨を具現化し操る能力を有する。作中では、豪華客船に代わる組合の空中要塞として運用された。その際に身体の大部分を組合によって改造（身体の七割を兵器に置換）された為、メルヴィルの操作を離れてしまった。

能力名：憑き物落とし

『文豪ストレイドッグス外伝』最大の敵にして、綾辻最大の好敵手。上空から憑物(妖怪)を相手に落とし、精神を変調させる能力を持つ。ただし憑物はランダムで選ばれるため当たりハズレがあり、ハズレの時は漬物が落ちてくるという何とも気まぐれな能力。

異能力：タイムマシン

各国の諜報機関から十年以上に亘って追跡を逃れてきた凄腕テロリスト。古風な映写機から出る光を浴びた物体の時間を操ることができる能力を持ちます。｢この世の理を外れた異能｣と呼ばれる時間干渉系の異能力で、存在の不確定性を利用し｢存在｣そのものが過去にあるように誤認させる。ひとつの物体に対し一度しか使えないながらその威力は脅威的で、人の記憶信号を過去の同一人物に送り擬似的な過去遡行を行ったり、一瞬しか存在し得ない極大なエネルギーを現実世界に固定させ、半径数十km以上を一瞬にして焼き尽くす兵器を運用できる。

異能力：若草物語

組合(ギルド)の徒弟(アプレンティス)であり作戦参謀。
高い情報処理能力で組合の作戦を考える。その能力はフィッツジェラルドにも評価されている。個室で考え事をする時にだけ時間の流れが八千分の一になる能力を有し、異能力によって与えられた膨大な時間と、オルコットのずば抜けた頭脳とリサーチ力のおかげで、まるで未来を予言するかのような完璧な作戦書を作ることが可能になる。

異能力：きのうの影踏み

内務省異能特務課・配属2年目の新人エージェントで、政府から特A級危険異能者に指定されている殺人探偵こと綾辻行人の管理と監視、非常時の抹殺を主な職務としている。「影の仔」と呼ばれる奇妙な異能生命体を操るとされているが、実際には命令を聞くことはなく、いつ姿を現し、誰を攻撃するのか判らない。

異能力：鉄鉢の中へも霰

種田山頭火とは、漫画『文豪ストレイドッグス』の登場人物。内務省異能特務課の長官。坊主頭で丸眼鏡をかけ、関西弁を話す。自分の近くで発動された異能の内容が瞬時に判る能力を持つ。

異能力：風と共に去りぬ

豪華なドレスを身にまとった貴婦人風の女性で、年齢は20歳。大変な目行けの出身で、言葉遣いは丁寧ですが、高慢な性格でも知られています。風を操り、物質を風化させる事が出来る能力を有し、紙や服といった物体をボロボロにさせることも、人間をミイラにすることもできる。

異能力：堕落論

内務省異能特務課参事官補佐。４年前まではポートマフィアに潜入し太宰治からは『マフィアの凡てを識る男』と呼ばれたマフィア所属の情報員でもあった。モノに残った記憶を読み取る記憶抽出能力を有する。

異能力：Another

綾辻探偵事務所という事務所を開いている私立探偵であり、日本政府による危険異能力者リストのトップに立つ特一級異能力者の一人。希少性の高い絶対的真実に基づいて発動する異能を保有している。様々な確率を飛び越えて標準的に死を与えるため、予防もキャンセルもできない。だからこそ危険であり、内務省異能特務課による２４時間監視が行われている。

ポートマフィアの一員で、凶暴な実働部隊を担う武闘派黒蜥蜴の十人長の一人であり、芥川龍之介の妹。異能力は所持していないが戦闘能力は高く、簪のように細い刃物を使い素早い接近戦を得意としている。そのため仕事は潜入や暗殺関係が主である。

横浜の裏社会に君臨する「ポート・マフィア」の首領直轄遊撃部隊長芥川龍之介の部下。芥川のことを先輩と呼び慕っている。ブラム・ストーカーの異能により吸血鬼化させられた樋口。自我を失い黒蜥蜴を襲う。もし異能があるのならこの危機的状況を変える者か同じく危機である芥川龍之介を救うものだと考察されている。

テロ組織及び、殺人結社天人五衰の構成員であり、上空にそびえる「天空カジノ」の総支配人。相手に触れる事で、「自分の知識の中で相手が最も知りたい情報」と「相手の知識の中で自分が最も知りたい情報」を交換する能力を持ちます。

森鴎外が溺愛している赤いドレスと赤いリボンを頭に付けた金髪ロング・碧眼の可愛らしい少女。その正体は鴎外の異能力・『ヰタ・セクスアリス』で造られた異能生命体。飛行能力や戦闘能力を備えており、ドストエフスキーによる襲撃で車が爆破した際は、鴎外に操られる形で彼を助け、ドストエフスキー追跡の際は恐ろしいスピードで追跡した。戦闘では福沢諭吉との対決の際、いくつもの巨大注射器で迎え討ち、彼を追い込むも最終的には斬られ、消えていった。しかし『共喰い』の異能者との対面の際は復活していた。

異能力：千金の涙

《猟犬》隊員。元は犯罪組織の幹部で六年前に隊長の福地から勧誘された。目が見えないが、そのかわりに他の五感が発達しており、発汗、体温、筋肉の音などを感じるようになった。自身を微粒子の群れに変化させ操る能力を持つ。自身とその所有物を微粒子大、つまり約20μｍほどの群れに変化させる。空調の導管など、空間自体が断絶でもされていない限り、僅かな隙間から侵入が可能。

能力名：真冬のかたみ

ポートマフィア傘下の武闘派組織『黒蜥蜴』の十人長。ある人物曰く「金属を操る、闇の処刑人」と称され、様々な金属を操る異能を使う事ができる。金庫を破る細かい作業から、突撃してくる飛行機を止める力技も可能、この能力の一番の恐ろしいのは本人が直接、触れなくても能力が行使できることであり、ショーケースに飾ってあった金属製のマネキンを操作、折れた軍刀の刃の多数の破片を同時に即座に操れる。

異能力：外套

テロ組織《天人五衰》の構成員。例に漏れず特一級の危険異能者です。厳密には外套の裏地を別空間と接続する。接続できる数の上限は不明だが、少なくとも2つの空間へ同時に接続できる模様。また、布の面積が広いため人体などそれなりに大きな物も転送できる。戦闘に限らず、強盗や盗聴、あるいは誘拐、更に傷口から出た血を体内に戻すという応急手当まで何でもできる。本人曰く「万引きの時とか便利」であり、敦曰く「絶対に悪人が持ってはならない異能」。

異能力：魂の喘ぎ

《猟犬》部隊の副隊長にして、敵からも味方からも畏れられる｢血荊の女王｣。「魂の喘ぎ」は自身と触れた者の年齢を自在に操作する能力です。どんな強い敵でも、触れて赤ん坊や老人にしてしまえば勝ち筋が見えるという恐ろしい力。とくにその力は拷問において真価を発揮します。

異能力：雪中梅

《猟犬》隊員。〝隕石斬り〟の異名を持ち、異能技師による生体手術を受け超身体能力を有する部隊員の中でも最強と云われる剣士。純粋な戦闘能力では、隊長である福地桜痴を凌ぐとも。刀の形を自由自在に変える能力を持つ。