片眼鏡を付けた狐目の軍師で位は大尉、茘の国の軍部の最高幹部である。官位で呼ぶなら「漢太尉」だが、奇抜な言動から変人軍師と呼ばれることが多い漢の名はこの茘の国では珍しくもないが、漢の名がつくこの国の重鎮は彼くらいのものと言われています。

玉葉妃の侍女頭。三十路。侍女の鑑であり、アメの使い方がうまい。美女だが苦労が顔に出ている苦労人。有能さ故か男を引きつけない性質があり、 男運はイマイチのようです。

羅漢の甥（異母弟の次男）で養子。19歳。やはり狐目に丸眼鏡をかけ、帯には算盤をぶら下げている。猫猫にとっては従兄であり義兄。猫猫からは「世界が数字で見えている」といわれるほど数字に対する認識が優れており、王宮では財務を担当している。

園遊会にて猫猫に義理の簪を渡したことにより、大きく人生が変わった武官。猫猫の身元保証人になる代わりに花街の老舗楼閣である緑青館の三美姫の1人を紹介するという条件につられて猫猫を後宮の外に連れ出した。向かった緑青館ではやり手婆にその鍛え上げられた筋肉を見込まれ、筋肉好きな白鈴を紹介され骨の髄まで搾り取ろうとされる。

子翠は桜蘭妃付きの侍女です。年齢は明らかになっていませんが、猫猫と同年代ではないかと推察されています。猫猫と同様小柄な女性です。子翠は虫を捕まえて喜んだりするところがとても猫猫と似ていると言われています。子翠はとても人懐っこい性格をしており、猫猫や小蘭ともすぐに仲良くなることができました。

高順の息子であり、壬氏とは乳兄弟の関係にある。壬氏とは同い年であり、幼少期からの幼馴染である。彼は王宮の武官であり、高順と共に壬氏に振り回される苦労人である。幼い頃から痛覚が鈍く、体の頑丈さや筋力が非常に優れており、体格はそれほど大きくないが、まるで化け物のような身体能力を持っています。

鳳仙とは、ライトノベル「薬屋のひとりごと」に登場する緑青館の祇女の一人。かつては緑青館でも人気の祇女で、囲碁や将棋の強さでも知られた。特に囲碁は負け無しで、劇中の他のキャラクターとの強さの相関からするとダントツで最強の打ち手と考えられている。

玉葉妃に仕える侍女三人娘のひとり。活発で比較的小柄。明るい性格の持ち主で、おしゃべりなところがある。優秀だが妄想力が半端なく、マオマオが『不幸な身の上に加え、自ら顔を汚すほどの男性不信で、水晶宮での壮絶ないじめを耐え、一切の弱音をはかずに自分達へ気を使っている』と勘違いしている。

花街の高級妓楼。緑青館でも『一晩の酌で一年分の銀が飛ぶ』とされる売れっ子妓女「三姫」の一人。三姫でも最年少。「女華の話についていけたら、科挙に受かる」とまで言われ験担ぎに受験生を連れてくる客が居るほどの才媛で、特に詩歌作りに優れている。他の三姫と異なり釣り上がり気味の瞳で、いかにもクールな印象のスレンダーな美女。

里樹とは、ライトノベル「薬屋のひとりごと」に登場する上級四妃の一人で、色々と小動物系な美少女。栗毛色をカールで整えた、中華風ロリータとでも言うようなファッション。可愛らしい顔立ちが人気。

猫猫と同じ時期に後宮にやってきた下級女官です。彼女の実家は貧困農家で、彼女自身も後宮に売られた過去を持っていますが、彼女はその暗さを見せません。彼女は猫猫に対して偏見を持たず、親しく接します。彼女は噂話と甘いお菓子が好きで、色々な情報を仕入れてきます。

壬氏の従者である精悍な男性。作中屈指の苦労性・常識人だが、気配りキャラのためかツッコミはあまりしない。まめで気が利く性格で、壬氏とは長い付き合いであり、彼の補佐を務めている。