ロシアは9月3日を「第2次世界大戦終結の日」としていますが、これは「日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」としたようです。このことに関して日本政府は「感情的対立をあおっている」とロシア側のプロパガンダに強く反発しました。外務省は、ロシア国内に住む日本人に危害を加える可能性もあるとして、注意を呼びかけていました。また、日本のアニメはファンが多く注目されているようです。

しかし、中には、ソ連が北方領土を奪ったことを申し訳なく思っているロシア人もいるようですが・・・。古くは1904年2月に日露戦争が始まり、日本が勝利に導かれました。1905年9月に日本はロシアに勝利し、大韓帝国への優越権を獲得しました。現在はウクライナとロシアの戦争により、日本側が西側につき、ロシアとの関係が悪化しているのは事実です。

また日本政府はロシアに経済的に負担をかけ、撤退する企業もでてきています。そのため、反日感情は徐々に膨らんでいるものと思われます。また、大きな国際会議において、ロシアが招待されることはほとんどなく、ウクライナ対ロシアというより、西側諸国対ロシアの戦争と言っても過言ではないでしょうか。ウラジーミル・ジリノフスキー党首は日本の北方領土返還運動に対して東京に核爆弾を落とすべきなどの発言をしています。

中国では1990年から江沢民が反日教育や抗日テレビドラマなどを始め、洗脳によって、日本人は非情で憎むべき民族と考える中国人が非常に多いのです。その結果、反日教育を受けた世代が、現在30代、40代となり、反日感情が生み出されたものと思われます。また、中国を侵略した国は多数あるのですが、日本とその他の国を比較すると、他の国は、経済上の略奪がメインでしたが、日本は自国を豊にするために領土も要求してきました。

日本ほど無恥で残忍だった国はないという印象が植え付けられてしまったのです。彼らは非人道的な行為を繰り返してきたと教えられてきました。1895年の日清戦争以来、日本は2度にわたって大規模な侵略を行い、日本は今でも、現実に向き合わず、罪を認めないと思っている方が多いのです。日本や日本人自体への反感はきわめて少ないとされており、現在は日本文化も若者を中心に人気です。

日本と中華民国が断交した際、「反日」意識が高まったこともありました。また、中華民国は日中戦争を戦った国であり、泛藍連盟系政党の支持派の中には「反日」感情を強く持つ人達もいます。台湾が日本統治下にあった時代には、インフラ整備などが進められたことを説明し、「公に尽くし、忠誠を尽くした偉大な祖先が作り上げてきた日本精神を学び、あなたたちも大切にしてほしい」と発言。

また李登輝は、日本統治時代に台湾人が学んで純粋培養されたのは、「日本人魂」でした。台湾に浸透した「日本精神」があったからこそ、台湾は中国文化に吞み込まれずに近代国家を確立できたのです。台湾人の親日の背景には日本と台湾の歴史的経緯があると言えるでしょう。

子供のころから、「日本は悪い国だ」という教育を受け、学校でも家庭でもテレビや新聞でも「日本は悪い国だ」と言われたら、日本の印象が悪いに決まっています。また、韓国人の文化の根底には「恨（ハン）」という思想があります。恨とは、無念さや悲哀や無常観、そしてあこがれや妬み、悲惨な境遇からの解放願望など、様々な感情をあらわすもので「恨の文化」が日本の印象を悪くしています。最後に韓国人が日本に対して反日感情があるのは儒教の影響があります。

儒教というのは古い中国の思想で、目上の方を敬う思想が根付いています。中国で誕生し、朝鮮半島に伝わり、日本にも伝わりました。儒教の根底にあるものは「目上の人の言うことを聞け」ということです。「年寄りを敬いなさい。」というのは、年寄りが目上と考えているからです。つまり、儒教というのは上下関係の絆が強いのです。

ある意味都合よく国民がコントロールされているのです。政治家たちが、自分達の政治がうまく行かなくなると、日本をバッシングすることで世間の目を自分たちの失態からそらすことを続けてきました。悲しいことにそれしか方法を思いつかないのでしょう。

場合によってはなかった話しを作ることもあるようです。実際には、韓国では現在も日本の文化に対して否定的、地上波テレビの放映をほぼ認めていません。1992年に日本映画が、1998年にはマンガが相次いで制限を解除され、2010年9月にはSKE48が日本語で歌う姿が韓国の地上波テレビで初めて生中継されました。

一方日本の自衛隊映画「亡国のイージス」に出演した韓国人女優チェ・ミンソが韓国で激しく非難されるなどの事件が起きています。現在では、KPOPグループシンガー等は日本のみならず世界中で人気があり世界中から注目される等世界的アーティストを排出しております。また、第2次世界大戦中は韓国併合により朝鮮半島が日本の一部となっていたため、日本や日本人そのものへの敵意を抱く人も存在しています。

人々の扱いを巡る感情的な問題が起こることも多々あります。1991年に従軍慰安婦問題がマスコミで大きく取り上げられました。「従軍慰安婦」問題は韓国国内における「反日」感情の高まりへと発展していきました。ソウルの日本大使館への侵入や国旗を焼き捨てるなど暴動があったことは事実です。事態を重く見た日本政府は調査を指示しました。


その結果、1995年には補償を目的とした「財団法人アジア女性基金」を設立しました。しかし、慰安婦については日本軍による強制連行の証拠はなかったとし、全面的な解決に至ってはありません。実際、日本人の女性観光客が韓国人男性に襲われたことはあり、大きく報道されました。