
日本の自衛隊の不祥事/事件/事故26選・衝撃ランキング【2025最新版】
日野基本射撃場で訓練生が上官を射殺した事件は多くの国民に衝撃を与えましたが、この事件を超える自衛隊の不祥事・事件・事故はあったのでしょうか?そこで今回は、日本の自衛隊の不祥事・事件・事故を衝撃順にランキング形式で紹介します。
日本の自衛隊の不祥事・事件・事故 衝撃ランキングTOP26-21
26位:航空自衛隊事務用品発注官製談合事件
25位:宮永スパイ事件

報復として「トビリシ毒ウォッカ事件」
この事件の責任を取る形で防衛庁長官の久保田円次と陸上幕僚長の永野茂門が辞任した。後任の陸上幕僚長には鈴木敏通の他に飯山茂も候補の一人に挙がったが、逮捕された自衛官が部下であったことから、結局鈴木が就任しています。この事件の報復として起きたと考えられているのが「トビリシ毒ウォッカ事件」で、在モスクワ防衛駐在官であった平野浤治ら2人がグルジア(現ジョージア、当時はソ連の一部であった)のトビリシを視察中、レストランで同席した男の勧めてきたウォッカを飲んだとたん激しいめまい、吐き気、背中の痛みなどを訴えた。平野らは辛くも命を取り留めたものの、日本警察はGRUの報復と受け取っています。
24位:東富士演習場違法射撃事件
23位:防衛大学校学生保険金詐欺事件
22位:防衛施設庁談合事件
21位:自衛隊機乗り逃げ事件
日本の自衛隊の不祥事・事件・事故 衝撃ランキングTOP20-16
20位:玖珠駐屯地武器亡失事件

概要
2006年9月8日午後4時45分頃、第4戦車大隊本部管理中隊の武器庫において、当直の幹部隊員数人が武器庫を点検したところ、庫内から64式7.62mm小銃1丁、同弾倉1個、9mm拳銃1丁、同弾倉2個、双眼鏡1個が消失していたことが判明しました。大分県警・宮崎県警に合同捜査本部が設置されるとともに、第4師団では事件発生から4ヶ月にわたり総動員で捜索を行いましたが発見には至りませんでした。この事故の調査過程で武器庫管理のずさんな実態が明らかとなり、2007年1月、本事案に関与した隊員30名が処分されました。その後も捜索は続けられ、2008年6月に宮崎県高鍋町の小丸川河口から小銃の部品の一部が発見されました。
一般事務用品の調達・管理を担当する千葉県木更津市の航空自衛隊第1補給処において、平成17年度(2005年4月)から20年度(2008年3月)の4年間にわたり発注したオフィス用品の入札を巡って、官側が組織的に談合を主導していたことが2010年(平成22年)3月に発覚。公正取引委員会は官製談合防止法違反に当たるとして防衛省に改善を勧告しました。当面の処置として防衛省は公正取引委員会から排除命令を受けた関連企業5社を3月31日から1年間指名停止処分としたほか、防衛大臣政務官を委員長とする事案調査・検討委員会を設置して全容の解明に乗り出しました。