逗子ストーカー殺人事件とは、2012年11月6日に神奈川県逗子市で、度重なるストーカー被害の末に女性が殺害された殺人事件です。ストーカー被害が把握されていたにもかかわらず事件を防止できなかったこと、行政や警察からの個人情報漏洩が問題視されました。またストーカー行為等の規制等に関する法律の不備が指摘され、同法の改正につながりました。2012年11月6日、逗子市のアパート1階居間で33歳のフリーデザイナーの女性が刃物で刺殺され、犯人の東京都在住の元交際相手の40歳の男が、同じアパートの2階の出窓に紐を掛けて首吊り自殺しました。

2022年11月29日 16時30分頃、宮台が教授を務める八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス構内で面識のない男に後頭部を殴打されたうえ、刃物で首など数か所を刺され重傷を負いました。警視庁捜査1課は殺人未遂容疑で行方を追っている男の動画と写真を公開した。事件発生から約2か月が経った2023年2月1日、容疑者とみられる男が死亡していたことが判明。2022年12月16日に自殺を図ったとみられています。

1938年（昭和13年）5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重（現・津山市加茂町行重）の貝尾・坂元両集落で都井睦雄によって引き起こされた事件で、刃物以外にも銃を使用して村民30名を約2時間で惨殺し、最後は都井の自殺で終わりました。日本が明治維新後に西洋式の近代法制を整備して以降、戦争行為を除く犯罪としては、2019年までの長くに渡って最大の犠牲者数で、横溝正史の小説『八つ墓村』、および西村望の小説『丑三つの村』のモチーフになった事件です。

桶川ストーカー殺人事件は、女子大学生が元交際相手の男を中心とする犯人グループから嫌がらせ行為を受け続けた末、1999年（平成11年）10月26日に埼玉県桶川市の東日本旅客鉄道（JR東日本）高崎線桶川駅前で殺害された事件です。警察の対応が問題視されるとともに、ストーカー犯罪の法整備が進むきっかけとなった事件でもあります。首謀者と見られる小松和人は、北海道弟子屈町の屈斜路湖で、水死体となり発見されました。

三島事件とは、1970年11月25日に作家の三島由紀夫が、憲法改正のため自衛隊に決起（クーデター）を呼びかけた後に割腹自殺をした事件です。この事件は日本社会に大きな衝撃をもたらしただけではなく、日本国外でも速報ニュースとなり、国際的な名声を持つ作家が起こした異例の行動に一様に驚きを示しました。

2017年12月7日、富岡八幡宮第21代宮司が、神社近郊の路上で前々任の第20代宮司であった実弟に日本刀で斬りつけられ、殺害されました。 宮司が搭乗していた車の運転手も、共謀していたと思われるXの妻などに追跡され、傷害を負ったが命に別状はありませんでした。容疑者の実弟と妻は、2人で敷地内まで逃げた末、実弟は境内にてサバイバルナイフで妻の胸や腹を刺して殺害した後、自身の左胸を刺して自殺しました。

名古屋立てこもり放火事件は、2003年9月16日に愛知県名古屋市東区東大曽根町本通で発生し3人が死亡・41人が負傷した殺人・現住建造物等放火・強盗・人質強要・銃刀法違反などの事件です。「平成最悪の立てこもり事件」として取り上げられました。容疑者は、運送会社「軽急便」の賃金不払いに抗議した社員の男で、支店長を残し人質7人を解放した直後の13時10分ごろにライターでガソリンに火をつけ自決しました。この様子は生中継されており、世間に大きな衝撃を与えました。

尼崎事件は兵庫県尼崎市を中心に複数の家族が監禁・虐待され、死へ追いやられた連続殺人事件で、首謀者の角田美代子は、長年に渡り、様々な家族を乗っ取り、金を脅し取ったうえで、崩壊させていきました。2012年12月12日午前6時20分ごろ、兵庫県警本部の留置所にて、Xが布団内で長袖Tシャツを首に巻きつけ、自殺を図っているのが発見され、病院に搬送後、死亡が確認されました。

2023年2月19日、32歳の男が恋人の自宅で発砲。AP通信によればこの家にいた13歳、14歳、19歳の女性が死亡し、この男はそのあと12歳の女の子に性的暴行を加えたそうです。犯人は12歳の女の子に「家から出てくように」と告げ、この女の子は裸のままそばにいた1歳の赤ちゃんを連れて脱出。2人とも病院に搬送されたが生命に別状はないと伝えられています。事件現場となった民家は犯人の恋人の自宅で、保安当局によれば、その恋人は19歳と12歳の被害者の母親。1歳の赤ちゃんは19歳の女性の子どもで、犯人は発砲を繰り返したあとその銃で自殺しています。

ドイツ北部ハンブルクで、2023年3月9日夜、宗教団体「エホバの証人」の施設にいた人たちが何者かに銃撃され、複数の死傷者が出ました。地元の警察などの当局は、事件から一夜明けた10日、現地で会見し、当時、現場にはおよそ50人がいて、これまでに8人の死亡を確認したほか、けがをした人も8人にのぼると発表しました。この中に容疑者である元信者も含まれていることがわかっています。

禹 範坤（ウ・ボムゴン）は、1982年4月26日から翌日にかけて、韓国南部の慶尚南道宜寧郡宮柳面で57人（56人、59人、62人などの説もある）を殺害、35人に重軽傷を負わせた事件を起こした警察官です。武装警官は辺り一帯をしらみ潰しに探索し追い込まれた禹は山奥の民家に立て籠って一家3人を人質に取ったが、警官に包囲されて午前3時45分頃に禹は手榴弾で自爆。人質も巻き込まれて犠牲となりました。

ヨケラ高校銃乱射事件は、2007年11月7日にフィンランドトゥースラヨケラのヨケラ高等学校で発生した銃乱射事件です。18歳の学生、YouTuberのペッカ・エリック・オーヴィネンが半自動拳銃で武装して登校し、8人を殺害、1人を負傷させたのちに自身の頭部を銃撃しました。他の12人も、飛散した硝子や足首の捻挫により負傷。オーヴィネンはこの日の夜遅く、ヘルシンキの病院で死亡しています。

モントリオール理工科大学虐殺事件は、1989年12月6日にカナダ・ケベック州モントリオールのモントリオール理工科大学で起きたフェミサイド並びにヘイトクライムです。犯人はマルク・レピーヌという当時25歳の男で、半自動小銃と狩猟用ナイフを用いて女性ばかり28人を銃撃、うち14人を殺害、14人に怪我を負わせた後、銃で自殺しています。

2008年8月9日、中国北京の鼓楼で、二人のアメリカ人旅行者とツアーガイドが殺傷され、内一人が死亡した事件です。犯行後、犯人は鼓楼から飛び降りて自殺しています。この事件は北京オリンピックの期間中に発生。外国人に対する犯罪が少ないとされているなかでこの事件が起きたことに衝撃が広がりました。