
歴代の誘拐事件50選・日本と世界別!衝撃ランキング【2025最新版】
身代金目的や性犯罪目的など、様々な誘拐事件が発生しています。そこで今回は、日本や海外で発生した誘拐事件を衝撃順にランキング形式で紹介します。
日本の誘拐事件の衝撃ランキングTOP37-1
37位:カービン銃ギャング事件
36位:雅樹ちゃん誘拐殺人事件

社会に異常な衝撃と深刻な不安を与えた事件
雅樹ちゃん誘拐殺人事件は、1960年5月16日から18日にかけ、東京都で発生した身代金目的の男児誘拐殺人事件です。 多額の借金を重ねた元歯科医師の男が、身代金を得るために裕福な家庭の子供を誘拐することを企て、登校中の男児を誘拐しました。犯人は思うように身代金を得ることはできず、誘拐事件を詳細に報道した新聞記事を読んで狼狽していたところ、男児の呼吸・脈拍が弱くなっていることに気づいたため、殺害を決意。男児に都市ガスを吸入させて一酸化炭素中毒死させ、死体を積んだ車を杉並区上高井戸の路上に放置しました。登校中の児童が誘拐・殺害された本事件は、被害者と同じ学校に通う児童やその父兄だけでなく、日本各地の児童やその父兄をはじめ、社会に異常な衝撃と深刻な不安を与えました。
35位:名古屋女子大生誘拐殺人事件
34位:渋谷女子大生誘拐事件

身代金は3億円
美容外科医で、池田ゆう子クリニックの院長を務める池田優子の長女(当時21歳で、大学4年生)が、渋谷区の自宅から通学のため外出した2000年6月26日午後0時25分ごろ、男性2人から強引にワゴン車に無理矢理連れ込まれ、誘拐されました。この際に目撃者が2名おり1名が110番、1名が近所の交番に目撃情報を申し出ました。犯人たちから、池田優子あてに身代金3億円を要求する電話が計14回かかり、「警察に通報すれば殺す」といった脅迫もありました。同日午後5時ごろ、警察は誘拐した男たちが利用していたワゴン車と同じナンバーの車を神奈川県川崎市中原区の路上で発見。翌日の6月27日午前0時過ぎに川崎駅付近でこのワゴン車を運転している中国国籍の無職の男と韓国国籍の電気工の男の2名を誘拐容疑で逮捕、被害者を無事保護しました。
33位:福岡・佐賀連続児童猥褻事件
32位:泰州くん誘拐殺人事件
31位:名護市女子中学生拉致殺害事件
30位:黒磯小2女児誘拐事件

新潟の女性監禁事件の(監禁期間であった)9年を超えようとしていた
黒磯小2女児誘拐事件は、2001年8月14日に日本の栃木県黒磯市(現・那須塩原市)で発生した誘拐事件です。無職の男A(当時22歳)と男B(当時21歳)が、女児(当時7歳)を自動車(Aが運転)に押し込み拉致、アパートに監禁。女児は、祖父の家の前の路上で、妹と水遊びをしていたところだった。アパートでは、女児の目を粘着テープでふさぎ、両手足を布のベルトで縛って「静かにしろ。静かにしないと死ぬことになる」と脅し、逃げられないようにした。少女を持て余した2人は「いっそのこと殺そうか」などとも言い合ったが 結局、翌日正午過ぎに路上で解放。その後、女児は自分で自宅に電話をかけ、保護されました。容疑者は、新潟の女性監禁事件の(監禁期間であった)9年を超えようと言い合っていたそうです。
1954年6月13日、複数の強盗犯が保安庁技術研究所の会計係長夫妻をカービン銃で脅して夫妻を新宿区四谷の主犯の兄宅に監禁。6月14日、7枚の小切手1750万円相当をつくらせ、横浜興銀川崎支店で95万円余を現金化。6月16日、監禁場所を西荻窪に移し、残額の現金化のため連れ出された係長が有楽町の日通営業所で友人と談合中、隙を見て有楽町交番に保護を求め事件が発覚。警視庁は係長夫妻への事情聴取で、体格や手口が似ていることから強盗の前科がある保安庁元隊員K・Oを全国に指名手配。6月22日、主犯Oと共犯だったAが富山市で逮捕されました。