
医療事故や事件50選・日本と海外別!衝撃ランキング【2025最新版】
世界の医療は年々進歩していますが、医療事故・事件があるのも事実です。そこで今回は、歴代の医療事故・事件を衝撃順にランキング形式で紹介します。

えん罪を主張
クリニック側は、守が担当する患者に容態が急変し、重態したり死亡したりする事例が目立ったため不審を抱く。12月4日、私物を取りに病院へ行った守は、医療廃棄物を処理するために箱を廃棄小屋に捨てようとした際、私服警官に呼び止められた。赤い箱の中身を点検すると、筋弛緩剤ベクロニウムの空アンプルが見つかり、更に筋弛緩剤の在庫を確認したところ、守がベクロニウム20アンプルを発注する一方で、23アンプルが使途不明だったことが判明。1件の殺人と4件の殺人未遂の被疑事実で、守が宮城県警察に逮捕されました。守は無実を主張しているほか、診療録の検証を行った長崎大学大学院教授から矯正医官に転じた、神経内科専門医の池田正行(高松少年鑑別所医務課 高松刑務所医務部併任)らは冤罪であるとしています。
衝撃の海外の医療事故・事件ランキングTOP5-1
ダナ・ファーバー事件
— 💡のーみん (@nozomage) 2020年1月17日
🇺🇸で1994年に起きた医療過誤事件。抗がん剤の治験プロトコルが薬剤師や看護師に十分共有、熟知されていなかったために4倍量のシクロホスファミドが投与され死者1名、重症心不全1名の被害が出た事件。

4位:キンバリー・バーガリス事件
キンバリー・バーガリスは、HIVの院内感染で死亡したアメリカ人女性で、キンバリー事件の被害者です。1991年9月、アメリカ連邦議会の公聴会に出席し、身に覚えのないままHIVウイルスに感染し、エイズを発症していることを告白します。彼女は敬虔なクリスチャンで、HIVに感染するような不特定多数との性交渉などの大きなリスクを負っていませんでした。調査の結果、19歳当時に歯科医院で治療した際、医療器具の使いまわしで院内感染したもの、もしくは故意に感染させられたものと推測されたました。この歯科医院の医師自身もHIVウイルスのキャリアであり、1990年にエイズで死亡していました。
アメリカの歯医者で患者に使用済み材料を使い回してHIVに感染させたキンバリー事件を思い出す。 https://t.co/dJHV0BH9hA
— Hashimoto Takeshi (@HashimotoTakes2) 2021年5月19日
学内の倫理委員会による承認が必要な高度な手術だったが、診療部長の独断で実施が認められたこと、執刀医とその助手2名の経験が浅かったこと、患者への適切なインフォームド・コンセントがなされなかったこと、大量出血に備えた輸血用血液の確保を怠ったこと、開腹手術への切り替えの提案を受けるも続行したことなどの問題が指摘されました。2006年、東京地方裁判所は、執刀医、第一助手、第二助手の3名に執行猶予付きの有罪判決を下しました。